漫画ネタバレ無料まとめ事典

漫画好きによる漫画好きの為の漫画情報サイトです。

【キングダム】感想ネタバレ第46巻まとめ

キングダムの最新刊!46巻の感想ネタバレまとめ

キングダム 46 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

キングダム 46 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 

宿敵・趙と存亡を懸けた大戦へ!! 新兵募集にて出会った若き兄弟。弓の腕に覚えがあると言うふたりの実力は、飛信隊覚醒の鍵となる!? 中華統一の為に趙との大戦を画策する秦国。しかし、趙宰相・李牧の実力を前に打つ手が見出せない。一大決戦を前に勝利の絵図は導き出せるのか…!?

目次

493話 再出発
494話 地下牢の賢人
495話 相応の覚悟
496話 激動の起こり
497話 集結の本意
498話 大軍勢の緊張
499話 手にする想い
500話 進軍路の兵達
501話 気運の探り合い
502話 機先を制す者
503話 火急の鳥

本編あらすじ

第493話 再出発

弓矢兄弟の兄の仁は中華十弓について語り出す。中華十弓は趙武霊王の時代に全土から弓自慢を呼び集め、腕試しを催し、その時上位十名をそう呼んだのが始まりである。その時優勝した金令(きんれい)は五百歩のところから、十射し、八射的を射抜いたと言われている。そこで、実際に兄弟は五百歩先に的を立て、射抜こうとするが、その的は微かに肉眼で捉えることができる程度であった。兄弟は矢を放つもその矢が当たったかどうかは判断つかなかった。

ちなみに蒼源(そうげん)も十射中八射的に当てていたのである。しかし、魏には十射や九射的を射抜く馬朱離という達人がいたのである。貂は「馬朱離(ばしゅり)は神弓の異名を持つ魏の最強弓兵であり、戦場では百人以上の敵将校の頭を射抜いたと言われている」と語り、今は前線を退いているものの、いまだに十弓の上位三人のうちの一人と続ける。信が残り二人はと聞くと、貂は燕の仙手備(せんしゅび)と趙の青華雲(せいかうん)だと返す。

仁は「父は魏の馬朱離と戦うために仁と淡を山に残し、戦場へ出て行った」と話す。そして、運悪く麃公軍に入り、すぐ討ち死にしたと聞いていたのだ。しかし、そこに岳雷が割って入り、蒼源が何もせずに死んだのは間違いであり、蒼源は長い期間ではなかったものの、矢で多くの味方の命を救い、多くの敵将校を射殺し、戦を勝利で導いたのだと強く語った。

仁と淡は「弓にかけて一生懸命戦います」と頭を下げる。信はどうするのか貂に聞くと貂は戦場に出るまでにしっかり体力をつけるようにと合格を言い渡す。それは信と貂が仁と淡が放った矢は全て的に当たっていたのを確認したからでもあった。

第494話 地下牢の賢人

夜陰に紛れ、警固されている場所へ昌文君が現れる。そこは咸陽内の某所であり、昌文君は見張りに非公式であるため、他に漏らすなと忠告し、地下の見張りも外に出るように命令する。

昌文君は蔡沢の葬儀を思い出す。国葬並みの規模の葬儀であり、六国全てから弔辞が届いていた。さらに長年出向されていた燕とは同盟の段取りを済ませる働きをしていた。肆氏(しし)は秦のために最後の置き土産をしていった蔡沢は呂氏四柱で長年敵対していたとはいえ、立派な国士であったと口にする。

昌文君は本当に大きな置き土産は斉王との会談であったと感じていた。蔡沢は自らの死期を悟り、何とか事切れる前に強引にでも斉王と大王を引き合わせたのだ。昌文君はそこで政が放った法に民を治めさせるという言葉を思い出す。昌文君は肆氏に法について秦国内で第一人者であるかと問うと肆氏は否定し、法の番人の異名は伊達ではないと断言する。それは李斯であり、李斯こそ法の化物であった。

第495話 相応の覚悟

大王が座する宮殿に鳴る鋭き足音。李斯は大王の前に現れ、元呂氏四柱が李斯参上しましたと挨拶をする。宮殿内は突然の出来事に驚き、連れてきた昌文君に文官達は詰め寄る。昌文君は独断で動いたものの、大王の了承は得ていると弁明する。

文官達は李斯は呂氏の下で最も暗躍した男であり、大王陣営にも相当の犠牲が出ていることから、許すわけにはいかないと怒号が飛ぶが、李斯は中華統一の話を聞き、統一後に制定される法に着手できるのは中華の中でも李斯か韓非子くらいだと言い放つ。

政は立ち上がり、皆の気持ちは良くわかる、だが統一後の法は統一行為そのものの意義を形として全中華の民に示すものであり、それ程重大な法作りの前にかつての因縁は微々たるものである、政争での恨みを抱いたのはお互い様で、その時期は過ぎた、誠に秦一丸となって立ち向かわなければ中華統一の宿願は形も残らず崩れ去ると力強く説き伏せると、文官達は政の言葉に呼応する。

