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【サラダデイズ】感想ネタバレ第18巻(最終回・最終話・結末)まとめ

週刊少年サンデーで連載していた猪熊しのぶによる恋愛漫画『SALAD DAYS(サラダ デイズ)』の最終巻18巻の最終回(最終話)を含めた感想ネタバレまとめです。結末(ラスト)はいかに!? 

SALAD DAYS(18) (少年サンデーコミックス)

SALAD DAYS(18) (少年サンデーコミックス)

 

誰もが一度は経験する、みずみずしくて、少し恥ずかしい恋の季節、それが"SALAD DAYS"!!圧倒的人気に支えられた"由喜と二葉シリーズ"の恋のエピソードを収録!!二度とない青二才の時代の永遠の恋のすべてを深く切なく描ききった最高のLoveStory集最終巻!!

目次

夏の終わりのアルバイト
サラダデイズは突然に《前編》
サラダデイズは突然に《後編》
オネスト・ガール
決断《前編》
決断《後編》
再生そして...《前編》
再生そして...《中編》
再生そして...《後編》
サラダデイズは永遠に...

本編あらすじ

高校三年の秋、一度は付き合った神山由喜と河村二葉だが、二葉が彼氏以外の男性と一対一で会ったことで由喜が傷ついてしまい別れることに。その後は同じクラスメイトでありながらお互い口も利かない関係になってしまっていた。

そんな頃、桐花高校一年の和田美和子が由喜に猛アタックし付き合うことになる。恋愛相談をうける中で二葉は自分がまだ由喜のことがスキであることを認識する。実は美和子は告白するも好きな人がいるからと断られていた。美和子の転校が決まっており、最後の思い出作りまでに由喜は一週間だけ恋人を演じていたのだった。別れたことを後悔し始めていた二葉は由喜と少しずつ関係を修復しようと努力しようと決意するのだった…。

由喜は由喜で自分が傷つきたくなかったため自分から別れようと言ってしまったことを後悔していた。不要なプライドを優先させてしまったと気付いたときにはもう遅かったと心の中で思っていたが、二葉が笑顔で挨拶をしてくれるようになりお互い話ができるようにはなる。

数学教師の木村周斗先生は大阪に赴任することになり、妻であり二葉の姉の河村初音も一緒について行く。河村初音は妊娠とオメデタも重なる。そして河村二葉の両親は離婚していたが、ヨリを戻して再婚することに。家族全員で暮らしたいと考えている二葉の両親の希望から、河村二葉も高校三年の秋ながら姉とともに大阪についていくことことを決心して転校することになる。

知らされていなかった由喜はショックを受けるが、大阪行きの新幹線を見送りに行く。結局お互いさよならも言えず、お互いの気持ちを確かめることもできずに新幹線は発車。しかし電車の中で姉から「家族はどんなに離れていても家族。でも好きな人は違う。好きな人はもともとが他人だから、一緒にいるための努力が必要なのよ。自分に素直になる努力が…。」と諭され新横浜駅で降りるのだった。由喜も次の新幹線に乗っており奇跡的に新横浜で二人は出会い、抱きつく二人ーー。

六年後…お互い24歳になった二人は結婚する。神山由喜は教師に。思い出の八頭公園に散歩する二人。

立ち止まったり振り返ったり、泣いたり笑ったり…不安と混沌の中でもがきながら少しずつ大事なモノが見えてくる。そんな青青の時代ーサラダデイズー。

***感想・評価・考察***

SALAD DAYS single cut~由喜と二葉~ 1 (ゴラクエッグ)

SALAD DAYS single cut~由喜と二葉~ 1 (ゴラクエッグ)

 

1997年から2001年まで連載されていた人気恋愛ラブコメ漫画。オムニバス形式で男性の描写も多く男性が読んでも面白い。特に中学生や高校生が読んだら青春漫画として主人公と同じ気持ちになって応援したり泣いたり満足感のある漫画だと思います。告白が成功したときなんかはイヤッホーで叫びたくなります。

知らぬ間にリメイク(中身は続編ではなく新作)が連載されており当時を知るファンとしては嬉しいところ。猪熊しのぶはその後『都立水商』で有名に。当時人気だった恋愛漫画と言えば『サラダデイズ』か『BOYSBE…』が印象的です。間違いなく90年代後半を代表する正統派の恋愛漫画。いま読み返してみても絵柄も古くなく、ストーリーともに通用する作品だと思います。