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【カッパの飼い方】感想ネタバレ第15巻(最終回・最終話・結末)まとめ

2003年から2010年までヤングジャンプで連載していた『カッパの飼い方』の最終巻15巻の最終回(最終話)を含めた感想ネタバレまとめです。結末(ラスト)はいかに!?

カッパの飼い方 15 (ヤングジャンプコミックス)

カッパの飼い方 15 (ヤングジャンプコミックス)

 

しんしんと降る雪――。カッパたちと過ごす田舎でのお正月。寒さに負けず、たくましく生きるかっくん、かぁたん、キューちゃんを見て「私」はある決意をする。「東京を離れて田舎で暮らそう」仔河童たちが応援するなか計画は進み、ピエールも田舎にやってきてくれることに!! カッパたち、そして「私」の本当の幸せの形が結ばれる感動のフィナーレ!!

本編あらすじ

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主人公は東京の会社を辞め地元の奥吉野に戻る。なんだんかんだ母親も嬉しそうで夕食時は上機嫌になる。村役場への就職も決まり、村おこし課の課長に任命される。

村おこしプロジェクトに悩むが、河童の病気に効くとされる『河童の泉』に全国からカッパの療養のためにテント村ができていることを知り、その場所に休憩所『河童庵』を建てた。

主人公の母親は民宿を始めることにして、あとは料理人探しだった。カッパと飼い主である人間の両方に料理をだすことができるピエールに白羽の矢が立つ。村の特別条例のおかげで人間にも料理を提供できるため、ピエールも念願が叶い嬉しそう。坂本さんはフロア長を務めてくれていた。

病を抱えたカッパたちの保養施設として河童庵は大成功を収め、村の各家が始めた民宿も繁盛している。あとは残された課題が村を訪れた人々に買っていただく(新・かっぱ水以外の)特産物を作る事だった。そこで村長命令で河童カルタを時代に合わせたものに再編し直すことになった。

そのさなか主人公が一句詠みあげる「一生いっしょに暮らしませんか。河童と共に。」その言葉はプロポーズだった。少し恥ずかしそうに「はい」と返事する坂本さん。

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坂本さんの昔話。その少女が初めてカッパを見たのはフェンスの向こう側の米軍・横須賀基地で働くカッパの水平だった。彼女はセーラー服を着たカッパのかわいさに胸を射抜かれてしまった。

高校卒業後、米軍基地勤務を希望するが、両親の猛反対で叶わず東京の短大へ進学する。しかし、ほとんど通学せず、毎日ペットショップのアルバイトに明け暮れた。そして短大は半年で退学し、そのままペットショップに就職する。

そこは毎日大好きなカッパと触れあえることができ、彼女にとってはまさに天国だった。そして半年後、運命の出会いが訪れる。その男性はなんら問題のない普通の仔河童を買うか、それとも甲羅の傷が原因で売れ残り続けていた仔河童のどちらかを選ぶかで悩んでいた。とても心の優しい人だと思った。

傷のある方の仔河童は自分が買い取るつもりでいることを彼に伝えるとほっとしていた。このお客さんが奈良の田舎で幼少の頃よりカッパと共に成長し、それが日本一長生きの天然河童であるなど知る由もなかった。

カッパが縁で仲良くなってどこへ行くにもカッパが一緒だった。やがてそれが自然の流れだったかのように彼の田舎へ一緒について行くことになり、思いもよらない形でプロポーズを受け、そして…数日後には挙式を迎える。

横浜生まれのカッパ好きの少女が今、奈良の奥吉野の空の下で一人泣いている。人は夢が叶うとき、その幸せゆえ涙するのだ。

最終話

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その後、春うららかな日とどこおりなく祝の式は挙げられ、白無垢の花嫁衣裳をまとった坂本さんはすごく綺麗だった。

東京のカッパ仲間たちも来てくれて、しばしの再会を喜んだ。ヘラクレス(チーちゃん)はすっかり元の男らしい姿に戻っていて美代ちゃんによると最近失恋してからこうだと言う。暴れん坊なココアも玉田さんと暮らすようになってからすっかり大人しくなったらしい。

マァちゃんは相変わらず人見知り。美代ちゃんは今年から小学生になり、少し女の子ぽくなっていた。田所さんは新・かっぱ水の売れ行きが好調でずいぶん羽振りがいい。

そして翌日からはごく普通の日々に戻った。早朝四時ちょうどにカータンが雨戸を開ける音で夜明けを知らされ、村中に響き渡る朝のパコ通信の音で目が覚める。

母の包丁の音と味噌汁の匂いが台所の方からしてきたら私は起き出す。台所には母と奥さんがいる。みんなでにぎやかな食卓を囲み、ピエールは仕込みがあるのでみなより早く、初めての給料で買った自転車で出勤する。私は奥さんの手作り弁当をもって役場へ、母とカータンは畑仕事に出かける。

仔河童たちはというと朝から晩まで野山を駆け回り、陽が沈む頃になるとあちこちの家からカレーや焼き魚の匂いがしてきて、お腹をならしながら家に帰るのだ。このなんでもない普通の日々こそが幸せというものなのだろう。ーー完結。

 ***感想コメント***

カッパの飼い方 (1) (ヤングジャンプ・コミックス)

カッパの飼い方 (1) (ヤングジャンプ・コミックス)

 

ヤングジャンプという人気雑誌において七年間も連載された人気作。カッパという空想上の生き物が違和感なく日常に溶け込み暮らしているのが特徴で、アニメ化もされました。

都会で暮らす青年とかわいいカッパとの日常に恋愛や人情など様々な要素も加わり、時には泣け、時には笑える漫画となっており、最後は大団円を迎えました。主人公も地元に帰郷し、結婚して大団円のハッピーエンド。

これほど満足のいく最終回を迎えた漫画も珍しく、どこか懐かしさを感じる昭和の良き雰囲気と都会の良さが上手に合わさっているのも高評価。全巻買って家族で読んでほしい漫画です。

※10年後のイラストは電子書籍には掲載されていなく単行本コミック版のみとなります。