モーニングに連載している安野モヨコによる仕事をテーマにした漫画『働きマン』の好きな名言・名台詞・名場面をまとめてみました。
働きマンとは
週刊誌で働く女性編集者・松方弘子を主人公にした漫画。2004年からモーニングで連載開始され既刊4巻。2006年にテレビアニメ化され、2007年に菅野美穂主演でドラマ化。2008年から休載中。ネタバレも含まれていますのでご注意ください。
働きマンの名言・名台詞・名場面まとめ
あたしは仕事したなーって思って死にたい。
本作の主人公・松方弘子の言葉。毎日全力で働いており、日々クタクタの毎日。辞めたいと思う時もあるが基本的に仕事大好き人間の主人公。どうせ働くならそうしたいと思わせる言葉でした。(第1巻1話女の働きマン)
オレは「仕事しかない人生だった」。そんなふうに思って死ぬのはごめんですね。
新人編集者・田中邦夫の言葉。仕事はそこそこにプライべートを大切にしたい考え方も間違いではない。松方弘子と対比となる言葉。(第1巻1話女の働きマン)
何事もバランスだと思う。余裕なくすと自分を見失うから。
デスク・成田君男の言葉。休みの日は自転車で自然のある場所へ行ってぼんやりするのが趣味。日々のストレスなんてどっかいっちゃうね。気持ちよく仕事できるよと語る。(第1巻2話おいしいところを持ってきマン)
仕事とかプライドとか礼儀とか真面目にやることとか常識とか様々なこと。それの7割は無意味だ。いや訂正、意味などそもそもなくてもいいのだ。
編集者・小林明久の言葉。食とエロを担当している。(第1巻4話ラーメンマン)
こんなふうに後悔すんなら、もっとちゃんとやっときゃよかったな。
大手ゼネコンで働く山城新二(松方の彼氏)の言葉。現場から営業に異動と聞かされて動揺する。考えてるヒマがあったらどんどんやりゃよかったよ。今になってやっても遅えよ。(第1巻5話あやまりマン)
つきますよ。なんぼでも。作家さんが元気になってやる気出すなら何でもします。それも仕事のうちですから。
編集者・山田の言葉。嘘をつくかと聞かれた際に「つきますよ、なんぼでも」と言う。漫画担当ならではの言葉。(第3巻16話知らないところに来ちゃったマン)
抱擁・恋愛・創作
編集者・梶舞子の言葉。ホウレンソウ知っていますか?と聞かれて答えた言葉。(第3巻17話働かないマン)
あたし仕事以外のスキルって上がってんのかな。
ハワイでおこなわれた友人の結婚式に参加する松方の言葉。早々に結婚した女友達の気遣いを見ての一言。(第4巻24話お休みマン)
黙ることであいつらが働くなら黙ろう。最終的な目的は「仕事をさせること」なのだ。
事件担当のデスク片桐の言葉。文句ばかりいう若いメンバーに悲しい管理職の悟り方。(第4巻25話お便りマン)
それが飲み込めないのなら辞めるしか道はないのだ。
岡部の言葉。大学卒業後に大手スーパーに就職したが会社内で強要された食肉偽装に納得できず退職した。(第4巻27話ボケマン)
まとめ
誰しもが生活していくために働かなくてはいけない。だからこそ悩みは尽きない…。仕事を中心に恋愛・家庭といった二十代から三十代が抱えるリアルな人生の悩みを、登場人物それぞれの価値観で解決していくスタイルが面白いです。一話完結として読みやすく、ビジネス系漫画として新入社員や20代の若い社会人におススメです。きっと気に入る言葉が見つかるはずです。残念ながら第4巻が事実上の最終巻となっており最終回らしい最終回はないまま。未完のまま再開の予定はありません。