2018年から2020年まで週刊ヤングジャンプで連載していた『リビドーズ』最終巻7巻の最終回(最終話)を含めた感想ネタバレまとめです。結末(ラスト)はいかに!?
性という怪物との戦いの物語――。勃ったら終わりの謎の感染症が世界的に蔓延し、新人類・両性具有(アンドロギュノス)と人類の世代交代が進む世界。主人公・イサムの活躍により、性癖を異能力に変えて戦うリビドーズたちの血が、新人類を倒す唯一の鍵を握る事が明らかに。その人類存続の希望を知る由もない政府は、人権を無視し、人工的に人間を作る計画を進行中…イサムたちは、それを食い止める事は出来るのか!?
目次
第61話 子を作れ!!
第62話 誰か来る
第63話 全員揃ったわけだな
第64話 外来種なの
第65話 何の為に戦ってる?
第66話 あの人を頼んだぞ
第67話 誰かの為にしか戦えないだろ
第68話 性は少なからず
第69話 性癖ってのは選べない
第70話 "何もない"と言う事は
第71話 事故と同一化したい
最終話 性とは何だ
本編あらすじ
それから3年後…。イデとケイと〇の三人は新宿で、リビド駆除をしている。新規の感染者も底をつき胞子も大分少なくなってきた。ロシアと中国はアンドロギュノスを一か所に集め一網打尽にしたため上海は焼け野原になっている。
脇谷イサムは初瀬との子供ができた。監督のお墓参りをする。中竹は農作業に精を出している。三人の幸せな光景を見ていると「さながらアダムとイヴだな」と言葉を漏らす。人類は父島と母島からやり直す。政府軍リーダーの田丸も味方に加わり地道にアンドロギュノスを倒す。性という怪物との戦いの物語・・・終幕。
***感想・評価・考察***
エロ(性)+寄生獣+アポカリプスの砦を混ぜたような面白い設定でした。第2巻からは能力バトル的な要素も加わって最後まで展開だった。ただ音に興奮するキャラはどうかな…という気がして性癖のバリエーションは限界のような気もした。最後に盗撮に興奮するキャラが登場するが、むしろ盗撮はメジャーな性癖?だからもっと早く登場してもよかったと思う。
ミキヤのその後、クラタは妻や娘と会えたのか、ゲジ(イケメン変身)のその後
結構面白い漫画だったが、ウィキペディアも存在しないので登場人物の整理は少し難しいかもです。最後は打ち切りが決定したのか、かなり早めの展開でしたが、それなりに最終話をまとめてきたので『途中までの展開は書ききれていないが、最終話だけは最初の予定通りの最終話が書けた』 のかなあと思います。