週刊少年サンデーで連載していた青山剛昌による『ＹＡＩＢＡ』の第１巻から８巻までの魅力・あらすじ・登場人物をお伝えしたいと思います。
鉄刃はジャングル出身。サムライの道を目指して父・剣十郎とともにジャングルで暮らしていた。だが、ひょんなことから日本に不法入国し、偶然再会した剣十郎のライバル・峰雷蔵とその娘・さやかの家に居候をきめこむ。
そして、さやかが通う中学校についていった刃は、剣道部入部を決める三本勝負に見事合格。なにがなんだがわけがわからないまま学校に通い始めた。そんな刃の前に剣道部の強者・鬼丸猛が出現。刃はがぜん対抗意識を燃やして勝負を挑む。宿命の対決を前に猛特訓を開始した刃。はたしてその成果は…！？
峰道場に居候をしながら虎やハゲ鷹を家来にサムライの道を目指し特訓中の鉄刃。風神の剣の魔力により突然鬼と化したライバル鬼丸の前にあえなく敗れ去ったものの、ますます打倒・鬼丸に闘志を燃やした。そして風神の剣と対をなす雷神の剣を求めて、天狗岳へと旅立つ刃。
剣を守る謎の怪老人・宮本武蔵から正統な継承者として剣を譲り受け、さっそく武蔵の下で厳しい修行を開始。だが、そこへ雷神の剣をも手に入れ、野望を完全なものにせんと企む鬼丸が刺客を使って刃達を襲撃。刃、今度こそ危うし！！
風神の剣によって悪鬼と成り果てた鬼丸。突如、東京に出現し、国会議事堂を鬼丸城として占拠。一方、雷神の剣を手に入れ、二刀流・武蔵の下で修業を続ける刃。刺客・八鬼軍団の容赦ない攻撃に、とうとう雷神の剣を使ってしまい、みうずから雷神と化し大暴れ。
だがその時、偶然にも雷神の玉が外れ、正気を取り戻した刃は、仕方なく雷のでない剣で応戦。そして、ひょんなことから必殺技『旋風剣』を編み出した。絶好調の刃。いよいよ東京へ向かって出発。八鬼軍団なんのその、刃にかかれば赤子同然。打倒・鬼丸の日は近い！
秘剣・雷神剣を手中に収めた鉄刃は、ひょんなことから必殺技『旋風剣』を編み出し、いま向かうところ敵なしの絶好調。ライバル鬼丸猛の放つ奇妙な刺客たち八鬼軍団を次々と倒し、ひたすら東京を目指すのだった。
だが、剣の師匠・宮本武蔵の気まぐれから刃とさやかの一行は、東京から離れていくばかり。どういうわけか鳥取砂丘を越え、武蔵の思い出の地・巌流島へ足を延ばす。一方、国会議事堂を占拠した鬼丸は、情けない手下どもに見切りをつけ、最強の戦士・佐々木小次郎を過去から呼び戻す。巌流島を舞台に、ゾンビ小次郎と刃が対決！？
思わぬ強敵が出現。なんと武蔵のライバル、剣豪・・佐々木小次郎が鬼丸の術により墓から復活。びっくり仰天、すかさず逃げ出した武蔵たちは魔剣『物干し竿』が追う。新幹線やゴルフ場で大活劇の末、対決の舞台は東京へ。
そして再び東京ドーム大決戦の日を迎えるが、小次郎の剣の前に刃の旋風剣があえなく敗れ去る。しかし、雷に打たれても平気な事から刃はついに雷神剣を使う事に成功、新たに必殺技も完成させた。いよいよ鬼丸ＶＳ刃対決なるか！？
秘剣・雷神剣を操り、新たな必殺技『かみなり斬り』を完成させた刃は、いよいよ鬼丸城総攻撃作戦を開始。テレビ中継まで始まり異常に盛り上がる中、さっそうと乗り込んだ八人衆だったが、予想通り鬼丸のワナに。
そこには刃を待ち受ける最強の獣鬼・鬼丸四天王が配備されていた。ともに天下第一を名乗る三剣豪がやむなく一致団結。かみなり斬りも一段と威力を発揮し、手強い四天王を相手に大活躍。ワナ脱出に成功し、安堵する刃たちの目前に、業を煮やした鬼丸本人がついに登場。今度こそ両雄激突…嵐の予感！
いよいよ鬼丸城総攻撃作戦を開始した刃。秘剣・雷神剣を操って大活躍、手強い四天王を全滅させる。そこへ、とうとう鬼丸本人が登場し、宿命の二人が激突。そのあまりのパワーに城は崩壊し風神剣は真っ二つ。刃の雷神の玉も敵の手中におちて…両者痛み分け。
再び打倒・鬼丸に燃える刃は、偶然にも伝説の玉の地図を発見。そこには奪われた玉を取り返すことのできる『龍神の玉』の位置が隠されていた。そこでさっそく全国玉探しに出発。地図に導かれ、刃が出会った最初の玉は壮大な水神の力を発揮。探し求める龍神の玉はいずこに！？
奪われた玉を取り戻すために刃一行は、日本各地に眠る『七つの伝説の玉』探しに出発。一方、鬼丸もまた雷神剣と壮大なる力を発揮する伝説の玉を手にしようと剣士・剣豪を蘇らせ、執拗に刃を狙う。
やっとのことで水を自在に操る水神の玉と、ありとあらゆる物に化けられる金の玉を得た刃一行は、次なる玉を求め九州へ。いま阿蘇山を舞台に妖術師・天草四郎時定と刃が『赤龍の玉』をめぐり化け合戦の真っ最中！
