ヤングチャンピオンで連載している『OUT(アウト)』最新刊第18巻ネタバレまとめ。
ヤード内各地で繰り広げられる血で血を洗う死闘。1人、また1人と屈強な男たちが倒れていく…。安倍要率いる斬人副総隊は次第に追い詰められ、絶体絶命のピンチに陥ってしまう…。一方、弦巻良樹の元を目指していた丹沢たちの前に狂乱鬼副総長・三浦佑也が立ちはだかる。
互いの正義が激しくぶつかり合い、戦乱の渦は大きくなっていく…。そして哀しみは連鎖し、新たな哀しみを生む。闇に侵され、業を背負った男どもが行きつく先は!?ボンクラどもよ、刮目せよ!!
目次:第160話・161話・162話・163話・164話・165話・166話・167話・168話・169話
本編あらすじ
ポイントAでは狂乱鬼(元爆神蜘)の桐野が斬人の橋本に潰された。橋本はフーリンが倒したが、その直後の斬人特攻隊長の長嶋圭吾が現れて戦闘。ポイントCでは狂乱鬼の三浦と別動隊長のマヌクが交戦中。総長の丹沢敦司は逃走中のため現在追跡中。
ポイントFでは狂乱鬼の間宮と副総長の安倍が交戦中。数では狂乱鬼が勝っているが、現在の戦況は五分五分で拮抗している。元阿修羅副総長補佐の間宮祥は2年前に阿修羅入りした際に当時無敵を誇った火崎透とタイマン勝負をしてチーム内で唯一引き分けた実力を誇る。
数的不利ながらも細い道を利用して互角に抗争する安倍率いる副総隊メンバーだが、後ろが高い壁に囲まれた袋小路になっているため、このままではジリ貧の状態。そこに副総隊の一人、南国翔太郎が少人数で横の森を抜けて間宮の後方に回り込み、奇襲を仕掛けることを提案。しかし、阿部は間宮は面倒な相手でリスクが高いと却下する。
納得がいかない南国は二名を引き連れて無許可で間宮に奇襲を仕掛ける。刃物も準備して奇襲を仕掛けるが失敗。南国必殺の頭突き(チョーパン)を喰らっても反撃に出る間宮。
タイマンに誘導するも受け流されてしまい袋叩きにされてしまう。その頃、阿部はユンボ(パワーショベル)を操作し形勢逆転する。南国と間宮は再度の対戦になり南国の強烈な頭突きを喰らった間宮はついに倒される。しかし、間宮は最後の気力を振り絞り安倍にハンマーを振り下ろす!?
一方その頃、マヌクが三浦佑也によってボロボロの状態に。右目の眼球が飛び出るほどの怪我を負いながらも三浦と交戦するマヌク。6代目斬人の頃に斬人の人間を殺したことで弦巻良樹ら幹部によって殺されかけたところを、丹沢に助けられた恩を返すために死ぬ気で立ち向かうが、最後は三浦によって頭にネジのようなものを刺され死亡。
そして遂に丹沢の元に三浦が追いついた。三浦は三浦で仲の良かった角田瑛二を殺された恨みから殺す覚悟はできている。丹沢も皆川状介を殺されている大義名分がある。
丹沢と三浦の場所に安倍も到着。丹沢はマヌクが殺されたとして副総長の安倍にも三浦を殺す覚悟を求める。安倍は過去にマヌクから裏の世界は向いていないとして、斬人と丹沢から離れたほうがいいとアドバイスされていたが、丹沢からの言葉で覚悟を決めた表情をする。
その場を安倍に任せて丹沢は弦巻良樹のいる場所を目指すが、そこに井口達也が立ちふさがる!