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【キングダム】感想ネタバレ第12巻まとめ

【キングダム】感想ネタバレ第12巻まとめ

キングダム 12 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

キングダム 12 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

  • 作者:原泰久
  • 発売日: 2012/06/22
  • メディア: Kindle版
 

狙うは将軍の首。ついに乾原で始まる趙との決戦。蒙武は秦軍の先陣を切って突撃を開始。一方、王騎から特命を受けた飛信隊は、敵将の一人・馮忌を狙い、単独行動へ! 

目次

第119話 先鋒隊動く
第120話 任務
第121話 潜行
第122話 特攻
第123話 左軍混乱
第124話 虚を突く
第125話 距離
第126話 精兵部隊
第127話 上手
第128話 百等分
第129話 飛矢

本編あらすじ

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馬陽に到着した秦軍。王騎将軍の指示で、馬陽には入らずに乾原(かんげん)という荒地へ向かい横進し、趙軍を誘い出す。荒地の乾原は、趙の騎馬隊の機動力を封じる地形として適していた。趙軍の軍師・趙荘も、想定内だった王騎の誘いにあえて乗り、決戦の地は乾原へ!

 

秦軍
右軍:40000人
中央軍:40000人(蒙武20000人)+信100人
中央軍奥の本陣:王騎10000人
左軍:干央軍長10000人(壁1000人)

趙軍
左軍:60000人(渉孟,万極,公孫龍各20000人)
中央軍:李白20000人(剛乱1000人)
中央軍奥の本陣:龐煖20000人
右軍:馮忌20000人

趙軍は、バランスのとれた特性のある将軍が配置されていた。


「破壊」の渉孟
「特攻」の万極
「万能」の公孫龍
「守備」の李白
「頭脳」の馮忌

特に馮忌には、軍師なみの能力があるという。

いよいよ開戦。秦軍の先鋒隊は、蒙武軍2万を中心とした、4万人の中央軍。すさまじい破壊力を見せつける蒙武の武力により、秦軍の士気が上がるも、李白の守備によりなかなか勢いを保てない。趙の先鋒隊は、左軍の渉孟。破壊力は蒙武と同等かのように見えたが、対する秦軍の右軍は大苦戦。半ばまで崩壊しかけていた。

 

王騎は、本陣を抜け出し、左軍にいる王騎軍・干央軍長や壁に指示を与え、趙の右軍へ突入させる。そして中央軍の後方に配置されていた、特殊百人部隊である信のところへ直々にやってくる。総大将である大将軍を前にし、テンションがあがる信たち。

 

王騎は、序盤戦で最も重要な戦いになるのは中央軍ではなく、秦左軍と趙右軍の戦いだと言い、信たちにその戦で任務を授けるという。その内容は「左軍と趙右軍が戦っている最中に、どさくさにまぎれて敵将・馮忌の首をとってこい」という、大胆すぎるものだった!!


王騎将軍は、戦を効率よく進めるためには、敵側の指揮能力が高い有能な武将を殺すことが効果的であり、この序盤の戦で殺しておきたいのは、軍師なみの頭脳を持つと言われている将軍・馮忌だという。

 

たった100人の兵で2万の軍の敵将の首などと、一見無謀にも思えるこの任務に、兵達は不可能だと絶句するが、信には算段があるらしく、この任務を引き受けた。そして信の成長を感じた王騎は、褒美として『飛信隊(ひしんたい)』という隊名を信に授け、本陣に戻っていった。

 

信は、渕副将とともに無国籍地帯の平定時につちかった知識を生かし、作戦を立てる。その頃、壁ら左軍は馮忌の巧妙な罠にはまり、苦戦していた。壁は矢で射たれながらも、必死で檄を飛ばし、干央軍長の騎馬隊とともに正面突破を試みる。

 

信たち飛信隊は、壁ら秦左軍と趙右軍が正面から激突して争っている真横に回り込み、
小隊の利を生かして虚をつくという作戦に出てついに本陣の真横に到着!

 

途中敵の見張りに見つかるも、羌瘣が人知れず始末してくれたり、いよいよ突撃という寸前のところで兵たちの士気が下がりかけたりという局面があったものの、意を決して飛信隊は突入する。

 

趙軍の虚をつくことに成功した飛信隊は、必死に奮闘し続けるも窮地に立たされるが、
正面を突破してきた干央軍長や壁らと合流することができ、協力しながら馮忌を追い詰める。

 

戦局を一旦立て直すべく山中へ退陣しようとする馮忌の前に、王騎が仕掛けたハッタリの秦旗が山中ではためく。一瞬躊躇した馮忌の姿を捉えた信は、飛矢のごとく飛び斬りかかり、ついに馮忌を仕留めるのだった。