イブニングで連載中の【創世のタイガ】最新刊第2巻のまとめ
―それは人類がまだ地上の王になる前の時代。巨大な哺乳類とネアンデルタール人、そして人類の祖先となるホモサピエンスが生き残りを賭けてぶつかり合う混沌の場所。人類がまだ食物連鎖の最下層に属する、遥か昔の世界へと飛ばされたタイガたち7人の大学生。美しくも残酷な、原始の世界の適応し始めた矢先、事件は起こる。殺しをためらわない、ネアンデルタール人の脅威がタイガ達に迫る!!
目次
第10話 巨大獣時代
第11話 月下の誘惑
第12話 自由の大地で
第13話 大切な場所
第14話 その時
第15話 決死
第16話 死線を越えて
第17話 呼ばれた者
第18話 出会い
創世のタイガの本編あらすじ
考古学ゼミに所属するタイガたち7人の大学生。卒業旅行で訪れたオーストラリアの洞窟から抜けると、そこにはマンモスが絶滅する以前の、はるか太古の世界が広がっていた。
しかも、そこにはネアンデルタール人とホモ・サピエンスが生き残りをかけてぶつかり合う、種族館戦争の真っただ中。ネアンデルタール人に発見されれば確実に襲われて殺される、最も危険な時代だった。
適応能力の高いタイガを筆頭に、アラタは考古学に強く、リクはアウトドアスキル、チヒロは動物の知識、リカコは人類学を専攻など各人がもっているスキルを活用しながらイノシシを狩ったりしながら生活をする7名。
しかし、遂にタイガたちの住むキャンプもネアンデルタール人に襲撃される。槍・弓・盾を準備していたが、形勢は不利。一人だけ別行動をしていたタイガは襲われた陸たち仲間を守るべく、ネアンデルタール人を引き連れ一人ずつ倒すことを選択。最後の一人と揉みあいになったタイガは決死の覚悟で敵もろとも滝から落ちるのだった。
タイガはネアンデルタール人の襲撃を切り抜ける事にどうにか成功するが、ネアンデルタール人との戦いの中、森を滅茶苦茶に駆け回ったためキャンプの場所がわからなくなり、リクたち仲間とはぐれてしまうのだった。
キャンプを探す途中、聞こえてきた女性の悲鳴。タイガは、仲間であるユカたちだと思い助けに行くが、そこにいたのはホモ・サピエンスの少女だった。彼女を殺そうと襲いかかるネアンデルタール人を見たタイガは衝動的に彼女を助けた。