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【死ノ鳥】感想ネタバレ第3巻(最終回・最終話・結末)まとめ

少年ジャンプ+で連載していた『死ノ鳥』の最終巻3巻の最終回(最終話)を含めた感想ネタバレまとめです。結末(ラスト)はいかに!?

死ノ鳥 3 (ジャンプコミックス)

死ノ鳥 3 (ジャンプコミックス)

 

フクロウによって連れ去られてしまったハル。彼女を見捨て、トキを東京へ連れて行く事を優先すべきか悩む一行に対し、九郎はハルの救出に協力して欲しいと訴え掛ける。敵の巣窟へ乗り込み、無事に彼女を助け出す事に成功した彼らの前に現れたのは九郎の妹だった──!? 戦慄のパニックホラー譚、完結巻!!

目次

第15話 あの日
第16話 巣窟
第17話 家族
第18話 弔い
第19話 追憶
第20話 偽物
第21話 3つ目
最終話 目覚め

2巻までのあらすじ

鳥を媒介にした未知のウイルスが日本に蔓延し始めた。感染した人間は自我が保てず凶暴になり、鳥の姿に変異して人間を襲ってくる…。飛行機内で知り合った明星九郎とトキは襲ってくるモンスターたちをかいくぐっていく。

スケアクロウという謎の人物から「悪食の鳥人(カルラ)」と呼ぶ今回のウイルスを解決するには抗体を体内にもっているトキの血が必要であることを知らされる。

鳥のような手足と翼をもっているトキは自分の血に感染の変異を遅らせる効果があることを知っており、感染していた明星九郎に隠れて血を飲ませていた。飲み続けなければ症状が進行し、完全に変異した後では手遅れであることも知っているトキの存在とは…

途中で加わった女子大生のハルと医者の浅野田の4人は、様々な謎を抱えたままスケアクロウのいる東京に向かうのだった。

本編あらすじ

大阪で知り合った鮫島桔平と世話役をやっている九条の二人。桔平の最愛の兄・鮫島祐介はウイルスに感染し、大阪一帯を縄張りにしている化物の頭領になっており桔平は兄を救うために兄を殺す決意をしていた。

窮地に陥っていた桔平をなんとか助けることができた明星と九条だが、部屋に戻ってみるとハルが攫われてしまっていた。大阪スカイフォールタワーに攫われたハルを助けに行く一行。タワーの展望台には化物の雛鳥が沢山いる巣になっていた。

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明星九郎は死闘の末、化け物になっている祐介を倒す。脱出する際に現れたのが鵺と呼ばれる巨大な鳥と、それを従えている九郎の妹である明星那岐(あけぼしなき)だった!ナキはタワーの倒壊に巻き込まれた兄・九郎を探すために現れたのだった。

明星九郎と明星那岐の両親は交通事故で他界しており二人だけの生活を送っていた。忙しい兄を家で待ち続けていた明星那岐。ある日、学校の帰り道で雛鳥だった鵺に噛まれてしまい第一感染者になってしまった。明星那岐は第一感染者であると同時に雛鳥だった鵺に噛まれた際に抗体「オリーヴの枝」を発言させた奇跡の子でもあった。

ナキは鳥の姿になりながらも自我を保てており、鳥を自由に操ることもできた。ナキは大好きな兄も自分と同じ姿になってほしいと考えており、鵺に兄を噛ませようとしたところをスケアクロウによって邪魔をされていた。

スケアクロウは鵺を回収することには成功したがナキには逃げられてしまった。必要なのは抗体とそれを吸収する対となる受容体。目撃者として確保した兄・明星九郎の体内から受容体を確認したものの肝心の抗体(ナキ)の行方は知れず…。

そうこうしている間に成鳥となった鵺は母鳥と認識しているナキを追って閉じ込めていた施設を破り外界へと飛び立っていってしまった。そしてナキの羽からでは抗体の成分を再現できなかった。必要なのはウィルスの毒性を持たない純粋な抗体だけの新鮮な血。トキはスケアクロウによって造られたナキの人造天使(クローン)だった!

ナキは自分のクローンなのに大好きな兄と一緒にいるトキが大嫌い。兄の隣という自分の居場所を奪ったトキを倒そうとするナキだが、トキも抵抗する。ナキが鳥たちに向ける命令言語を真似て同じようにさえずると、同じ声が真逆の命令をさえずることになり鳥たちは混乱する。

二人が争っているとき、九郎はいまだ瓦礫の中に埋まっていた。スケアクロウはナキと同じ化物になって世界を滅ぼすか、トキと共に人間として救済を選ぶのかクロウの判断次第で世界の未来が決まる事を心配する。

瓦礫に埋まりながらも九郎は思考をめぐらす。すでに症状が進行しすぎてしまい、トキの血を飲んでももう人間には戻れなくなっていた。みんなを救ってほしいと考えているトキとみんなを殺そうとするナキ。どちらか一方を助けることはどちらか一方を見捨てることになることに苦悩する…。九郎の出した答えとは…。

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瓦礫から出てきた九郎はすでに化物の姿になってしまっていた。そして九郎はその場でみんなを守り抜き、東京にはトキ一人で行ってもらうことを決断する。九郎は自分に残ってる唯一の人間の部分である右手を引き千切り。それをトキに託す。涙ながらに一人で東京に向かうトキ。全ての結末は…。

十年後…。

東京では鳥類災害追悼式がおこなわれていた。空を取り戻した平和の願いと犠牲者への追悼がおこなわれている。その後無事に東京に辿り着いたらしいトキによってワクチンができて世界は救われた。ハルと浅野田はなんと結婚していた!

追悼式に参加していたトキだが、届いたメールを見て涙ながらに途中退出する。向かった先は病院。そこには九郎が眠りについており、傍には人間に戻っている妹のナキが座っていた。トキに対して「パクリちゃん」と挨拶を交わすナキ。そろそろ目を覚ましてよと呼びかけるナキ。

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十年間眠ったままの九郎だが、最後に九郎はゆっくりと目を覚まし、最愛の二人を前に笑顔を浮かべる。

***感想コメント***

死ノ鳥 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

死ノ鳥 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

1巻は面白かったが最後は急展開で理解が追いつかなかった。連載開始の初期構想では大阪から東京までの道のりに様々な苦難と出来事を乗り越えていくストーリーだと思われたが、3巻の最後まで出発地点である大阪にとどまったままであり、どう最後を終わらせるのかと思ったが、最後は翼の生えたトキに「ひとっとびだろ」と言い終了。

結局スケアクロウの存在も謎めいたままだったし、ワクチンを作ったあとにどうやってカルラを倒したのかは省略された。読者自身で「これはこうだったに違いない」という想像をしないと意味不明な部分がかなり残ると思う。打ち切りが決まっていたせいだと思うが、急展開だったなぁ。