介億は政の判断を英断であり、李斯の力はこれからの秦に必ず必要になると発言する。介億は昌文君によくぞ動いてくれた、同じ呂氏陣営にいた昌平君が李斯を推すと疑心を抱かれるため、何も出来なかったと背景を語る。昌文君は蔡沢の導きだと返した。

第496話 激動の起こり

始皇十年、黒羊戦に勝利した秦国だが、国内に目を向けると、この年は前年の嫪毐反乱の衝撃から秦国が一歩前に進んだ年とも言える。呂不韋は嫪毐事件と関わり有りと裁かれ、脱官した。また雍に幽閉されていた太后が咸陽の甘泉宮に戻された。冬は一転して静かに日々が過ぎ、灼熱の始皇十一年の幕があける。

昌平君、昌文君、介億、蒙毅の四人は情報漏れを防ぐために四人で鄴攻略を練っているものの、一つも突破口を見つけることができないでいた。合従軍に攻められた時はギリギリで戦略を立てられたものの、今回は十分に時間を費やしても、策が浮かんでこなかった。介億には鄴攻めは無謀すぎるかと諦めの心が芽生え始めていた。

そこに政が現れ、難解な戦いを挑もうとしているのは分かるが、攻略の策がしっかりと立たぬ限り、鄴攻めの号令はかからないと釘をさす。昌平君はわかっていますと返事をする。介億は蒙毅に一番の問題は何だと考えると問うと蒙毅は兵站であると答える。兵站は軍隊の進軍の道筋、また前線部隊への補給、増援などの道筋のことであった。蒙毅は前線より奥にある鄴まで兵站を繋ぐのにとにかく時間がかかってしまい、趙軍に鄴攻めがかなり手前で悟られ守備軍の動き出しが早まっていると考えを述べた。

第497話 集結の本意

昌平君達は呼び寄せた信、貂、王賁、蒙恬に鄴攻めを告げる。場所がわからない信に蒙恬は趙王都邯鄲の近くだと教える。河了貂はいきなりの鄴攻めの真意を蒙毅に尋ねるが、河了貂を手で制しただけであった。

蒙毅は真剣な眼差しで盤面を見ていた蒙恬にどう思うか尋ねる。蒙恬は正気の沙汰ではないが面白いと感想を述べる。それは趙西部攻略の道は塞がってきているためであった。蒙恬はその危惧をしている頃にその打開策を咸陽で練られていたことに舌を巻く。

さらに蒙恬は鄴攻めの可否はともかく西部を囮とした鄴を落とし、邯鄲に大手をかける策は李牧をも欺く一手だと熱く気持ちが高まってきていた。しかし、王賁は鄴自体が邯鄲に次ぐ大都市の上に強力な軍事都市がひしめく王都圏の中にあり、自殺行為だと否定する。蒙毅は決して自殺行為にはさせなく、練った戦略を信じてほしいと説得する。

王賁はならば趙の目を西部に引きつけ鄴までうまく軍を進めたとして、そこで兵站を分断され退路も絶たれ、邯鄲や他の都市から大軍と鄴に挟み込まれる最悪事態への対処まで練られた作戦があるというのだなと詰め寄ると蒙毅は言葉を失った。王賁は戦略に自信がないから呼び戻したのだろうと吐き捨てる。

第498話 大軍勢の緊張

静かに沸き起こる熱気と士気。今回の趙との大戦に向かう大軍が一堂に会していた。干斗ら飛信隊新人はあまりの迫力に気圧されていたが、そこに楚水が現れ、練兵は十分にした、自信を持って胸を張れ、俺たちが飛信隊だとなと声をかけると、干斗は大声を上げ、気合を入れ直した。

松左や崇原は合従軍以来の大軍に本営の本気さを感じていたが、総大将が誰だか明かされていないことに不思議さを感じていた。渕さんは信に聞くものの、今日まで明かせないと言われていた。崇原は総司令に呼び出されてから信と河了貂に力が入っており、情報漏れを恐れて大将の名すら隠すほど慎重であるということはそれだけ今回の戦が大事であると感じていた。

そこに昌平君が壇上に上がる。昌平君はこれより全軍で趙西部へ攻め込む。この一戦からいよいよ宿敵趙国と真っ向から総力戦に入る。敵も必死だ、死に物狂いで反撃に出てくるだろう。だが、絶対に退くな、必ず勝利し、趙の地に秦の旗を掲げてこいと集まった大軍の士気をさらに高める。

第499話 手にする想い

歓喜と緊張が入り混じる中、三将による連合軍がいよいよ趙に向けて咸陽を発った。咸陽は三軍を見送る歓声で賑わっていた。そこで貂は壁と出会う。壁は南にいたが、この戦争に招集されていた。

今回の軍はおよそ二十万の規模で合従軍を除けばここ十年で最大規模であった。壁は軍の規模もさることながら、本営上層部に妙な緊迫感があり、想像以上に大戦になる予感を口にする。貂は壁の意見を聞き、鄴攻めのことは情報漏れを恐れて、三将と信、蒙恬、王賁しか知らないことを改めて感じた。

