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【キングダム】感想ネタバレ第40巻まとめ

【キングダム】感想ネタバレ第40巻まとめ

キングダム 40 (ヤングジャンプコミックス)

キングダム 40 (ヤングジャンプコミックス)

 

秦の命運賭す一閃。エイ政と呂不韋が“天下"を論じる中、風前の灯の咸陽へ昌平君が駆ける。エイ政、呂不韋、太后の想いが交錯し、秦国内統一戦に終止符が…!!

目次

第427話 決意の言葉
第428話 命懸けの逃避
第429話 将の人望
第430話 救世の音色
第431話 逆転の猛進
第432話 決着の夕暮れ
第433話 謀略の崩壊
第434話 敗北の巨星
第435話 内乱の終着点
第436話 最後の懇願
第437話 親子の繋がり

本編あらすじ

「人の本質の表れであり、人の世の営みの一部である"戦争"をこの世からなくすことなどできない。戦争とは必ず起こるものであり、戦争が終わることは決してないという現実を受け入れるべきだ」と語り、「自分ならば暴力よりも金で人を動かして贅沢で豊かな国づくりをしてみせる」と豪語する呂不韋に対し、「人が持つ凶暴性や醜悪さはただの側面であり、人の本質ではない。そこを見誤り、戦争は起こるものだと思い込むことは人に対する諦めをも意味する。人の持つ本質とは、"光"なのだ」と反論した政。

政は、かつて自分を趙から救い出してくれた闇商の頭目・紫夏に対し、初めて人の優しさと強さを含めた強烈な光を見たと話し始める。そして、即位後からこれまでに出会った立場の違う様々な者たちの生きざまを目の当たりにし、紫夏だけではなくその皆が一様に自分の中心に光を持っていたこと、そして各々がその光を必死に輝かせて死んでいった姿を見てきたことを話す。

その光は、たとえその者が死しても次の者がそれを受け継ぎ、さらに力強く輝きを放って繋がっていく。その繋がりこそが人をよりよい方向へと前進させてくれるものであるのだ、と語る政。そう確信するが故に、己の光の有り様を見失い人を闇に落とす最大の災いである"戦争"をこの時代でこの世から無くす、と政は宣言する。

あくまで手段は"武力"なのかと尋ねる呂不韋に対し、政は"武力"でだと断言。戦国の王として、たとえ暴君と言われようとも武力で中華を統一し、上も下も分け隔てなく一つにして自分の代で戦争を終わらせるのだ、と。全ては、次の世を「人が人を殺さなくても済む世界」にするために。政の宣言と覚悟を、その場にいる者たちは聞き入っていた。

一方、咸陽ではーーー
反乱軍は、後宮の奥まで迫ってきていた。王女・麗の首を狙う琉期(るき)は、宮女たちを手当たり次第に虐殺しながら後宮内を荒らす。麗とともに追手から逃げる向(こう)と陽(よう)は、反乱軍と通じていた宦官や宮女たちの裏切りにより、追手に追いつかれてしまう。向と麗を逃がすべく、陽は己の命を賭けて時間稼ぎをしようとするが、間一髪のところで飛信隊が到着。

信は琉期を捕らえ、麗を保護することに成功する。その後太子・扶蘇(ふそ)の無事も確認され、ひとまずは王族の救出任務を果たした信たちだったが、城外では、内側になだれ込もうとする凄まじい数の反乱軍に対し、貂や尚鹿たちは苦戦していた。戎翟軍など手練れの兵に加え、あまりにも数が多すぎる敵軍に、全滅寸前の貂たち。もはや活路を見いだせず焦る貂のまえに、突然貝笛の音が鳴り響く。それは昌平君一団が到着したことを知らせる介億の貝笛の音だった。

昌平君は先頭に立ち、戎翟公・ワテギ目指して自らが出陣。介億の貝笛により昌平君の到着を確信した貂は、戦況を見ながら昌平君の戦術に気づき、それに呼応した陣形をつくる。

そして貂の機転により陣形が整った昌平君は好機を逃さず、一気に前進して見事戎翟公・ワテギの首を討ち取ることに成功。そして残る何万もの反乱軍を咸陽から撤退させるために、介億は大将首討ち取りの報を声高に叫んで周りに知らしめる。貂たちは反乱軍の指揮系統が復活する前に素早く動き、敗走を促すように誘導することで反乱軍を見事咸陽から撤退させることに成功する。そして咸陽で起きた反乱は、無事鎮圧することができたのだった。

その頃、雍ではーーー
毐国軍の反乱が失敗したことを告げる伝者が呂不韋のもとを訪れ、政と呂不韋の目の前でその事実が報告される。この瞬間、長きにわたる政と呂不韋の政権争いの勝敗は決した。呂不韋は、政に完敗したのだという事実を正面からついに認めるのだった。

後日 騒動が落ちついた後、咸陽では表向きの反乱の首謀者・嫪毐の処刑が実行されることとなった。嫪毐は、呂不韋の手引きで後宮に偽の宦官として入らされた過去を自供し、反乱の経緯を洗いざらい口にするも、玉璽の複製には太后は一切関わっておらず反乱は全て己の独断で行ったことである、と太后に罪が及ばないように庇う。

嫪毐処刑の場に現れた太后は、己を先に処せよと政に食いかかるが、政はあくまで反乱首謀者としての断罪人は嫪毐だとし、太后を退ける。引き下がらぬ太后は、嫪毐との間に産まれた2人の子の処遇について、政に問う。政は、「二度とこのような反乱が起きぬよう、国家の禍(わざわい)となる火種は完全に消しておかねばならない」と太后に告げる。

太后は初めて政に対して頭を下げ、最初で最後の頼みだとして子の命だけはと懇願するも、政は断固としてそれを拒否。怒り狂う太后は政に暴言を浴びせ暴れ回るが、その場に取り押さえられ、嫪毐の処刑は決行された。

そしてさらに後日。呂不韋の処罰については未だ審議中であったが、その他反乱に関わった数百人は斬首の刑に処され、趙高をはじめ4千余家の人間は島流しの刑とされた。嫪毐と2人の子を失い、疲弊しきった太后のもとへ、政はひとり訪れる。生気もなく泣き疲れて眠る母の隣で政は、"2人の子は密かに城外に出して匿っており、いつか国内が落ち着いたら必ずや2人と引き合わせる"と約束するのだったーーー。