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【天空の扉】感想ネタバレ第14巻まとめ

2020年6月に発売されたコミックヘヴンで連載中『天空の扉』14巻ネタバレあらすじまとめです。

天空の扉 14

天空の扉 14

 

レイとキャロスの陰謀『両界大戦』の準備が着々と進む中、遂に語られる勇者レイの冒険の軌跡――。同郷のティルと共に、魔王討伐の道へ!ボイド・カラコスを加え旅を続ける中、一行は魔王護衛軍と激突する!大冒険の果てに、待ち受ける運命とは!?珠玉の冒険ファンタジー!激動の第14巻!

目次
第50話 夢3
第51話 夢4
第52話 夢5
第53話 空に浮かぶ巨大な島

本編あらすじ

ついに魔王護衛軍最強の三姉妹と相対する勇者レイたち。蛇に睨まれたカエルのように身動きが取れなくなる。魔王護衛軍の少女たちは一瞬で自分たちを皆殺しにできるが自分たちの攻撃は一切通らないことを察する。しかし、ガルドフスを連れて帰ることを条件にアーティファクト『知性の冠』は譲られることになる。

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こうして手に入れた知性の冠の性能は反則だった。存在する場所が分からなかった『凍てついた時の刃』『大いなる加護の鎧』の位置。誰も知らない魔王軍の情報や雷撃魔法の覚醒方法。メンバーの各種強化方法まで天啓として教えてくれた。

レイたちは攻撃魔法がある世界では珍しい比較的密集した陣形を採用していた。これは魔法なら『応報の盾』で全員を防御しつつ反射攻撃でき、物理攻撃ならボイドが全員をかばえる陣形である。それを前提にレイとティルとカラコスが遠距離から攻撃と妨害、罠の設置を行い、近づけばボイドとレイが近接連携で仕留めるという単純ながら高度に鍛えられた連携は強かった。

そして史上最強の剣『凍てついた時の刃』を手に入れた。凍てついた時の刃は古代文明の工具だったが、安全装置(対人使用禁止機構)が破壊されている(古代文明からしたら)欠陥品でもあった。

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そしてマクロドライバーのルイ・モーデリア(ルーシュとルサルカの父親)と出会う。お偉いさんから勇者レイ専属の運び屋を命令されルイだが、人間界全体にとって重要な仕事を損なってまで専属になる判断に納得できていないとして実力を見せろと話す。

大軍勢があっという間に崩壊させた勇者レイたちの実力を評価する一方で、暴走する化け物馬を3人がかりで何とか制御しているようなパーティーだとも分析する。

ルイが加わったことで勇者レイたちの活躍の幅と戦果は比較にならないほど広がった。世界最強最速の対魔王軍遊撃部隊として魔王軍全体を襲撃し、人間界に侵攻した魔王軍を押し返せるようになった。

だが同時に勇者レイたちへの報復であるかのように魔王ディアボロと魔王護衛軍三姉妹によるものと思われる人間軍兵士の大量殺戮が次々発生し、戦況は泥沼の様相を呈し始めていた。

そして1年後…大いなる加護の鎧が封印されている遺跡に辿り着く。しかし、知性の冠や応報の盾は「正体不明」「呪いや狂気に近い何かを感じる」として警告する。そこに魔王護衛軍三姉妹が現れ、大いなる加護の鎧を処分するために来たと話す。

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どんなに酷いことになってもいいから、何もできなくてもいいから結果としてただ死なないように作られた鎧だとして危険性を説く。着用者を絶対死なせないのに「いまいち守る気がない」として根本的に発想がおかしい鎧であり、過去には明らかに死んだほうがマシな原型をとどめない姿で喚き続けていても、自分で脱ぐまでは脱がせられず、とどめを刺そうとも偶然うまくいかず、結果として寿命が尽きるまで死ななかったと魔界の記録には記されていた。

味方のカラコスですら「気持ち悪い」として評するが、ティルだけは死なないメリットとともに、それらすべてが証明できないと反論し、勇者レイたちは三姉妹との戦いを選択する。母鳥姫マーレの魔法生物フェザー・オブ・コキュートスが暴れ狂い、容赦なく勇者レイたちを襲い、勇者レイ一行は全滅。

レイは内臓を喰われるのをただ見ていることしかできなかった。恋人ティルが目の前で捕食されてしまい絶望の淵から覚醒。二度と使えなくなる代わりに眠っている力を全て引き出すことに成功。レイの謎の蘇生魔法によって全員が生き返ることもでき、極大雷撃魔法で三姉妹を退散させた。

その後、伝説の武具を揃えた勇者レイたちは時に軍を率い、時に遊撃し、時に敵将を暗殺し魔王軍を蹂躙した。ルイの機動力と勇者レイの雷撃魔法と、知性の冠が教えてくれる情報のおかげで勝利に勝利を重ねた。

ついに魔王城で魔王ディアボロと相対する。意外にもディアボロは対話を望むが、勇者レイは問答無用で戦闘を開始する。本気を出したディアボロによって一方的にやられる勇者レイだが、魔王ディアボロは止めを刺さずに「もうやめんか」と停戦を希望し、仮に勝利しても王に危険人物として暗殺されると忠告する。

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それらを聞く耳をもたずに反撃したレイによって、ついに魔王ディアボロを倒した。勇者レイたちは侵攻中の魔王軍を完全に撤退させ戦争は終結。人間界はかなり有利な条件で講和を結べた。ジェラルド王国に帰還すると盛大に祝福される。そして2日後、勇者レイたちの凱旋パレードと祝賀会。そして勇者レイとティルの結婚式が開かれた。

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ティルは妊娠しており、二人は幸せの絶頂にいた。しかし、結婚式場の飲み物に混ぜられていた魔法の毒で勇者レイ一行は全員死ぬことになる。すべてはディアボロの予言通り勇者レイとその仲間を確実に全滅させる唯一の機会を狙ったジェラルド王の仕業だった。

勇者レイにとっても意外だったのはアクセサリーとして身に着けていた大いなる加護の鎧のパーツは中途半端ながら不死効果を発揮し、勇者レイが葬られた石と鉄の墓の中にまで潜り込んできた。

何年もかかりながら石だけを道具に這い出した勇者レイ。そこで出会ったのがキャロスだった。回想は終わりレイが意識を取り戻すとキャロスは「例のアレ」を見つけた来たと報告し、レイは微笑む。

その頃、飛行能力を手に入れたルーシュの模擬マクロドライブで常雪山脈に移動するルーシュ一行。そこで大気圏に近い場所で見つけたのが空に浮かぶ巨大な島だった。それを見てディアボロは「伝説は事実だったのか…信じたくなかった」と目を覆う。

魔王ディアボロの指示で近くまで接近し、島の内部を見ると謎の扉を発見する。魔王ディアボロですら存在そのものを疑問視していた天空の扉が存在することが明らかになる。そして全員の前に『空っぽの男』が突如現れ「私は邪悪な男だった」と語りだす…。

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***感想・評価・考察***

天空の扉 14

天空の扉 14

 

ついに天空の扉が登場。まるで天空の城ラピュタのようでした。次巻15巻では明かされる天空の扉の真実、神の謎。そして…ルーシュ一行に世界最強の大英雄・雷光の勇者レイ立ちはだかる!