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【キングダム】感想ネタバレ第24巻まとめ

【キングダム】感想ネタバレ第24巻まとめ

キングダム 24 (ヤングジャンプコミックス)

キングダム 24 (ヤングジャンプコミックス)

 

ついに趙が動き、三大天・龐煖を総大将に燕に侵攻を開始する。対する燕は救国の英雄とされる劇辛が迎え撃つことに。戦いが始まり、劣勢になりながらも劇辛は隠れている敵本陣を発見する。そして敵本陣に差し掛かろうとする時に龐煖が現れ、劇辛と一騎討ちになるが・・・。

目次

第251話 燕の将軍
第252話 劇辛の戦
第253話 下らぬ戦
第254話 楚の同世代
第255話 相国
第256話 左丞相
第257話 小国
第258話 徐の生業
第259話 楚趙
第260話 武人の肉体
第261話 嵐の兆し

本編あらすじ

秦が"山陽"の地を"東郡"と改め領地にした頃、趙では李牧が燕への戦争を開始した。"馬陽"での戦と同様、総大将は龐煖。「答えは必ず戦場にある」王騎を討った後、再び山中にこもり武に明け暮れていた龐煖を呼び戻した李牧。秦が山陽を獲りに出たことと同様に秦趙同盟が活きているうちに背後の仇敵を討っておくつもりだろう、と貂は予想していた。趙軍・燕軍ともに10万を超える大戦は、開戦後わずか半日で戦局が佳境に向かっていた。

李牧に対するは、燕国内にて唯一中華に名を馳せる大将軍・劇辛(げきしん)。『隗より始めよ』で有名な話。かつて戦国中期時代の英雄である、軍神・楽毅(がくき)の戦を研究し、大将軍にまでのぼりつめたという、60年の戦歴を持つ怪物である。金の力で燕に移り住んだが、元々は趙人だった劇辛は、そのまま趙に残っていれば、あの廉頗の時代の"三大天"の一席を掴んでいたと言われる程の人物だった。

劇辛は「敵本陣に放った「毒猫」はどうした」と幕僚に確認する。劇辛はいかに李牧がキレ者であっても儂には勝てぬと豪語する。劇辛は持ち前の読みで、李牧本陣を突き止める。本陣を目の前にし、いざ李牧に攻め込まんとしたその時、劇辛の前に龐煖が立ちはだかり、何と劇辛は龐煖に一瞬で両断されてしまう。「下らぬ戦のために呼んだわけではあるまいな」「勿論です」と李牧。龐煖「貴様らのやっていることに興味はない。俺は本物の戦に飢えているだけだ。」 たった1日で戦が終わり、劇辛が討たれたという情報は各国に知れわたった。

一方、山陽東郡宣言に対する各国への影響対策として、楚国との国境周辺の警備を担当させられていた飛信隊は、国境の向こう側で秦国を威嚇するために送り込まれた楚の軍とにらみ合っていた。秦・楚ともに、現状での両国間の戦争は厳禁という命が出ており、10日ほど同様の状態が続く。すると楚の千人将・項翼(こうよく)が業を煮やし、飛信隊を挑発してくる。

単純な信は度重なる項翼の挑発に耐え切れず、単独で項翼を攻撃。勢いつけて項翼に剣を切り下ろしたのだが、項翼は後ろ向きで信の剣を防ぐ。思わぬ将同士の打ち合いが始まってしまい、楚の陣で待機していた楚の千人将で項翼の仲間である弓使い・白麗(はくれい)が止めに入る。直ぐに救援と退却の鐘を鳴らさせた。

しつこいと振り向きざまに項翼が矢を放つが、信はそれを易々と防ぎ楚兵を驚かす。へろへろ矢とからかう信だったが、項翼がお前なんぞ麗の矢ならと言った途端に本当に向こうから矢が来た。飛信隊のメンバーも次々と駆けつけ何とか打ち合いが止まり事なきを得る。中華十弓の白麗と紹介する。俺は第三位だと謙遜する白麗だが飛信隊の信にまた会おうと言って去っていく。信は、楚にも同世代の手練れ千人将が複数いることを知るのだった。臨武君(りんぶくん)との会話で「近いうちに秦軍と戦うってことね」。

その頃、王都咸陽。色欲に狂う太后の後宮での権力により、呂不韋陣営に寝返る有力者達が続出していた。このタイミングを利用し、呂不韋は丞相から"相国(しょうこく)"という最高位の位に昇格する。

