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【トッキュー!!】感想ネタバレ第9巻まとめ

週刊少年マガジンで連載していた【トッキュー!!】感想ネタバレ第9巻まとめ

トッキュー!!(9) (週刊少年マガジンコミックス)

トッキュー!!(9) (週刊少年マガジンコミックス)

 

ヒヨコ隊最後の試練・100km行軍に挑む兵悟たち!!過酷を極めるレースに一度は挫けそうになる4人だったが、それぞれの思いを胸にもう一度前に進みだす!残るはあと僅か。4人全員無事に基地まで辿り着くのか?そして、いよいよトッキュー本隊へ!!

前回までのあらすじ

ヒヨコ隊たちは特殊救難隊員としてレンジャー検定・潜水検定・体力検定をおこない必要な基礎体力・基礎技術・行動能力検定をおこなった。その最後の締めとして100km行軍が始まった。所持金ゼロ、飲食の携行禁止した中、不眠不休で完走しなければいけない地獄のロード。

山梨県大月駅から羽田特殊救難基地までの約100km。昼12時スタートで制限時間24時間以内に完歩すること。ルートは自由だが相模湖駅、立川市日野橋交差点、狛江市役所の三カ所のチェックポイントは必ず通過すること。公衆電話から四時間ごとに定期連絡し、その際必ず俳句か川柳を一句詠む決まりになっている。真田隊長も途中から飛び入り参加したが、果たして完走できるのか!?

本編あらすじ

神林19時間49分
石井19時間49分
大羽20時間05分
佐藤20時間27分

全員がゴールする。

***感想コメント***

100kmと言えば24時間テレビのマラソンを思い出す人も多いだろう。厳密には走るランナーによって走行距離は違うが、おおむね100km前後だ。40代以上のランナーも多いが、全員がそれまで運動らしい運動をしない生活でありながら走っても100kmを完走している。

このことからも24時間以内の100km走破の難易度は難しくないことがわかる。ヤラセ問題が浮上するが、そもそもがそれほど難しくない挑戦である。

ゴール寸前で感動を呼ぶような台本になっているが、市民ランナーからすれば普段から走っていない運動不足の人間が、無理に走っただけの話である。むしろ怠慢や準備不足は明白なのに当日だけ頑張る姿に呆れる人もいるかもしれない。

その他の事例としてユーチューバーの人が検証した結果、歩いてでも24時間以内に100kmは可能だった。その人は途中、ビールも飲んでいたが問題なくクリア。難しいのが眠気らしい。あと後半になると走り慣れていないと豆ができる。それぐらいとのこと。

100km行軍が地獄の訓練のように思う人もいるかもしれないが、実際には大変ではあるものの、完走すること自体のハードルは高くない。24時間マラソンで途中棄権や番組時間内のゴール失敗が続くと企画が成立しない。だからといって簡単な挑戦だと感動しない。24時間マラソンとはよく考えられている企画なのだ。

第8巻で大羽廣隆が言っているが、時速5kmで歩けば20時間でゴールできる。ただし当日の天候や時期・体調管理など不確定要素によって難易度が変化すると思われる。本作ではゴール寸前で全員が疲労困憊になっているが、真冬の寒い時期であり、ペース配分や雨など悪い状況が重なった結果、過酷な訓練となってしまっている。

ちなみに真田隊長は最高記録14時間35分(歴代1位)であることが第8巻68話で明らかになっている。嶋本進次曰く20時間以内にクリアすれば早いほうであるとのこと。

第9巻70話で神林兵悟が「陸だし皆いるし水飲めるし、漂流した時と比べるとマシ」という言葉に象徴されるように、日頃から過酷な訓練をしている海上保安庁の特殊救難隊からすると、本作の特殊救難隊は身軽な服装、ペース配分は自由、飲み水も禁止されていない条件は、どちらかと言うと楽な部類に入るかもしれない。少なくとも危険な訓練の部類ではないと言える。

なお第一管区海上保安本部・函館航空基地の新人救難士訓練として松前~函館間の100kmを24時間以内に踏破する訓練があるらしい。その動画がYouTubeに残っていた。その人は約21時間で踏破。鹿屋航空基地の飛行幹部候補生も100km行軍の訓練があった。自衛隊でも長距離行進訓練があるらしいが、重装備のため難易度が劇的に変化すると思われる。