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【ファンタジスタ】サッカー漫画の名言・名台詞・名場面まとめ

1999年から2004年まで週刊少年サンデーに連載していた草場道輝の漫画作品『ファンタジスタ』の好きな台詞や名場面をまとめました。

ファンタジスタ(1) (少年サンデーコミックス)

ファンタジスタ(1) (少年サンデーコミックス)

  • 作者:草場道輝
  • 発売日: 2012/09/25
  • メディア: Kindle版
 
厳しさこそ頂点へと通ずる道と知れ!

ユース日本代表監督ヨハン・ファン・ハーレンの言葉。

ファンタジスタの使い方をおしえてやる

ユースイタリア代表アンドレア・ファルコーニが、ファンタジスタを否定する近藤に対して言った一言。司令塔のファルコーニは天才マルコ・クオーレの才能を引き出すパスを出す。

実に惜しい…このぬるま湯の中で君が輝きを失っていくことが!

アルベルト・ロッシの言葉。ミランのスカウトとして水本高校に訪れた帰りにサッカー部と遊ぶ。水本は東京の強豪校だが、一対三でもロッシからボールを奪取することが出来ない。結果的に全国大会出場した水本高校すらレベルが低いと言われる。(12巻)

たった一回のプレーを作れる者こそファンタジスタと呼ばれるんでしょうね。

東邦スポーツの新聞記者・楢崎泰子の言葉。東京都予選一次トーナメント決勝で水本高校と久慈山高校の試合。久慈山高校はガチガチのシステマチックなサッカーで試合を有利に運ぶも、たった一回マニュアルにないプレーが出ただけでパニックになってしまった。(12巻)

名門は勝つからこそ名門なんだ

西郷政光の言葉。強豪と呼ばれる丞南高校は常勝が求められる。西郷は坂本轍平擁する水本高校に勝つために引いて守ってのカウンター攻撃を提案する。名門らしくないと反対するチームメイトに対して言った言葉。(15巻)

この持ち味で僕はミランにスカウトされたんだ。

ディノ・シルベストリの言葉。走って走って走り回って、敵の攻撃を潰すのが自分の役目であり持ち味と理解しているディノ。そのプレースタイルは自分が怪我することを恐れない。(17巻)

これが、オレのサッカーだ!

坂本轍平の言葉。イタリアの高い空と、ミラノの街の誇らしげな空気。イタリア語の陽気で騒がしい歓声が、一年を通し、ようやく轍平の肌に馴染んだ。そしてヴァレンティノが轍平に課した逆境がさらに集中力を引き出させ、インスピレーションを与える。トラップさえ難しいシュートのようなパスを合わせるどころか、ループパスに繋げる。(17巻)

その巨体がサンバを踊る!

解説者の言葉。ブラジル・サンパウロ出身のレオナウドの華麗なドリブルをサンバと表現する。インテル会長も認める逸材レオナウドは、大柄ながらテクニック系であることに驚くミランチーム。(17巻)

ファンタジスタという希少価値に遭遇したときこそファンタジスタとして成長する!

ディノ・シルベストリの言葉。ACミラン不動のエース、ミルコ・バイエビッチと対戦することで坂本轍平の才能が開花する。(第19巻ファンタジスタの成長)

出場枠が決まってる外国人選手が、何をおいても示さなきゃならねーのが結果だ!!

ヴァレンティノ監督の言葉。ヴァレンティノはプリマでちまちまやっている坂本たちを見てもどかしいと感じていた。プロの現役は思ったより短い。なんで焦らないのかと質問する。目指す頂ははるか上にある。(第20巻はるか上の頂へ)

グローブの汚れていないキーパーになれ

ヴァレンティノ監督の言葉。運動能力が高く、セービングに優れているGKアントニオに贈った遺言。ビッグセーブを連発するのはそれだけピンチを招いていることになる。危険な場面が一度もないのが本当に優れたGKである。一番重要なコーチングの大切さを教えた。

沖田が、チームメイトに感謝してるそぶりが全く感じられない。

スポーツライター吉村寅太郎の言葉。守備に参加しない沖田の代わりに味方の守備の負担が増えている。必死でボールを追い沖田にパスを供給するも、沖田には感謝のそぶりが全く感じられない。エースの為にチームがあるのではなく、チームの勝利の為にエースがいることを教えてくれる言葉。(22巻)

ブラジルでの奴の異名だ。

スポーツライター吉村寅太郎の言葉。ブラジル代表ディディーは「クラッキ」と呼ばれる異名をもつ。ポルトガル語でファンタジスタに近い意味をもつが、パサーではなく、ゲームを決定づけるような点を取る者を指す言葉として紹介される。日本は開始わずか十三秒で失点してしまう。(22巻)

私をドキドキさせてくれ

ヨハン・ファン・ハーレン監督の言葉。ブラジル戦後半で坂本に期待しているのはチームプレーや、陸奥へのフォローではなく、ファンタジスタとして魅了させることだった。(23巻)

ファンタジスタは2人いらない

ヨハン・ファン・ハーレン監督の言葉。近代サッカーにおいて全員守備の重要性が高まっており、前線からの守備も必要不可欠。そうした中で守備ができない選手を二人も入れるのはリスクになるため、坂本轍平と沖田薫の共存はありえないと考えている。

そのパスの所有権なら1億ユーロで買ってもいい

五輪イタリア代表FWサルバトーレ・ビアンキの言葉。マルコの左足から放たれる極上のパスはストライカーにとっては最高のプレゼントである。

まとめ

ファンタジスタ(25) (少年サンデーコミックス)

ファンタジスタ(25) (少年サンデーコミックス)

  • 作者:草場道輝
  • 発売日: 2012/09/25
  • メディア: Kindle版
 

好きなサッカー漫画ランキングで上位にランクインするほど、サッカー好きに認められている名作。近代サッカーのトレンドは、創造性溢れるプレーよりも堅実的なプレーが求められるかもしれませんが、続編の『ファンタジスタステラ』で詳しく説明されています。サッカー好きから初心者までわかりやすく楽しめるのが特徴で、続編では本田圭佑選手が本人役として登場します。