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【ダイの大冒険】感想ネタバレ第25巻(最終回・最終話・結末)まとめ

1989年から1996年まで週刊少年ジャンプに連載していた『ダイの大冒険』最終巻25巻の最終回(最終話)を含めた感想ネタバレまとめ。結末(ラスト)はいかに!?

バーンの最終兵器により地上消滅か!?絶望の淵に立たされる勇者達だが、地上の仲間達が黒の核晶を止めようと動き始めた。その人々の心とポップの勇気に動かされ、ダイは再び起ち上がる!抵抗を続けるダイ達は奇蹟を起こせるか!?感動の完結巻!

※コミックス:全37巻 文庫版:全22巻 新装彩録版:全25巻

本編あらすじ

ピラァ・オブ・バーンに搭載された黒の核晶の計画が、人間たちの思わぬ結束により阻止され一度は激昂するバーンだが、すぐに冷静さを取り戻し、ダイたちを皆殺しにした後、また同じことを行い地上を消滅させると告げる。ダイは最後の切り札として父バランから受け継いだ紋章の力を解放することを口にする。

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それを聞いたバーンはポップ、アバン、ヒムらを魔宮深くまで落とし、魔力炉の内部へと幽閉。ダイを嘲笑う。これによって怒り心頭に発したダイは紋章の力を完全開放し、竜魔人の形態へと変貌。バーンはまったく歯が立たず一方的に打ちのめされ、ダイが勝利のために己を捨てていることを悟る。そして自身も今の姿を捨て魔獣と化さなければ勝てないと考え、第3の瞳『鬼眼』を完全開放し、巨人の魔物・鬼眼王の姿へと変貌した。

戦いの場は宇宙空間へ移行する。ダイにトドメを刺そうとした直後、真魔剛竜剣がダイの前に現れる。バランの魂がダイの意識を呼び起こし、弱点である腹部の鬼眼を切るように告げる。ダイの反撃を受けるが、バーンは鬼眼の瞼を閉じることで斬撃を防御。

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真魔剛竜剣は無残にも折れ、バーンは勝利を確信したように哄笑する。それでもダイは親友ポップの言葉を胸に立ち向かい、バーンは最後の攻防を演じる。バーンはすでに真魔剛竜剣の一撃で片腕を破壊されており、残った腕でダイを捕らえ締め上げるも渾身の力を振り絞ったダイに砕かれて脱出され両腕を失う。

その状態でもダイを追うが、紋章から発光したダイに眼が眩んだ隙に胸中に飛び込まれ、バーンは腕が無いため対処出来ず、変身前に胸に刺されたダイの剣を引き抜けずにそのままにしていたことが災いし、そこを始点としてダイによって鬼眼ごと真っ二つに切り裂かれ石化・爆散。本体の上半身のみが石化した状態で、自ら求めた太陽を背に宇宙空間へと消えていった…。

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地上に戻り仲間たちと勝利を喜ぶダイ。そこに突如あらわれたのはアバンによって倒されたはずの死神キルバーンと使い魔のピロロだった。キルバーンの正体は機械人形(ロボット)で、使い魔のピロロこそがそれを操る真のキルバーンであった。

更にキルバーンの仮面の下には黒の核晶が隠されており、本来の主ヴェルザーからはこれを用いてバーンを始末するよう指示を受けていた。ピロロは機械人形の核晶を起動させた後、人間たちの絶望を嘲笑って逃げ帰ろうとするがアバンとマァムによって倒される。

爆発のカウントダウンを始めた黒の核晶。いち早く飛び出したダイとポップが取った手段は、爆発に巻き込まれることも省みず、爆発の被害が及ばない上空へ運び隔離するという捨て身の方法だった。しかし、最後はダイがポップを置いていき一人で爆発と共に空中に消えたのだった…。

それから数週間…ポップたちは世界中探し回った。世界中の国民に御触れも出た。だが勇者ダイの行方は全くつかむことができなかった。光り輝くダイの剣が墓のように見晴らしの良い丘に建てられている。ダイを失ったことを悲しむポップだが、レオナから彼の分身でもあるダイの剣がまだ光を失っていないことから、どこかで生きていることが告げられる。

そして仲間たちのその後は…

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ポップはマァム、メルルと共にダイ捜索の旅に出た。ヒュンケルはラーハルトと共に旅に出ている。その後ろには隠れるようにエイミが付いてきている。ヒム、チウ、クロコダインはデルムリン島で作業を手伝う姿が描かれている。

アバンは髭をたくわえた風貌でフローラと共に玉座に座していた(結婚した?)。マトリフは偽勇者たちの面々から金品を巻き上げており、彼らにとって頭の上がらない存在になっている。ここに完結。

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***感想・評価・考察***

ジャンプ黄金期を支えた名作。『ドラゴンクエストシリーズ』の世界観・設定を元にした漫画作品として、1991年にアニメ化され、2010年10月から再アニメ化されました。

未回収の伏線が残っており、姿を消したダイの行方、魔界の奥地に精霊によって幽閉されている冥竜王ヴェルザーの存在、破邪の洞窟の最深部、聖母竜マザードラゴンの語る『邪悪なる存在』、最後まで詳細が明らかにされなかった要素がある。これは大魔王を倒した後に『魔界編』として物語が続く予定だった名残りであることが作者へのインタビューから明らかにされている。

いくつかの謎や矛盾点も残されている。レベルアップしたハドラー&ザボエラコンビを圧倒したマトリフなら、アバン時代のハドラーくらい圧勝できたのではないか疑惑(同じことがブロキーナにも言える)、魔力炉管理者ゴロアが語る魔界の剣豪の存在(武器防具製作者も気になる)、

バランと大魔王バーンが戦った時期も謎。妻のソアラを亡くした後なら、すでに人類側を守る理由がないのにバーンと敵対する理由はない。多少強引に考えるならソアラを亡くしたあとのバランは誰彼構わず喧嘩をふっかける時期があり、そのときにバーンと喧嘩するも勧誘されたので配下に加わる。といった感じだろうか。

また人間界と魔界との行き来の方法も謎のまま。幽遊白書に登場する界境トンネルのような存在があるのか気になる。アバンはキルバーンの仮面を斬った際に、黒の核晶の秘密に気付いているはず(少なくとも機械のことは気づくはず?)とか色々と疑問は残る。なにはともあれ名作であるのは間違いなく、続編書いてほしい漫画の一つです。