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【辱-断罪-上】感想ネタバレ第1巻まとめ

裏サンデーで連載されていた猟奇ホラー漫画『辱-断罪-』感想ネタバレ第1巻まとめ。

辱-断罪- 上 (裏少年サンデーコミックス)

辱-断罪- 上 (裏少年サンデーコミックス)

  • 作者:窪茶
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2017/08/18
  • メディア: Kindle版
 

東北のある地方で大学生3人組が失踪して一年。私立探偵、勝己の元に「行方不明になった息子を捜してほしい」という依頼が転がり込む。法外な依頼金に目がくらみ、東北のとある町に向かった勝己を待ち受けていたのは、常識が一切通じない肉欲と血が渦巻く地獄だった――

本編あらすじ

勝己探偵事務所に、香取と名乗る女性が訪れる。一年前に行方不明になった息子の公平の捜索の依頼しにきた。東北にサークル旅行と称して心霊スポット巡りをしていたが、突如行方不明になってしまった。最初は割に合わない仕事として依頼を断るつもりだった勝己だが、涙を流しながら多額の報酬を出されたことで依頼を受ける事にした。

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早速、失踪したと思われる地域の近くにあったスナックで聞き込み調査をしていると一人の若い女性が「少し力を貸してあげられるかもよ」と声をかけてきた。

女性はこの地域に伝わる神隠し伝説について語りだす。村では神隠しに関する祭りがあるが、少し普通とは違っており、神かくしに遭う人間が悪役で、祀られているのは『人食いの鬼』と呼ばれる加害者側だと話す。

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一方その頃、村の住人である珠樹は男性の解体を初めて担当することになったが、人間を解体している現場で思わず吐いてしまい、男性と目が合い失神。珠樹は生きている人間を解体する理由に疑問を持っているが、親友の水城からは「掟なんだから」と言われてしまう。

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村では以前に公平が娘たちを殺した事件がおきてから、村の責任者になった恭子は掟を重要視するようになった。この掟に対して深く考えるようになった珠樹。ぽつんと「やっぱおかしいよ…私の村…」と呟いた。

その後、肉(人肉)を食べられなくなる珠樹。散歩中に村にある火を欠かさず燃やしている建築物『鬼柱』にも疑問を持ち始める。それは遠い昔、口に出す事もおぞましい迫害を受けたことがあり、その時の事を引き継いでいく為の象徴的な物で、炎はその出来事を忘れない為の憎悪の炎だと説明される。

水城が次の伽の番だとして、村に誘い込んだ男性の夜の相手を担当する。こっそりのぞき込んだ珠樹はなぜだか涙が止まらなかった。恭子からは解体を頑張ろうと言われ、どうしたらいいかわからない珠樹。

二回目の解体では泣きながら解体を進めるが、途中で放り出してしまった。これまで自分たちがしてきたことが異常だと明確に認識した珠樹は村から逃げる事を決意。夜の時間帯に村から逃げるが、村を抜けた山道で恭子に待ち伏せされてしまう。

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村に連れ戻された珠樹は解体の続きをさせられるが「もう許してください」と泣きながら拒否する。恭子はわかったと言いながらも「お仕事はしっかりしてもらうからね」と言い別室に連れていかれる珠樹。今後は伽を担当してもらうと言われるが…。

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翌日から勝己は声をかけてきた心霊研究家の黒沢真紀と一緒に聞き取り調査をするが収穫はない。バス亭で話をしていると黒沢から「私が勝己さんに興味あるって言ったら勝己さん私に興味持ってくれるのかな?」と誘惑される。

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しかし、勝己は相手の目を見て話すと嘘をついているかどうかがわかる特殊能力をもっており「オレに全く気がないのに、何故かついて来てるってのは分かったぜ」と相手にはしない。それでも黒沢は「ちょっと楽しもうよ」と強引に勝己を押し倒すが、いいところで村の巡査に見つかり止められる。

事情を話すと巡査は香取公平と会った事があると話す。駐在所で詳しく話を聞くと一人で山の方に向かったと伝えられる。山に興味をもった勝己に、黒沢はこの村の歴史を語りだす。

その昔、寛永の大飢饉の時にこの付近も例外なくひどい状況で土地は痩せ村は消え、人が沢山死んでしまっていた。そんな中、いくつかの集落の村長が集まって生き延びるために今後の方針を打ち出した。

その方法とは一番男が少ない村を襲い全てを奪うというものだった。村を襲った人間は残虐に殺す事を楽しみ、殺しながら犯す地獄の光景だった。逃げ延びた数人の女が鬼となり村に戻ってみると、使い勝手が良い女以外はみんな殺されていた。

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村を取り戻した鬼達は残った村人を守りつつ、外界に向けては復讐をおこなった。山にはこの地域を限定で守護する鬼神が住んでいる。というのがこの村の言い伝え。

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勝己は気が進まないと言いつつも公平が向かった山に車で入っていく。途中から車を置いて道なりに山の中腹を歩いていくと、辿り着いた先には地図に載っていない小さな村が存在していた。

しかし、村はすでに人為的に誰かによって壊れており、少なくとも一年以上が経過している状態だった。丁寧に壊されている中でも神社だけはなぜかそのままの形で残っていた。

神社を調べるとお堂の中に地下に続く階段を発見。階段には血痕が残されており、「どう考えても罠だよな」と言いながらも奥に向かっていく。拷問部屋を調べていると背後から黒沢真紀が現れ、部屋に閉じ込められてしまう。そして催眠ガスで眠らされてしまった。

数時間後、意識を取り戻した勝己は解体台に寝かされ、目の前には両手両足を切断された珠樹を抱えながら、「もう少しで入るからね」と勝己とセックスさせようとしている水城がいた…

***感想・評価・考察***

辱 (裏少年サンデーコミックス)

辱 (裏少年サンデーコミックス)

  • 作者:窪茶
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/12/19
  • メディア: Kindle版
 

前作ではわからなかった村の歴史が遂にわかりました。実際におきた江戸時代初期の飢饉が全ての始まり。そこから都市伝説で語られることの多いカニバリズムやだるま女など猟奇ホラー漫画の王道をいく展開に。第2巻(下巻)が最終巻となり完結しますが、どのような結末を迎えるかが楽しみです。