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【クズ~アナザークローズ九頭神竜男~】感想ネタバレ第14巻まとめ

ヤングチャンピオンで連載中の鈴木大による『クズ!! ~アナザークローズ九頭神竜男~』第14巻ネタバレまとめ。

少年刑務所に駆けつけた余二香と多宇椛。そこには変わり果てた余一の亡骸。彼は残忍な方法で処刑されていたのだ。たった一人の肉親を奪われた怒りが爆裂し、余二香は復讐のため鬼になる。「紅の一」、血に塗られた誕生秘話が明らかに!!

13巻のあらすじ

同じ施設で育った余一と妹の二香、そして多宇椛の3人は外道な養父に引き取られた。犯罪行為の強要や数々の虐待を受けていた3人。そんな凄惨な日々の中で、二香は己の身を守る為に養父を刺してしまう。養父はその後、死亡。余一は自らその罪を被り警察へ出頭した。少年刑務所に入った余一はそこで激しいいじめを受ける事に。一方、多宇椛は若かりし林馬に出会い、千侍會の構成員に。再び家族として暮らす事を夢見て懸命に生きてきた3人。そんな中、余一の死亡の報せがもたさられた…!

【目次】第118話・119話・120話・121話・122話・123話・124話・125話・126話

本編あらすじ

多宇椛は組のツテを使って少年刑務所内で余一が死んだ理由を探ると、甲南士郎という主任看守の存在が明らかになった。最期は栄養失調からくる下痢が止まらなくなり、高圧の消防ホースで虐待を受ける。死因は高すぎる水圧で肛門が裂け直腸裂開によるショック死だった。

墓前で兄の仇を取ることを決意した二香。甲南士郎は剣道の高段者であり日頃から鍛錬を怠っていない。そして実弾の射撃訓練もおこなっているため生半可な気持ちで特訓しても討つことはできない。

多宇椛との半年に渡る特訓を経て、甲南士郎が趣味のアイスクライミングをしているタイミングで雪山に出向く。お礼参りの襲撃に慣れている甲によって逆に追い込まれた二香だったが、巨大なツララを利用し重傷を負わせることに成功。

最期は脇差で甲に止めを刺し復讐を遂げる。

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白のロングコートに相手の返り血を全身に浴びた姿は紅だった…。その後、二香は女を捨て兄・余一として生きる事を決意したのだった。

一方、南帝組幹部の五座亜夫と元輝は、千侍會の江蘭を襲い殺害。ついでに二億の金を奪い取る。

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多宇は破門されている真木幸四郎に協力を要請する。多宇の本当の狙いは潰した南帝組から余と真木を幹部に迎え、林馬を失脚させた後釜に九頭神竜男を組長の座についてもらい、新しい千侍會を作り上げることだと話す。

その話に乗った真木は、多宇と一緒に五座邸に隠されている二億の金を狙ってカチコミをかけた。だが、そこには余一が。かつての家族が殺し合うことに…!