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【テラフォーマーズ】感想ネタバレ第6巻まとめ

週刊ヤングジャンプで連載中の『テラフォーマーズ』感想ネタバレ第6巻まとめ

テラフォーマーズ 6 (ヤングジャンプコミックス)

テラフォーマーズ 6 (ヤングジャンプコミックス)

 

日米合同第1班は鬼塚慶次が奮闘するも、敵の策略により、窮地に立つ…。一方地球では、各グループの思惑が複雑に交錯するなか、膝丸燈に関する重大な秘密が明らかに!共に進む仲間のため、あの日交わした約束のため、戦士たちは絶望に立ち向かう! 

目次

第42話 WORKING MAN 鬼塚慶次
第43話 BLUE EYES 炎の瞳
第44話 BOXER ボクサー
第45話 YELLOW JACKET ARMS BUG 日本原産大雀蜂
第46話 DRAGON FLAME 火と星
第47話 SHOOTING STAR 軌道と無軌道
第48話 PITCHERS 対抗するもの
第49話 2ND GENERATION 第二の戦士たち
第50話 EVOLUTION CRISIS 進化の雛形
第51話 UNNATURAL BORN FIGHTER 人為の武芸者
第52話 JAGUARS 野獣

本編あらすじ

第42話 WORKING MAN 鬼塚慶次

彼は地球でボクサーという職に就いていた。その業績たるや、ライト級世界チャンピオン、Sフェザー級世界ランキング1位。彼は極めて勤勉で地味な生活をしており、スタイルも教本通りのアウトボクシングで堅実に判定勝ちを取る、ショービズ的には金にならない王者。しかし、慶次の様にできるという事がどれだけ難しいかを同業者は知っていた。そんな慶次のモチベーションを支えるのは母親。郷里の離島で病床に伏せっている。「あんたねー毎週毎週帰ってくることないのよー」

(もともと他人と殴りあう様な質ではないのかもしれない。これが慶次のずっと変わらない習慣だった。)そんな彼に訪れた転機、それは網膜剥離であった。目の手術をして地元へ帰り、郵便配達の仕事をする慶次。「釣りに行く暇もなさそうらけ、オレはこっちの方が合ってるがーよ」島で違う職業に就いた慶次。そんな彼にU-NASAから連絡が来た。

「要件は二つ」「あなたの格闘技術が必要です」「それと、あなたを借金から救う事が出来ます」借金返済のためにテラフォーミング計画に参加し、MO手術を受けろと伝えるミッシェル。地元では顔にこそ出さなかったが、慶次は網膜剥離のありとあらゆる治療を試していた。藁をも掴む思いですがった相手に騙され借金を背負わされてしまう。それほどに必死だった。

だが、治療がかなう前に病弱だった母が他界してしまう。慶次の視力は日常生活に支障がない程度には回復していたが、遠くのもの・・・例えば本土から故郷の島を見た時にピントが合わなかった。もう戦う理由がない。そう言ってミッシェルとの食事の席を立つ慶次。彼が口にしたのはスープと前菜だけ。それは彼がまだボクサーとしての生き方を忘れていない証拠だった。

後日、慶次はU-NASAの門を叩く。ベースの生物は一番目のいいやつにしてくれ-。もう一度、本土から故郷の島を見るために。たったそれだけの理由に彼は命を賭けた。MO手術を生き延びた地球の拳闘家が、今火星のゴキブリとリングで向かい合う。

第43話 BLUE EYES 炎の瞳

鬼塚慶次とクロカタゾウムシ型テラフォーマーは期せずして穴の底で1対1。クロカタゾウムシ型は他のテラフォーマーとは異なり、養殖したと思われるカイコガを食べて動物性タンパクを摂取している。そのため体つきが2回り大きく、隆々と膨れ上がった筋肉がはちきれそうだ。

その筋力、そしてゴキブリの持つ瞬発力で放つ拳。人間など一撃で即死に至らしめるには十分すぎる武器だが、慶次にはただの一発も当たらない。これも小町の空手と同じく、人類が研鑽し積み上げてきた武の歴史。毎日練習した動きを体が覚えているに過ぎない。

慶次の手術ベース、モンハナシャコは貝や蟹の殻を強力なパンチで叩き割って捕食するだけでなく、生物の中でも特に目がいいとされている。人間の目では捉えられない紫外線、赤外線やマイクロ波、電波まで可視領域だという説まであるらしい。人間の目では三色分しかない色覚(いわゆる光の三原色を指すのだろう)がシャコには十二色もあるというのだから驚きである。だとすれば、いったい周囲がどう見えているのか想像もできない世界だ。少なくとも火星の暗い穴の底で慶次は相手の姿をはっきりと視認していた。

テラフォーマーと対峙し、圧倒的なパンチ力で相手の甲皮にヒビを入れながら、慶次は亡き母のことを思い出す。いつも心配をかけていたこと。地球へ帰ったら、母が安心してくれるような人生をやり直そう。火星で出会った素敵な仲間たちと共に-。

