漫画ネタバレ無料まとめ事典

漫画好きによる漫画好きの為の漫画情報サイトです。

【キングダム】感想ネタバレ第58巻まとめ

2020年7月に発売されたヤングジャンプで連載中『キングダム』58巻ネタバレあらすじまとめです。

キングダム 58 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

キングダム 58 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

  • 作者:原泰久
  • 発売日: 2020/07/17
  • メディア: Kindle版
 

趙国との存亡懸けた大決戦!朱海平原十五日目、遂に李牧本陣へたどり着いた飛信隊の前に立ちはだかったのは龐煖。信と龐煖、宿命の二人の戦いは壮絶な一騎討ちに。大乱戦となったこの地を制し、趙国の要所「ギョウ」を手にするのはどちらの国なのか? 始皇十一年「秦趙連合軍戦」物語は衝撃の結末へ……!!

目次

第625話 矛盾の答え
第626話 残酷な現実
第627話 道の行方
第628話 命の火
第629話 信の夢
第630話 天地の間
第631話 朱い階段
第632話 再始動
第633話 十の二
第634話 戦略の破綻
第635話 宝の山

本編あらすじ

第625話 矛盾の答え

f:id:manga-diary:20201214133646p:plain

糸凌と馬呈がぶつかり合うが互いの力は等しく、どちらも譲らない状態であった。王翦と王賁らは無事に田里弥のところまで到着する。王翦は飛信隊が足元にまで迫っているのにも関わらず、李牧が本陣から退却せずにとどまっている。

f:id:manga-diary:20201214133725p:plain

李牧は周囲から退避するよう呼びかけられても丘の下で繰り広げられている龐煖と信の戦いを見守っていた。李牧はカイネに話しかける。17年前に武の極みに達したと判断した龐煖は山を降り、秦六大将軍の摎を倒すが、そこで王騎に倒される。

龐煖は自分の力がまだ未熟で、武の極みに達していないと思い、さらに研鑽した。しかし8年前の馬陽の戦いで王騎に再戦するものの、そこでもまた一人の力で倒したとは言えないものだった。

李牧は、実は龐煖はすでに十七年前に個としての武は極めていたが、それでも王騎に敗れたのではないかと語る。矛盾しているものの、その矛盾こそが答え。なぜなら相対した相手が持つ力は対極にあるものであったからである。それは武を極めた龐煖と真逆の力である『関わる人間達の思いを紡いで束にして戦う力』であると説明する。

第626話 残酷な現実

f:id:manga-diary:20201214140707p:plain

信の周りには王騎、麃公、漂、尾到などの散っていった者達の気配が漂っていた。信はそれを自分の力に変え、龐煖と戦っていた。信は龐煖に蕞のころと変わってなく、想いがのっていない龐煖の刃は軽いと吐き捨てる。

しかし龐煖はそんな人を人に縛り付ける鎖を打ち砕くのが武神龐煖の刃なりと信に刃を叩きつける。しかし、李牧は龐煖の考えに否定的であった。龐煖が龐煖の言う武神であるならば17年前に王騎を両断しているし、麃公に腕を折られたり、老兵に足を貫かれることはしない、武の極みに立ちながらその矛盾に気づかぬため麃公に阿呆と言われたのだと語る。

f:id:manga-diary:20201214140724p:plain

さらに人を上の存在に引き上げるべく超越者の龐煖が、王騎や信など正に人の力を体現する者たちに勝てぬと言う現実がある、誰がどう足掻こうが人が人を超越することは不可能であるという事実、それが答えだと続ける。

カイネは「それでは龐煖様は信に勝てぬということですか?」と尋ねると李牧は王騎も麃公も龐煖に対しては否を突きつける前に敗れた。信も勝てるとは限らないと話す。命を賭して龐煖にぶつける強さの答え。信達の矛は、今度こそ武神を貫くか!?

第627話 道の行方

f:id:manga-diary:20201214143943p:plain

その刻一気に日は夕日と変わり、この長き戦いの中でその赤土は最大限の色を発した。あまりの赤色に各地の戦士たちは一瞬なぜか止まり寒気を覚えるほどに。壮絶に流れた両軍の血が乱反射したかのように朱かった…。

信と龐煖は互いに力の限り矛を打ちつけていた。信は力尽きそうになり倒れるが、ひとり言をつぶやきながら再び立ち上がり、おれには生きてる仲間が大勢いると龐煖に立ち向かう。信は何度も龐煖に返り討ちをくらい倒れるが、そのたびに立ち上がった。

龐煖はなぜこんなことが起こるのか、なぜ道を極めし我が刃に抗えるのか疑問に思う。道が間違っていたのか…。そもそも人にそんな道などなかったのではないか自問自答するようになる。しかし、龐煖はそんなことは断じてないと信と矛をぶつける。

ついに信は龐煖の矛を叩き折る。しかし、折れた矛はまだ鋭さが残っており、それで信を突きさそうとする。信は間一髪のところで避け、龐煖に矛を振り下ろす。龐煖は柄で受けるも、信の力が強く、ついに龐煖を一刀両断する!

