漫画ネタバレ無料まとめ事典

漫画好きによる漫画好きの為の漫画情報サイトです。

【傷だらけの仁清】感想ネタバレ第15巻(最終巻・最終話)まとめ

傷だらけの仁清の最終巻!5巻の最終回(最終話)を含めた感想ネタバレまとめです。高校鉄拳伝タフの作者が描く任侠漫画の結末はいかに!?

傷だらけの仁清 15 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

傷だらけの仁清 15 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 

暴漢に刺され意識不明の仁清。脳裏にはヤクザの道を歩み始めた、若かりしあの頃の記憶が…。坂巻組長との出会い…。仁清に行儀を教え、成長を見てくれた恩人の死…。漢・仁清を育んだ至極のドラマが明らかに!そして病院で目覚めた仁清。その横で円城寺の友人、片岡が涙を流す。その理由とは!?熱き漢のドラマ、ここに完結!!

本編あらすじ

岩政の兄貴(今の亭主)を殺した犯人(奥さんの前の亭主)を捕まえる。相手を殺してはいけないと仁清はは止め、最終的に組長が出てきて殺さずに終わる。その後も岩政の教えを守りトイレ掃除を頑張る仁清。岩政の霊から「生きて五感六力を鍛えろ」とアドバイスされる。

仁清が意識を戻すと病院に入院していた。そこには涙を流す片岡の姿があった。仁清が助けたのは片岡の娘で、それ以降娘の真奈ちゃんと仲良くなり、虐待監禁されている友達を助けてほしいとお願いされる。円城寺小百合からは確証を得てから児童相談所にお願いしたほうがいいと言われるが、それでは遅いと家に乗り込む。しかし時すでに遅く、自殺未遂をしていた。それから色々あり片岡の親子関係も徐々に修復されていく。

退院してからお寺の住職を訪ね臨死体験から、自分を生んでくれた母親を考えるようになり、憎めないと語る。「罪の意識に苛まれ生きてる限りずっと苦しみ続けなければならない。これは地獄だぜ。母親には捨てられた恨みつらみよりも憐れみを感じる」そうした思いから、ちゃんと生きることが親孝行だと考えるようになる。

売春している少女ハルカや認知症の妻を殺害した老人オカザキの話。生きていくのが贖罪になると答える老人。生きているから苦しみを味わい続けると考える老人に「確かに死ぬのは楽だもんね」と少女も納得する。

いつからだろう、この国が生きにくいと思うようになったのは。生きていくだけで傷が増えていく。傷が癒えた頃また傷が増える。この国に明るい未来があるのかわからないが、それでも希望は捨ててない。人は傷ついた分だけ強くなってしっかり生き抜いていくものだから。

最終話

仁清は二週間の休みを取って被災地の災害ボランティアとして参加する。泥を含んだ布団や畳の悪臭と重さに驚く仁清。瓦礫の中に一枚の写真を見つける。テントの中でどんなに辛くてもその現実を受け入れなければ先に進めないことを理解する。

仁清はマザーテレサの言葉「やらぬ善よりやる偽善」を思い出しながら「とにかくなにかをやらずにはいられなかった」と自身の行動理由を振り返る。被災地で老婆から「海を憎んでるわけじゃない。みんな海で生きてきたんだからね。海があったから生活できてたんだ」との言葉を聞く。

新宿の景色がたった二週間しか経っていないのにまるで違う景色に思える仁清。新宿の雑踏で円城寺の幻を見て「俺もまだ現実を受け入れてないのか」と心の中で言葉を漏らす。

***感想コメント***

傷だらけの仁清 コミック 全15巻完結セット (ヤングジャンプコミックス)

身体には無数の刀傷や銃痕が残る伝説のヤクザ永井仁清の任侠漫画。人生訓が豊富にあり名言も多い。義理人情を重んじる心優しい元ヤクザが現代をどのように生きるのか。王道的でありながら読者を飽きさせない面白さがありました。良作。