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【終末のワルキューレ】感想ネタバレ第5巻まとめ

月刊コミックゼノンで連載中の【終末のワルキューレ】最新第4巻あらすじネタバレ。戦乙女に導かれし神と人とのタイマン勝負!

佐々木小次郎VSポセイドン、ついに決着!天下最強の剣士VS天上最強の槍使いの闘いの行方は!?さらに第四回戦開戦!人類最悪の殺人鬼「ジャック・ザ・リッパー」VS鋼の勇者「ヘラクレス」!正義と悪の頂上決戦を見逃すな!!

目次

第19話 燕が見た深淵(月間コミックゼノン9月号)
第20話 正義vs悪
第21話 紳士の条件

第19話 燕が見た深淵

戦乙女フリストは『震える者』と『脅かす者』の二つのチカラが同居する唯一のワルキューレ。佐々木小次郎はこれまで戦ってきた歴戦の剣豪たちの剣術を完全に模倣してポセイドンに対抗する。

武蔵の二天一流や富田流の小太刀。柳生新陰流の水の如き足さばきや一刀流の破壊力。ポセイドンに少しずつ攻撃がヒットしてくる。武蔵は真似や模倣ではなく小次郎の魂に剣豪が宿っていると話す。海のゼウスと畏怖されるポセイドンが傷だらけに。

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ついに成るか神殺し!

人類側が神殺しに期待を持つ中、不気味な笑みとともに「驕りが過ぎる」とポセイドンが本気を出す!神速のトライデントが小次郎に当たる。小細工なしの力勝負。小次郎は千手無双を繰り出すが、来るとわかっていても躱しきれない。

ポセイドンの必殺技『四十日四十夜の大洪水(メデューサ・アロペ・デーメテール)』が小次郎を襲う。地球全土を飲み込む大洪水のごとき突きの嵐が一気に形勢を逆転させる。残像がまるでドームの様に広がる。ドームの中で荒れ狂うのは斬撃の嵐。

小次郎は(ここまでか…)と諦めかけるが、人類側の応援が小次郎を奮い立たせる。剣に生きる者たちは本能で『佐々木小次郎の本領はここからだと』知っていた。そしてついに暗い海の深淵の底へ人類の切っ先が届いた瞬間、小次郎の能力『千手無双』が進化し、神羅万象すら読む『萬手無双』が発動。

ポセイドンの超神速の攻撃を満身創痍の小次郎がゆっくり躱す。数万手先までポセイドンの動きを読んでいる小次郎に攻撃は全く当たらない。ポセイドンの懐まで掻い潜った小次郎は二天岩流奥義『双燕斬虎万刃撩乱(そうえんざんこばんじんりょうらん)』でポセイドンの右腕を斬り飛ばす。

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無表情のまま斬られた右腕を左腕で受けとめ、左腕で攻撃するが小次郎は左腕も斬り飛ばす。なおもポセイドンはトライデントを口で受けとめ諦めないが、小次郎が胴を真っ二つに斬りトドメを刺す。人類初の勝者は、最強の敗者だった!!!!

第20話 正義vs悪

人類側の1勝2敗で迎える第四回戦が始まる前に神々が集まり、ついに神々も人類が強いことを認める。ゼウスが「ギリシャの借りはギリシャに返させてくれんかのう?」と言って自信をもって選ぶ神とは…

闘技場内の回廊を歩いているブリュンヒルデの前にギリシア神話の英雄ヘラクレスが現れ次に出場するのは自分だと宣言する。北欧とギリシャとはいえ、お互い半神半人のためヘラクレスを「お兄様」と呼ぶほど二人は仲が良い。

人類の終末に本心では反対しているヘラクレスは、神代表の一人として完膚なきまでに勝つと言いながらも、その上で人類救済を申し出るのが狙い。ロキからは「相変わらずどっちの味方なのかわからない」と言われると「いつも正しい者の味方だ」と話す。

次の対戦相手を事前に知りうることができブリュンヒルデは内心ほくそ笑む。そしてヘラクレスの対戦相手だけは最初から決めていたと言い、誰なのか聞くゲルに対して「クソ中のクソのゲボカス野郎」と嫌悪感を露にしてまで選ぶ人間とは…。

舞台はこれまでで最大の規模となり、再現されたのは19世紀イギリスロンドン。ここで引き離されたくない人類側は百年前のイギリスを震撼させた殺人鬼ジャック・ザ・リッパーを選ぶ!

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イギリス史上最悪の連続殺人犯の素顔が晒される。神側はギリシア神話の英雄ヘラクレスが登場!

第21話 紳士の条件

観客席には『シャーロック・ホームズ』シリーズ作者のアーサー・コナン・ドイルがジャックを複雑な心境で見つめる。ジャックは神器錬成として鋭利で巨大な大バサミを振り回す。

試合開始直後、ジャックがいきなり敵前逃亡。驚きながらも追いかけたヘラクレスが見たのは紅茶の時間(ティータイム)を楽しむジャックだった。接近するジャックの目の前にはピアノ線のような罠が張られており、「くだらん!」と外すと周囲から一斉にナイフがヘラクレスを襲う!

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二重三重に張られた罠だが、人器(人が作った道具)ではヘラクレスの強靭な肉体をかすり傷一つつけることはできない。またしても敵前逃亡するジャック。追いかけてきたヘラクレスの棍棒を大バサミで受けとめるが、粉々に粉砕されてしまう!

壁際に追い詰められたジャックは苦し紛れにナイフ(人器)を投げる!先程と同じように弾くかと思われたが、ナイフは深々とヘラクレスに刺さった!?

巨大な大バサミが神器だと言ったのはジャックの嘘。本物は腰につけている『神器を創出する袋』そのものだった。卑怯な手を使うジャックにゲルは「なぜ、あんな奴を選んだのか?」とブリュンヒルデに質問すると「人間が唯一神に勝っているのは『悪意』だ」と答える。ジャックの底知れぬ悪意が善なる最強神を穿つと信じる。

***感想・評価・考察***

飛び道具や罠で相手をハメるタイプのジャックの戦い方と、直接打撃で正々堂々と戦うタイプのヘラクレス。これまでと違い対照的な二人ですが、お互いに必殺技を出していないのでまだ様子見の段階と言えます。第6巻は2020年4月20日発売予定!