【トリコ】感想ネタバレ第1巻まとめ
世はグルメ時代! IGO直属ホテルの料理長・小松は、局長から「ガララワニ」捕獲の命を受ける!! 任務に抜擢されたのは、カリスマ“美食屋”トリコ!! 二人は最高の食材を求め、命を懸けた旅へ出発するが…!!
目次
第1話 美食屋・トリコ!!
第2話 フォークとナイフ!!
第3話 虹の実!!
第4話 釘パンチ!!
第5話 トロルコングの罠!!
第6話 食わねーなら!!
第7話 ホテルグルメにて!!
本編あらすじ
誰かが言った...
全身の肉がすべて舌の上でとろける
霜降り状態の獣がいるとー
プリップリで身のずっしりつまった
オマール海老や、タラバ蟹の身が
一年中 生る樹があるとー
琥珀色の上質で芳醇なブランデーが
たえまなく湧き出る泉があるとー
人々は魅せられる!未知なる美味に!
世はグルメ時代
未開の味を探求する時代
国際グルメ機関直属の「ホテルグルメ」でIGO事務局長のウーメン梅田から「ガララワニを出せないの?」と言われるコックの小松。「それはムリな注文です。調理がではなく、食材の調達がです…!」ガララワニは捕獲レベル5。戦車を要請してもはたして仕留められるかどうかの難しい食材。そのため美食屋に依頼することになる。ガララワニを仕留められる美食屋となるとトリコしかいない。
小松はトリコにガララワニの捕獲を依頼しに行く。「㎏単価20万円500㎏の個体なら1億で引き取らせて頂きます…」とトリコに依頼するが、「生け捕りは無理だ」というトリコ。しかし、「㎏単価20万じゃ割に合わんて意味だ!その気になりゃ捕獲はワケねーだろが!」「明日、出発する」
美食屋とは、未開の味を求め、まだ見ぬ食材を自ら探し捕食する食の探究者。現在、世界には約30万種類の食材が存在するが、その2%はトリコが発見したとも言われている。まさにグルメ時代のカリスマ。
それに同行する小松。船での移動中、トリコの警察犬を凌ぐレベルの嗅覚に驚く。(嗅覚は味を計る上でもかなり重要な感覚器官…でも、ここまでスゴイなんて…。これがプロの美食屋か…)
ガララワニが生息するバロン諸島最南端ババリア島に到着するトリコ一行。怪しい雰囲気を感じるトリコ。バロン諸島唯一の入り口である通称「鬼の口」と呼ばれるマングローブのトンネルからは船から降りて、ボートで向かう。「島の様子がおかしい…トラブルの匂いだ…」
捕獲レベル1が、猟銃を持ったプロの狩人が10人がかりでやっと仕留められるレベル。今回のガララワニは捕獲レベル5。トリコであれば仕留められるレベルだが、通常は150年近く生きるガララワニの中に、300年以上生きているガララワニがいるらしい。長く生きている分、凶暴な性格になっている。
かくして、トリコと小松の最高の食材を目指す美食の旅は始まった。