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【うしおととら】最強を決める強さランキングトップ25

1990年から1996年まで週刊少年サンデーに連載していた藤田和日郎の大人気漫画『うしおととら』の最強ランキングをまとめてみました。

第1位:白面の者/最強の邪悪の化身

九つの尾を持った狐に似た巨大な怪物。原初の混沌から陰と陽の気が分離して、この世界が形成されたときに下に溜まった陰の気より生まれた邪悪の化身。中国で育ち、数百年にわたり沖縄の海で封じられていたため泥濘や痛痒や哀惜の慟哭など話す言葉がやたら古くて難しい。現代っ子の潮とは会話ができないと思われる。

第2位:蒼月潮/獣の槍の最後の使い手

本作の主人公。光覇明宗最強の法力僧・蒼月紫暮と、3代目お役目様の間に生まれたサラブレッドなのに法力のセンスは皆無。紫暮に似たのか、ちょっと暴力的な男の子。絵が壊滅的に下手だが心はこもっている。家を全壊させられたのは悲惨。

第3位:とら(長飛丸)/獣の槍に封じられていた大妖怪

獣の槍に封じられていた大妖怪。妖怪の中でも知名度は高く、その名を聞いただけで震え上がる妖怪も多い。スピードもあり、鋭い爪と牙での攻撃力も高い。炎と雷をだせ、人間に変身できるなど多彩な技をもつ。いつも最初は油断するため余裕で勝てる相手にも一回はピンチになる癖がある。香水や苦手で、ハンバーガーが好き。

第4位:漂/浄眼の目をもつ最強の符咒士

金をもらって妖を退治する符咒士の中国人。中国の妖怪の中では有名で、獣の槍以上に恐れている者までいる。三日三晩に渡る激闘を繰り広げ、紅煉を倒す。お酒好き。

第5位:紅煉/白面の手下

字伏の一体。霊刀を三本も保有しているが、なぜか口の中に刺している。他のやりかたもあったろうに。基本能力はとらと同一ながら早起きしたため強い。他の字伏も早起きすればよかったのにね。

同6位:斗和子/白面の尾の分身

底知れなく暗く澱んだ目をした黒衣の女。白面の者の九つの尾の一本が変化した分身。死んだと思ったら最終巻で蘇っている。

第7位:くらぎ/白面の尾の分身

昆虫のような巨大な妖怪。白面の者の九つの尾の一本が変化した分身。光覇明宗の総本山を襲撃するも、日崎御角とキリオによって倒される。

第8位:シュムナ/白面の尾の分身

霧状の体を持ち、中に入った者を溶かして吸収する妖怪。斬れないのが強みだったが最終的に斬られた。白面の者の九つの尾の一本が変化した分身。

第8位:蒼月紫暮/光覇明宗最強の法力僧

光覇明宗最強クラスの法力僧。蒼月潮の父親。若い頃は破門されそうになるが、結婚と子供が生まれて丸くなった。大酒飲みだったが禁酒に成功。

第9位:ジエメイ/初代お役目様

古代中国出身。獣の槍制作者のギリュウの妹。生まれ変わると法力僧をも上回る強大な結界能力と前世の記憶を有していた。数百年前の白面の者との戦いで陰陽師・妖怪達とともに白面を退けた後、沖縄沖で白面の者を封じる初代の「お役目」(結界守護者)を担った凄い人。

第10位:日崎御角/2代目お役目様

2代目お役目様。白面の者を数百年閉じ込めることができるほどの強力な結界術を使いこなす。老いてなお結界術は健在で、くらぎを退けている。破門しているのに凶羅を泊まっていくよう促すなど少し強引な部分もある。

第11位:蒼月須磨子/3代目お役目様

3代目お役目様。蒼月潮の母親。こと結界においては作中最強の術士。蒼月紫暮の妻だが、実は数百歳年上の姉さん女房。江戸時代に生まれたため、「とれなー」や「じいぱむ」や傘に驚く。ジーパンを結ぶヒモが意外にオシャレ。結婚前から子供の名前を決めているタイプ。

第12位:神野/西の妖の総大将

剛刃「流走」を振るう西の妖の長。宮崎県の高千穂の上空にラピュタのような城に住んでいる。白面の者によって自慢の剛刃も欠けたり、妖怪だけど妖怪に乗っ取られるお茶目な一面も見せてくれる。