「あれっ…?」母を想い思わず涙を流した慶次。その涙が一瞬彼の視界を奪った。避けられたはずのパンチが彼を襲い、遥か後方の壁へと激突させる。煙を上げるテラフォーマーの拳。壁面から穴底へ滑り落ちたまま動かなくなった慶次。

片はついたと小町の方へ進み出るゾウムシであったが、小町は「―俺に用か? 早まるなよ まだ経ってないだろうが」と言う。ゾウムシの背中ではカイコガ型の張り巡らせた糸をリングロープの代わりにつかみ、立ち上がる慶次が見える。そう、まだ10カウントは経っていない。ダウンしても起き上がってくる、それもまたボクサーの習性なのだ。

職業なのか?人種なのか? 資格なのか形容詞なのか―?ともかくこのゴキブリはまだ知らない 慶次の様な奴らの事を………『ボクサー』を知らない。

第44話 BOXER ボクサー

『まだ、終わらない。終わるわけがない。』曰くシャコは全身凶器。水槽を割り、水中でダイバーの指を折るほどの強力なパンチ。甲殻類特有の硬い殻に加え全身にトゲを持ち、尾でも斬りつける事が可能。そして驚異的な視力を持つ・・・「ぼくがかんがえたさいきょうのいきもの」だ。

一方でシャコの弱点はその大きく飛び出した目。視力がいいからこそ目に頼る部分があり、眼球をやられるとなすすべがないという。鬼塚慶次はクロカタゾウムシ型テラフォーマーの強烈な一撃により穴の壁に叩きつけられ、右目の視界がなくなっていた。左腕も動かない。

それでもまだ立ち上がれる。立ち上がれるから立つ。それはMO手術で与えられたシャコの能力ではなく、慶次自身が持ちうる武器-ボクサーのハートだ。疲れた。もう休みたい。俺はもう充分やった。頭ではそう思っているのに、もう少しだけ頑張れる…あと1ラウンドだけ…いつもリングの上でそうしてきたように、慶次は足を動かす。が、右目がふさがり死角となった所へゾウムシは巧妙にカイコガの糸を巡らせ、慶次の足を止める。その隙をついた上段蹴りが慶次を軽々と舞わせた。

吐血。明らかに内蔵にダメージがある。それでも立ち上がる慶次を支えているのは、火星行きを共にする仲間の存在だった。自分の名を呼び、頼ってくれる仲間がいる。それが彼の意識を保ち、肉体を支え続けていた。テラフォーマーの正面にたち、最大出力でその拳を打ち込む。慶次がシャコに殴られているように見えるがそうではない。シャコの一撃は22口径の弾丸と同等の威力を持つ。それが人間大で、水の抵抗がない状態で放たれたなら・・・!

先程までとは逆の光景だった。テラフォーマーは大きく弾け飛び壁に叩きつけられ、意識が朦朧としている。その胸にははっきりと拳の形が刻み込まれた。食道下神経節を体表の上から破壊され、テラフォーマーはダウンする。脳は無事でもここをやられるとテラフォーマーは体の自由が効かない。10秒経過、慶次は勝利の拳を掲げ立つ。『捕獲(ノックアウト)!!』

第45話 YELLOW JACKET ARMS BUG 日本原産大雀蜂

クロカタゾウムシ相手に辛くも勝利を収めた鬼塚慶次。一方、穴の上ではマルコスがテラフォーマーを叩き伏せている。マルコスは小町の身を案じ、穴へ戻ろうとする。カイコガの能力持ちテラフォーマーを見た時から小町の様子がおかしかった。小町は冷静さを失って実力を発揮できないかもしれない。

それにゾウムシとカイコガのテラフォーマーを並べて見た時、カイコガの方が明らかに格上だった。メキシコの貧民街でゴロツキ相手に生き延びて来たマルコスの動物的な勘が、小町の危機を報せているのだった。

慶次が穴の底から見上げた、空中に糸で張られた足場。カイコガが小町らを仕留めるために用意したものだ。その足場に横たわるカイコガ型テラフォーマー。ヨロヨロと身を起こすと、何かを穴の上へ投げる。仲間への合図だろうか-。

構わずにじり寄る小町。それを糸で絡めとるカイコガ。小町は拳から毒針を打ち出し相手の動きを止めると、間髪入れずに正中線三連撃を叩きこむ。小町は秋田奈々緒を思い出していた。20年前、一緒に火星に来た幼なじみ。テラフォーマーとの出会い頭に殺され、その遺体とカイコガの能力はゴキブリたちに利用されている。だが小町は冷静だった。冷静に、容赦なく目の前のカイコガ型を殴り続けた。

