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【ムルシエラゴ-アラーニャ-】感想ネタバレ第2巻まとめ

漫画アプリ『マンガUP!』にて連載中の『ムルシエラゴ-アラーニァ- 』第2巻あらすじネタバレ。

朽葉へ依頼された中国マフィアからの梁浩然暗殺は、謎の暗殺者・斑蛇の存在によって混沌を極めるーー。そして、撹乱されたマフィア内に現れる複数の斑蛇…。様々な欲望が錯綜する中、朽葉は依頼を遂行出来るかーー!?

目次

第6話 中国マフィア"黒社會"⑤"
第7話 中国マフィア"黒社會"⑥
第8話 中国マフィア"黒社會"➆
第9話 あーし襲来
第10話 サジタリウスの矢
第11話 サジタリウスの矢②

本編あらすじ

中国マフィア"黒社會"

黑社會の幹部・龙(ロン)は給仕係として紛れ込んでいた斑蛇に後ろから刀で胸を貫かれて殺された。黑社會のボスのカオリは「お飾りの首領は捨て置きましょう。なんの脅威にもならないわ」として見逃される。

その頃、黑社會の幹部・虎(フー)と桃山照美のコンビは天井のシャンデリアを利用して斑蛇(バンシヲ)と呼ばれる相手を倒す。標的である梁浩然(リャンハオラン)を殺そうとするが、前首領の王建の殺害は自分ではないと証言する。裏で糸を引いている人物がいるとして梁浩然は生かしたまま朽葉怜子らと合流しに行く。

その後、朽葉怜子は組織の新しいボス・カオリと合流する。カオリから給仕係が裏切ったことを告げられると、二人の斑蛇(バンシヲ)を倒してくれと追加依頼をする。屋敷内を探索しているとロンを殺した二人組と遭遇する。

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朽葉怜子は二体一と不利な状況ながら勝利する。ようやく朽葉怜子とカオリと、フーと桃山照美の全員が合流。それも束の間、突如本性を現したカオリが虎(フー)を刺す。どういうことなのか事情を聞くと、暗殺業から足を洗いたかったとして危険と隣り合わせの殺し屋より組織のトップにいることを目論んでの計画だった。自身が斑蛇(バンシヲ)のボスであることも認めた。

本当のことを知っている人は少ないほうがいいとして、まだ生きていた幹部の虎(フー)を殺す。怜子は「私達を裏切ったわけではない」として動じない。もともと怜子はカオリが怪しいと睨んでいたが「金さえもらえればいい」として内輪モメには静観した姿勢をとる。

愛する夫の仇としてリャンハオランを殺そうとするが、怜子は「勝手に標的を殺されたら困る」として自らリャンハオランを射殺する。

そして残り500万と割増分の500万、2人分の追加1000万、何度も私をイラつかせたから迷惑料500万の合計2500万を要求する(事情を知らないボスにはロンが約束した3割5分ではなく、5割増と嘘をついて要求)。

最後に組織の資金を用いて怜子に対して「残りの金全部あげるので、あーし専属になりませんか!」と勧誘されるが、「他人の下で働くのはまっぴらゴメンよ」として、あっさりと断る。

あーし襲来

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騒動の終了後、朽葉怜子の家にカオリが「こんちゃ!」と突然訪れる。

カオリは組織を手に入れたものの自らの組織運営の手腕の乏しさと経営のできる部下を失ったことが災いし、無一文になった上に他組織による乗っ取りを受けたため、組織から逃亡し唯一の知り合いである怜子の家に上がり込もうとする。

案の定断られるも、自身の落ち込んだ姿に同情した鴇の家に居候することとなった。鴇に名前を聞かれた際に「キャメロン・ディアス」と名乗ったため、鴇からは「キャメロンさん」と呼ばれることになった。

サジタリウスの矢

目銅大学準教授の萩野目正からハヤブサ「サジタリウス」の始末を依頼される。野生のハヤブサだったサジタリウスを保護したら血液中に特殊なウイルスをもっていることがわかった。それも人に感染すると早ければ数日で死に至る非常に危険な殺人ウイルスだった。

自前の研究所で持て余すこととなった萩野目正はサジタリウスを他の施設へ輸送しようとしたが、その途中で何者かに強奪されてしまう。犯人の目星をつけた依頼人は最後の手段として怜子にサジタリウスの抹消を依頼。

勝手に依頼現場について来た『あーし』こと黑社會首領は「そーゆー事ならあーしにおまかせ!」と清掃員に変装し、サジタリウスを強奪したと思われる製薬会社に一人で潜入することとなる。怜子は製薬会社の近くのビルの屋上で待機しながら見守る。

御勢湯製薬工業株式会社に侵入し、一般のハヤブサの羽根を利用して職員に研究室を案内させる。研究室の場所がわかると案内してくれた職員を得意の針で躊躇なく殺す。

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その死体を利用して別の職員に接触するが、羽根を見ると「発作だろう」として誤魔化してきたことからもサジタリウスはその研究室内のどこかにいることがわかる!

通気ダクトを利用し、研究室の内部に潜入。研究室の中でも厳重な虹彩認識を利用したセキュリティを突破するために研究員を針で串刺しにしながらもギリギリの状態で生かすことでセキュリティを突破する。

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しかし、緊急事態が発生してしまい全ての扉がロックされてしまう。駆けつけた警備員に捕まりそうになるが「ツメが甘いのは織り込み済み」だった桃山照美が現れ警備員をなぎ倒す! 

***感想・評価・考察***

今後の伏線として女子大生が焼死体で見つかったシーンがあります。遺体の血液からハロタン(睡眠ガス)の成分が見つかったことから『ドクターフレイマー』と呼ばれる連続放火殺人犯の存在だけが明かされています。