第13位:山ン本/東の妖の長

遠野で東日本の妖をまとめる東の妖の長。その正体は天狗。蒼月潮に減らないおむすびをプレゼントした。

第14位:凶羅/光覇明宗を破門された破戒僧

強力無比な武法具『穿心角』を使いこなす法力僧。白面との最終対決では、結界壁の弱い部分を一人で守り抜いた。黒炎の屍の山を築くも、自身も致命傷を負ってしまう。他者のために戦った事に満足感を覚え誰にも看取られる事無く絶命。

第15位:あやかし/海の巨大妖怪

海で死んだ者の魂が集まった海蛇に似た姿の巨大妖怪。終盤で明らかになるが、その正体は白面の者の九つの尾の一本が変化した分身だった。特殊な油で覆われていて炎・雷・槍の攻撃が効かない。4万トンのタンカーを食べる大食漢。

第16位:ふすま/空の巨大妖怪

上空を飛ぶ巨大な妖怪。飛行機を襲っていたらしいが、昭和時代より前はどうしていたのか謎を残したままだった。一反木綿の上位互換の妖怪だと推測される。

第17位:一鬼/遠野妖群頭

額に角を持つ修験者の姿をした妖怪。蛇の化身で、相手を丸呑みできる。妖怪の性なのか最初からその技をだすことはない。

第18位:キリオ/赤子を元に作られた法力人間

うしおととら フィギュアマスコット [4.キリオ](単品)

うしおととら フィギュアマスコット [4.キリオ](単品)

 

獣の槍伝承者候補の一人。赤子を元に作られた法力人間。武法具『エレザールの鎌』を持ち、九印を従えている。みんな赤子から強化すればみんなキリオになれるのか。

第19位:九印/キリオに付き従うホムンクルス

うしおととら フィギュアマスコット [5.九印](単品)

うしおととら フィギュアマスコット [5.九印](単品)

 

引狭が作り上げた最初の成功作にして、完全無欠のホムンクルス。西洋版のとら。

第20位:杜綱悟/天賦の才をもつ式神使い

獣の槍伝承者候補の一人。人格・能力共に最も伝承者に近いと言われるほど法力僧の中でもトップクラスの能力の持ち主であり、強い潜在能力を幼い頃から開花させるも驕らず努力を絶やさぬ人格者。法力以外にも陰陽道に長けており式神使い『蛭蠱』を使いこなす。シスコンなのが欠点。

第21位:秋葉流/努力を避ける天才

追撃の交差~伝承者

追撃の交差~伝承者

  • メディア: Prime Video
 

獣の槍伝承者候補の一人。頭脳明晰で運動神経抜群の天才。法力の世界でも非凡な才能を発揮し、柔軟な思考と強靭な体から繰り出す法力は他の三人を上回るとも言われた。

小学生の時に、灘校の数学の入試問題を解いたり、中学生の時に感想文でデカルトを構造主義で批判したり、高校生の時に幅跳びで8m飛んだり、光覇明宗の法力僧の中でも天性の才がある人しかできない狐月が簡単にできたりと伝説エピソードをもっている。努力しないから達成感も嬉しさもないという天才らしい高度な悩みを持っている。杜綱悟をライバル視しなかったのはなぜか。

第22位:関守日輪/獣の槍伝承者候補の紅一点

婢妖追跡~伝承者

婢妖追跡~伝承者

  • メディア: Prime Video
 

獣の槍伝承者候補の一人。毎回戦うと服が破ける。可愛いのにイマイチ人気がでなかったのは登場回数が少なかったからなのか。

第23位:さとり/生物の心を読む妖怪

生物の心を読む妖怪。潮の天敵のような存在だったが、最後は潮の心を読んで自滅。心を閉ざすことができる相手には弱く、蒼月紫暮には苦戦を強いられた。根はいい妖怪だったが…。

第24位:山魚/地中を巡回する巨大な妖怪

地中を巡回する巨大な妖怪。青函トンネル開通の最大の犠牲者と言えなくもない。アレルギー体質の敏感肌で日光を浴びると爆発する。

第25位:火の兄/妖怪たちが合体した剛妖

東西の妖怪達が合体して誕生した巨大な剛妖。東西2体に分離、争っていたところを白面に攻撃されて敗れ、その実力を発揮することがなかった。後に再度合体し白面に挑むも光覇明宗の結界にぶつけられ分解する。

まとめ

うしおととら 文庫版 コミック 全19巻完結セット (小学館文庫)

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アニメ化されましたが原作が一番好きだというファンも多いです。何回読んでも泣ける傑作漫画と言う評価も多く、家に全巻保存しておきたい漫画です。