呂不韋の暴挙を止められなかった政陣営は、かつて反乱を起こした政の弟・成蟜のもとへ向かう。「俺の申し出を断ってよくも三年もこの城に閉じ込めてくれたな」。打倒・呂不韋に協力するかわりに、幽閉されている成蟜一派全員を開放しろという条件で、実は以前から成蟜は政に話を持ちかけていた。呂不韋の暴挙に対し、今は成蟜の持つ公族の力が必要だと判断した政は、3年間城に閉じ込めていた成蟜らを開放する。「庶民の分際で権力の座にあるあの男の方がさらに我慢がならぬ。王族として王国の秩序を正すのは義務だ。あのタヌキを叩き落すぞ。」

数日後。成蟜一派の力により、闇の人脈を持つ有力者達が続々と政陣営の協力者となる。呂不韋が相国になったことを逆手にとり、政は多くの有力者達を多く集め、その権力を利用して昌文君を"左丞相"に任命させることに成功。空いていた丞相の席には、呂氏四柱である昌平君と李斯が就く予定だったところを、見事昌文君が李斯の分の席を勝ち取ったのだった。

一方、信達は楚との国境付近の警備の命が解かれ、東の先端の城・東金(とうきん)を目指していた。貂は「魏・韓・趙・楚の国境が入り組んでいるから警戒態勢で望もう」と軍師として隊長に進言する。道中、傷だらけの子供に出会う。信は「徐は何処の城だ」と問うと、「徐は国です」と答える子供。助けてくださいと子供の頼みで信は飛信隊として徐の救援に向かってしまう。尾平らは命令違反に怯えるが、副長の楚水はこれが信殿のいい所でもあるのだと隊長の命令に従う。

砦を攻撃しているのは韓の二千将・馬関。「調子に乗るな山猿」と吼える馬関。一刀で勝負を決められ、韓軍は早々に逃げる。"徐(じょ)"という小国を救う。徐は隣接している楚、魏、趙から庇護を受けて、その代わりに情報の流しを生業にしていた。信達は、徐の国王からもらった秘密の地図に記された極秘ルートの途中で、何と李牧の姿を目にする。各国でも宰相レベルの者しか知らない極秘ルートの途中で李牧に出会ったという事実に、只事ではない何かを感じとる信と貂。

李牧の目的を探りに李牧を追った信と貂は、そこで李牧が密談の場を設けている場面に出くわす。カイネに見つかった信は、趙兵に囲まれ李牧と対峙。秦趙同盟があるため、互いに手出し出来ない2人。李牧は人払いをし、信と2人に。信は、李牧に密談の相手は誰か、一体何を企んでいるのかと問うが、当然李牧は答えない。

すると李牧は突然、「一騎討ちで勝ったら、私の悪巧みを教えてあげてもいい」と剣を抜いた。「もし見事に殺せたら私の悪巧みそのものをつぶすことができますよ」李牧の意図は掴みかねるも、信は本気で李牧に向かっていく。両者の剛剣に空気が震え、カイネや貂も耳をふさぐ。 しかし、弾かれたのは信の方だった。信は本気の一撃を李牧に返されたことで改めて李牧に対し、頭脳だけの男ではなく場数を踏んだ肉体派の武将の類でもあることを確信するのだった。

その後、信は無事開放された。別れ際に、貂は李牧に問いかける。密談の相手が、秦国にとって最も最悪な相手だと予想するならばそれは楚の宰相であり、もしそうだとすれば密談の内容は"楚趙同盟"ではないのかと。李牧はそれには答えず、信と貂に対し「戦争の本当の恐ろしさを分かっていない」とだけ警告し、去って行った。貂はカイネに呼び止められ、居場所が無くなったらいつでも私を頼って来いと言い残す。「有事はありませんでしたか」と臨武君が問うと、春申君は「宰相会談で有事があるかハゲ」と悪口を叩く。密談の内容が"楚趙同盟"だと予想する臨武君に対し、春申君は「李牧を甘く見過ぎだ」と答えます。その20日後、李牧は魏国の王のもとを訪れるー。

李牧の密会を目撃してから一ヶ月後、信は、配属されていた東金城にて、政の"おめでた"話を聞く。そして咸陽では、向が政の子を身ごもったと聞き、昌文君をはじめお祝いムードに包まれていた。信と貂が、政の子供が生まれることを喜び合っているところに、突然敵襲の知らせが入る。

飛信隊や蒙恬が駆けつけると、敵襲ではなく王騎残党軍・録嗚未と干央軍長がいた。騰の指示により、趙を中心とした楚・魏一帯の不穏な動きを探っていたのだという。魏国の静けさを怪しんでいた蒙恬は、自らの勘が気のせいでは無いかも知れぬことに不安を覚える。その頃騰は楚との国境防衛壁・"南虎塁(なんこるい)"にいた。騰の予感が当たり、突然秦に楚軍が攻め込んでくるー。