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【クズ~アナザークローズ九頭神竜男~】感想ネタバレ第21巻まとめ

ヤングチャンピオンで連載中の鈴木大による『クズ!! ~アナザークローズ九頭神竜男~』最新第21巻ネタバレまとめ。

南帝組の五座が組に隠れてため込んでいた莫大な資金を手にした真木、椛、輝。林馬の命を狙う真木たちは、千侍會の定例集会襲撃を計画するが…!?かつてない激震が走る衝撃の新章、千侍會・血の定例集会編!!

目次:第181話・182話・183話・184話・185話・186話・187話・188話・189話

本編あらすじ

南帝組本部長の余一に呼ばれ、千侍曾舎弟頭の為清が会う。余一は「千侍曾の多宇椛が奪った五座の金を返せ」と要求するが、「組は把握していない。椛が勝手にやったこと。盗まれる方が悪い」として挑発気味に話す。しかし、余一は為清が壮絶な過去をもっていることを察し、命を大切にすべきだと諭し、為清を「今回はあくまで警告」として無傷でそのまま帰す。その行為に為清は母性を感じるのだった…。

その頃、多宇椛、真木、元輝は山中に隠れて襲撃の機会を伺っていた。ビルの最上階で千侍曾の幹部会があることを利用し、遠距離の山中から狙撃する計画だった。狙撃銃を購入するために早く現金化してくれと頼むが、実は12億円相当の財宝が仮想通貨化したところ、いつのまにか3万円に大損していたことを隠していた元輝。南帝組を裏切っておきながら金がなくなったとは言えない元輝は次の一手を考える…。

元輝は林馬のところに。すべて説明し南帝組に取り入っていた。裏切られた多宇と真木だが、二人だけでも作戦を決行することを決める。

幹部会当日。敵である南帝組の余一が林馬に呼ばれて、幹部会に突然参加する。林馬は奪った金はもうすでにないとして「落とし前」として元輝の首を投げつけた。証拠も提示せずに自分の組員を殺されたことに怒りを滲ませる余一。さらに元輝によって裏切りがすでにバレていた多宇椛を、為清がナイフで首をかっきったのだった。

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意識が朦朧とする中で、幼い頃に兄弟同然に育って死んでしまったハジメ(二香の兄)が迎えにくる幻想を見る。ここまでかと悟って血の海に倒れる…。

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同時刻、山中から幹部会のビルを狙っている真木のところには姿をくらましていた五座があらわれる。すでに林馬と五座はつながっており、元輝によって潜伏場所がすべてバラされていた。

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兄弟同然の多宇椛を殺され余一は内心怒り狂うが、冷静を装いその場を後にする。帰り道は鬼の表情だった…。

狙撃に失敗した真木は拉致された。監禁場所に林馬があらわれる。林馬は「組を守るために殺した。お前ならわかってくれるよな」と泣きながら多宇椛の死体に話しかける。

真木は親父殺しを非難するが、林馬は「千侍曾を守るため回復する見込みがない組長を殺した」「九頭神竜男を極道に引きずり込みたくなかった」として、むしろ真木が個人の欲望を満たすために動いたせいでヒカルも椛も死んでしまったと追及する。

林馬は為清に「苦しませずに殺せ」と指示してその場を去る。為清が山中に埋めようとするが、そこに余一が登場。血の雨を降らせながら「私の最大級の怒りを買っている」と対決する。

***次回予告***

誰も知らない林馬の過去が明らかになる!?気になる第22巻は2021年7月頃に発売予定!