殴り飽きたあと、渾身の手刀でテラフォーマーを地面に叩き落としてフィニッシュ。まるで相手を寄せ付けない圧倒的な勝利だ。オオスズメバチの手術と自己鍛錬のみで練り上げた小町のあまりの強さに慶次は呆れて笑うしかなかった。気になるのは先程のカイコガの何かを投げ上げる行動。慶次もそれを目撃していた。

ロシア班。密集ピラミッドの内部を進むアシモフら。「妙だ」「ここは大して重要な施設じゃないのかも知れん」アシモフは何かに気づいたようだった。

第46話 DRAGON FLAME 火と星

日米第一班の小町や慶次らが穴の底でテラフォーマーたちとの死闘を演じている頃、ロシア班はピラミッドの中を踏査している最中だった。ピラミッドに警備がおらず追手もないことから、「ピラミッドは大して重要な施設じゃないのかも知れん」とつぶやくアシモフ。

ただし人間にとっては重要で、アシモフが言うには「ラハブ」に関わる「アレ」がここにあるという。神のような存在であること、すでに死んでいるらしいこと、失われた惑星がラハブという名前であること・・・“アレ”という何かが眠っているだろうと言う話とは?ラハブとは?そこにいた生き物を指すのか?謎は深まります。

アシモフはピラミッドの外で捕まえたカイコガを見せる。その蛾の脚は人間の指の形状をしていた。秋田奈々緒の体組織をベースに養殖したのだろうか・・・?

ピラミッドの奥の石室でアシモフがみつけたそれは、金属でできた球形の機械だった。作業用のアーム、車輪、発電パネル、通信アンテナ・・・機械の名はグレイトカープ三号。火星探査のために送られ消息を絶った無人機だ。

ピラミッドはテラフォーマーが不要品をしまっておくための物置小屋に過ぎなかったらしい。しかしアシモフはこうも危惧する。「何か盗まれているとしたら、”バグズ”の銃と乗り物程度だと想定していたが…、ゴキブリ達はもっと以前から見つけている。我々の星と、戦争(たたかい)の燃料(どうぐ)を」

テラフォーマーに落とされた穴の底から出ようとしている小町と慶次。小町はカイコガ型テラフォーマーの「合図」のような行動に違和感を拭えなかった。だが小町がその答えを見つけるより早く、そして穴から出ないうちに、穴の上で轟音とともにさらなる火の手が上がった。

第47話 SHOOTING STAR 軌道と無軌道

日米一班のマルコスらを襲ったのは、爆発炎上する兵器。バグズ1号や2号から盗取した「燃料」を使ったものと思われる。見渡す限り、ナパームの様に着弾した周囲が広く炎上していた。本来、テラフォーマーを殺すだけならば地球側にも相応の兵器はある。毒ガスだろうが水爆だろうが大量破壊兵器で攻めればおそらく負けないだろう。

しかし、アネックス1号のミッションはあくまでAEウイルスの抗体研究であり、サンプルの捕獲だ。少なくとも表向きは。直撃を免れ、炎に囲まれながらも健在のマルコスであったが、ここで彼らを一様にある変化が襲う。薬の効果時間が切れたのだ。

アネックス1号の薬の保管庫はテラフォーマーに荒らされ、緊急脱出する際に持ちだした薬は脱出機に備え付けのものと、幹部が個室に持っていた分だけ。ただでさえ少ない在庫に、昼からの連戦。薬が切れて変態が解けかかった瞬間、炎の中から新たなテラフォーマーが現れジャレッドの右足を切断した。ジャレッドに注意を促した隊員もすでに頭部を切り飛ばされている。

それに呼応するかのように、地面の中から無数のテラフォーマーの群れが出現。率いるのはモグラのような爪をもった個体だ。薬が切れ、炎と新手のテラフォーマーに囲まれ、マルコスの体力はもう限界が近かった。「万事休す…か……」テラフォーマーがマルコスにとどめを刺すかと思われたその時、高速で飛来した何かがその腕と顎を砕き割った。「お……、おととい…来やがれ…だぜ……」

「今、助けるぞ!」マーズ・ランキング12位、オウギワシの能力をもったアレックスの投げたボール型の武器だ。ここで日米1班と2班がようやく合流。2班にはミッシェルと燈もいる。単体相手なら負ける心配はない。

地球では日米班をいかに合流させるかという戦略を蛭間七星が組んでいた事を独白。蛭間七星が「だいいち『高速脱出機』…、あんな物が搭載(つ)んである事自体がおかしいんだ。」「人間側に裏切り者がいるとすれば、そいつらが動くのは間違いなく艦長の監視を逃れられている今、プランδ中だろう。」と予想。

ピラミッドの奥、アシモフは目を見開き立ち尽くしていた。アネックス1号の構造、脱出機の操縦方法、注射・・・それらを図示した布が壁面に貼り付けてあったからだ。間違いなく、人類がゴキブリへ情報を渡している。しかし誰が、何のために?消息がわからないのは焼死体となって班ごと全滅したとされる中国の劉、そしてヨーロッパのジョセフだ。