歓声が一気に沸き立つ。今回の総大将である王翦が現れたからであった。壁は今回の総大将が王翦で本当に大丈夫か疑問であった。貂はそれを聞き、昌平君も同様に人間性に疑念を抱いているが、王翦にはその不安をおして余る秘めた力があると話す。

昌平君は信と蒙恬と王賁が集まった際に六将胡傷が王翦を認めていたことを話す。胡傷は唯一の軍師上がりの六将であり、頭脳だけで登りつめた軍略の天才てあった。戦争の自由を与えられていた六将も実際の戦略の大枠は胡傷が作り、他の五人を操っていたとも言われていた。

第500話 進軍路の兵達

始皇十一年、王翦、桓騎、楊端和連合軍は巨大なる列をなし、趙に向け出陣した。趙西部前線の武白城では秦の進軍の急報が入る。そこには李牧、舜水樹、馬南慈、カイネ、傅抵達がいた。舜水樹が軍の数を聞くと伝令は十万から二十万と返す。傅抵は二十万であれば黒羊の三倍以上であると驚く。

李牧は昌平君は趙西部攻略の長期化が命取りになると気付き、この一戦に掛けてきたと判断し、カイネに扈輒将軍の出陣を依頼する使者送るようを指示する。扈輒将軍は王都の守護神と呼ばれる人物であった。李牧は秦は放てる力全てを出してきているため、さらに紀彗にも招集の指示を出す。李牧は最前線で情報を集めるとし、舜水樹には秦の兵糧の量と流れをしっかり追うことにより、秦の意図を推し量るようにと命令する。

河了貂は進軍する中、楊端和に会いに行っていた。河了貂は楊端和に飛信隊は楊端和軍に入ることになっているが、飛信隊はある程度自由をもらってこそ力を発揮するため、細かい戦術を使う時は飛信隊を中心に置かないようにと依頼する。楊端和は昌平君よりそう聞いているから安心しろと返す。

第501話 気運の探り合い

秦軍の趙西部討伐軍の姿を見て、赤連城の兵達は沸き立ち見送っていた。信と貂は赤連は兵糧を隠し集めている金安まで二日であるため、緊張が走っていた。貂は金安が進路変更地点であると推測しており、集結した兵糧をつかんで一気に南東へ道を変えると考えていた。

そこで李牧に露見し、秦軍が先に王都の蓋である列尾を抜いて王都圏に侵入するか、趙に先に入口を固められ、侵入を阻止されるかが勝負の決め手であった。何も聞かされていない軍の金安からの進路変更が大きな山であり、総大将王翦の手腕にかかっていた。

王翦は全軍に小休止の命令を出す。妙な位置での小休止であったが、しばらくすると大雨が降ってくる。桓騎は雨の中の行軍は疲れるため、体力を温存しとけということだと推測し、逆に走るときはとことん走らせるのだなと感じ取った。貂は軍の体力調整をしており、王翦の本番への助走はもう始まっていると心を引き締める。

第502話 機先を制す者

飛信隊は秦の兵糧中継地の金安に到着する。そこで飛信隊は先に到着している軍が夜営の準備をしていないことに気付き違和感を感じる。そこに信を総大将の天幕に呼ぶ伝令が現れる。

信が天幕に到着すると王翦は全軍この金安から進路を変え、鄴へと向かうと告げる。壁は黒羊から西部攻略に入るのでないのかと尋ねると王翦は否定し、準備はあるため心配は無用だと返す。

さらにすぐにここを発つ、各将責任を持って己の軍、隊を動かせ、もたつく小隊があればその上に立つ者の首を刎ねると宣告する。蒙恬は進路変更により、李牧に真意がばれ、王都圏の攻防まで突っ走ることになると気を引き締める。さらに夜通し進軍して李牧を徹底的に後手に回すと口にする。

趙西部前線都市武白では李牧は対燕への対応に四苦八苦していた。東の防衛戦はオルドに崩されており、李牧を焦らせていた。李牧は扈輒を止む無く東に向かわせるべく、カイネに急報を出させようとするが、燕の進路が中都市青歌だと報告を受けると驚きの表情をする。

第503話 火急の鳥

中原を東西に割るようにそびえる太行山脈では伝令の鳥が邯鄲に向かって、数多く飛んでいっていた。それは李牧からの伝言であった。それを受け取った邯鄲では焦りが走り、公孫龍が急遽呼び出されることとなった。

老臣は入浴中の悼襄王(とうじょうおう)に謁見し、李牧からの伝言である邯鄲の軍を興して列尾に送り、秦軍の進入を妨げるという旨を進言するが、悼襄王は邯鄲の軍は王を守るためにあり、王が邯鄲にいる限り、軍は王都を離れることはないと切り捨てる。

悼襄王は邯鄲の兵を使わずとも鄴を始め、周辺の城から集めれば大軍となり、それで十分であろうと諭す。老臣は李牧の代案と合致していたため、それを王命と受け取り、老臣と公孫龍はその場を去ろうとする。しかし、悼襄王は斬首ものの失態を犯した李牧本人はいまどこで何をしているのかと老臣に問うと軍と共に必死に山脈の合間を抜く道程で王都圏に向かって走っていると話す。