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【ギミック】感想ネタバレ第9巻(最終回・最終話・結末)まとめ

2005年から2007年まで週刊ヤングジャンプに連載していた『ギミック!』最終巻9巻の最終回(最終話)を含めた感想ネタバレまとめ。結末(ラスト)はいかに!?

ギミック! 9 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
 

波乱の日本特殊メイクアーティストコンテスト決勝戦。公平の心に深い傷を負わせた張本人はなんと業魔のギンベラを持つ野間渕だった!!冷静さを失い動揺する公平は果たして勝てるのか!?たくさんの仲間に見守られ、迎える決着は!!日本で唯一の特殊メイクコミック、感動の最終巻!!

本編あらすじ

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永瀬公平は決勝戦にて「業魔のギンベラ」を持つ男にして兄弟子にあたる野間渕一樹と対決する。R・Bはキレイごとを並べるだけの偽善者だったよと挑発され感情的になり野間渕につかみかかる。永瀬がアメリカ時代に志願兵を募るCMを作成した過去も指摘され、親友のダンを失ったトラウマを思い出してしまう。

そして精神的な理由から完治しているはずの右手がマヒし動かなくなる。神のギンベラも野間渕に壊される。絶望の中でダンの幻影を見る。ごめんなと謝る永瀬だが、ダンは永瀬を非難せず「今度は何を作って見せてくれるんだ?」と笑っていた。

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吹っ切れた永瀬は傷を隠すためにつけていた手袋を外し、作業に戻る。「いいものを作りたいんだ。勝ち負けはそのあとでいい」と話す。

ついに審査が始まる。二人が作ったR・Bの顔は恐ろしいほど似ており甲乙つけがたいクオリティだが、1点のみ決定的な違いがあった。その違いとは…。審査結果を待っている間、永瀬は野間渕に対して「オレたちSFXが好きで良かったよな!」と笑顔で語る。

勝者として審査委員長の阿久津会長が発表したのは永瀬公平の名前だった。負けた理由を問う野間渕だが、観客を笑顔にしていたのは永瀬のギミックだった。阿久津会長は永瀬の作品を見ているとこれから何か楽しいことが始まるんじゃないかとワクワクしてくると語る。

野間渕は想いが宿らなければ作りものとしては完璧でも人を魅了することはできないことを知る。永瀬に敗北するも、かつての情熱を思い出し「SFXは夢を創る魔法か…」と呟きながら、まるで憑き物が落ちて改心したような表情で去って行った。

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その後、ハリウッドに戻り友人ダンの墓参りをする。そこでダンの母親に再会し和解。ダンの顔を作ってくれと依頼される。制作中に疲れて居眠りをしていると目の前に行方不明だったR・Bが現れる。

突然の再開に涙する。黙って消えた理由は壁を永瀬が自力で乗り越えなければSFXアーティストとして一人立ちできないとの考えからだった。3年間世界中を回って、SFXアーティストとして何をするべきか考えていたR・Bは人々に心から楽しめる夢を届けたいとの想いが答えだと語る。

R・Bから「もう一度一緒にここで夢を創らんか」と新スタジオに誘われるも、最終的に出した結論は日本で仲間が待っている河原のスタジオ「ギミック」を続ける事だった。かたわらにはダンの家族と撮った写真が飾られている…。完結。

***感想・評価・考察***

ギミック! 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
 

日本で最初で最後?の特殊メイクをテーマにした漫画。SFXアーティストを主人公にした一風変わったテーマながら、読んでいて非常に面白い漫画になっています。初期は探偵編と呼ばれ、後期は大会編となっている。

原作者の金成陽三郎氏は『金田一少年の事件簿』『ミステリー民俗学者八雲樹』の原作で知られ、作画の薮口黒子氏は『軒猿』が有名。普段見ている映画やドラマの裏方を主人公にして物語を展開する手腕に脱帽。軒猿同様、本来は表舞台じゃない人間を際立たせる技術は天下一品だと言わざるを得ない。