第628話 命の火

信が龐煖を討ち取り、飛信隊は大いに湧いた。その大きな歓声は王翦にも届いた。李牧は敗れた龐煖に対して、最後まで見届けたと心の中で呟いた。カイネは龐煖が倒されたことを見て、人は救われないのかと失望するが、李牧は龐煖のやり方ではと諭し、別のやり方でやろうとしている西の王がいると話す。

カイネは秦王・嬴政だと感づく。李牧は中華を統一し、戦のない世の中にするという思想に否を突きつけるためにも負けるわけにはいかないとして、全軍に号令をかける。この戦いは鄴を解放するかどうかであり、王翦軍の主力を葬り去ることには成功した、このまま南下し、鄴を解放すると李牧は叫びながら南下する。

f:id:manga-diary:20201214142453p:plain

朱海平原から去る李牧を追いかけようとする飛信隊に異変が起こる。隊長の信が立ち止まったまま全く動かないのである。心配して様子を伺った兵士が驚き、その場に倒れる。周囲の人間も何かが起きたことを察知する。

f:id:manga-diary:20201214142408p:plain

田永らが信のもとに集まって声をかけるも返答はなく、その場に崩れ落ちるように倒れるのだった。羌瘣はその姿をみて、ずっと前から信の命の火は消えてたと涙を流す。親友との約束が、隊長としての誇りが、大将軍への夢が、ここまで立たせてた…。

第629話 信の夢

李牧が本陣から抜け出すのを王翦と田里弥は確認する。田里弥は李牧は主力を前線に残したままであり、後方に兵力を残してたとしても僅かであり、田里弥の放った兵か飛信隊に絡め取られると自信を見せた。しかし、王翦は異変にいち早く気づく。

f:id:manga-diary:20201214141526p:plain

飛信隊は誰一人李牧を追いかけていなかった。それは信が倒れたまま、微動だにしなかったためである。亜花錦も「…信が倒れたらあの隊は動けぬ。飛信隊は良くも悪くもそういう隊だ」と言い自分たちだけで李牧を追いかける。

f:id:manga-diary:20201214174057p:plain

崇原は信が冷たくなっており、心臓が止まってることを確認すると、泣きながら信は死んだと口にする。楚水は地に頭を付け、涙を流す。その場にいる誰もが信の死を受けいられない状態であった。

河了貂は信に近づき、まだ天下の大将軍になってない、全部終わっちゃうよ。ここまでこんなに頑張ってきたじゃんか。まだ天下の大将軍になってないじゃん。おれたちを置いてかないでと泣き叫ぶ。嘆き悲しむ飛信隊の輪の中に羌瘣が到着。何か決意した表情で信の傍らに立った。

第630話 天地の間

f:id:manga-diary:20201214174350p:plain

羌瘣は信の脇にたち、蚩尤族に伝わる禁術を口にする。禁術を使うことによって、信の命を取り戻そうとした。しかし、それは象姉から「死んだ奴を生き返らせる術なんてこの世に存在しない」とも言われており、使った人間に『最悪なこと』が起きるから絶対にやるなと禁止されていた術であった。

羌瘣は『盤古の橋』と呼ばれる術を思い出しながら、呪文を口ずさんでいく。そして信の心につなぐことに成功する。信の心の中に入り込むと、真っ白な何もない空間が広がっていた。そこには幽連と象姉が立っており、「ここは天地の間の門戸だ」と説明する。

f:id:manga-diary:20201214175026p:plain

幽連はこの術は術者の寿命の半分と引き換えに命を救うものであるが、必ず救えるものではなく、確率は二つに一つと説明する。しかも、信は息絶えてからだいぶ時間も経っており、寿命の半分を使っても成功確率は十に一つと嘲笑う。

象姉は命の危険があるため中止してこのまま戻れと説得するが、羌瘣はどうしても死なせたくない。私の命全部やるから、信を助けに行かせてくれと即決で答える。その言葉で羌瘣は暗い世界に落ちる。死者の魂が行き交う『天地の間』。そこには信が立っていた…。

第631話 朱い階段

f:id:manga-diary:20201214181040p:plain

泥沼の闇の中に朱い階段が突如現れる。それは黄泉へと続く階段で、それを一度登ってしまうと二度と現世には戻ってこられないものであった。羌瘣は後方から信に止まるよう叫ぶが、信に羌瘣の姿は見えず声も届かず、さらに羌瘣自身の身体はどんどん沼に沈んでいった。

信が気づくとそこには漂が立っていた。昔話に花を咲かせながら、階段に向かって歩いていく。信は秦王と出会ったこと、自分の隊を持ったことを語る。漂から「なんて名前の隊だ?」と聞かれても、なぜか信は自分の隊の名前や夢を思い出せないでいた。

f:id:manga-diary:20201214180839p:plain

信は「まあいいや」と言い階段を登ろうとする。ところが信の身体は動かなかった。それは羌瘣が信の腰にガッチリしがみついていたからだ。羌瘣は泣きながら叫ぶ。「お前の隊の名前は飛信隊だ!お前の夢は…」とそこまで言うと漂に口を塞がれる。漂は信自ら思い出させようとしたのだ。

信は飛信隊の名を思い出し、漂に「この階段を登るわけにはいかない。二人の夢だった天下の大将軍にまだなってねー」と伝え、まだお前のところにはいけないと話す。漂はそれならその光の扉をくぐれば現世に戻れると教え、羌瘣に手伝われて信は光の扉を通る。

羌瘣はそれを見届け安心するが、羌瘣自身は精魂尽き果ててしまい、泥沼に吸い込まれて死を迎えようとしていた。しかし、そこに駆け足で向かってくる二人がいた。松左と去亥であった。

二人は寸前のところで羌瘣を泥沼から救い出し、「うちらの大将頼んだぞ」と最後の言葉を伝え信の通った光の扉に羌瘣を放り込んだ。大将軍への夢が、仲間の声が、羌瘣の想いが繋ぎ止めた。信の道、飛信隊の未来を。

キングダム 58 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

続きは実際に買ってね!