イブニングで連載中『創世のタイガ』最新8巻に収録予定の感想あらすじネタバレまとめ。最新刊は7巻となり、第8巻の発売予定は2021年頃です。
※随時、更新予定
目次
第64話 製鉄
リクは集落内に登り窯をつくり、原始的な製鉄ながら数万年を飛び越えるオーパーツを生み出そうとしている。リクは失敗に失敗を重ねた末に多くの時間と労力を使い、斧1本、剣2本、矛1本を鉱石から生み出した。
剣はタイガに。斧はナクム。矛はカシンに渡される。タイガはその威力を集落の皆に知ってもらうために、その場で試し斬りをする。その高い破壊力を見た皆は期待と興奮で雄叫びをあげる。強力な力を手に入れたタイガとナクム。はるかな時を飛び越えた製鉄技術、その先に待つものは…。
第65話 鉄剣
タイガはその後も鉄剣を使い訓練を積むが、予想以上の鉄剣の重さに四苦八苦する。奪われると逆に自分たちが危険になるため「何時間でも振り続けられるようにならないと」と腕力の強化が必要だと認識する。
ネアン人の勢力は大軍になっており、ネアンデルタール人の侵攻は着実に進む。北にあったいくつかの集落は壊滅してしまったので、タイガらは仲間を得るために追われる人々を救出する事にした。
追われている現場に突入したタイガらだったが、相手が投石紐を使い遠距離から攻撃を仕掛けてきて近寄ることが出来ない。アラタは武器の使用に驚きながらも盾を使い身を守りながら至近距離まで移動し、そこからタイガが突破口を見出す。
相手の陣形が乱れたところを全員で乱打戦に持ち込む。一万年先の武器を持ち込むが、その疑問を吹き飛ばす鉄剣の破壊力。切れ味や耐久性など石器とは別次元の攻撃力。
第66話 ユカの悲哀
投石紐は古くても7戦千年前であるはずが、数万年前のネアン人が使っている。敵を撃退したものの不気味な後味を残した。
その頃、集落ではチヒロは牧畜を始めていた。やぎのミルクを飲もうとしたユカは匂いをかいだだけで吐いてしまう。何かを感じたリカコから「生理がきているのか」と質問されるとユカは自暴自棄になったように笑いだす。
ユカが妊娠したことがタイガたちにも知らされる。一緒に攫われていたリカコだが、ネアン人が黒髪ロングが気味悪がったためリカコは犯されていなかった。
仲間のレンはタイガたちがネアン人を殺したことが原因であると責めるが、逆にレンは逃げて戦わなかったことをアラタから責められる。仲間たちを揺るがす波紋。ユカはネアン人の子をどうするのか…。
第67話 ユカとナクム
敵であるネアンデルタール人の子を身籠ってしまったユカ。ユカは冷たい川に入りおなかの子供を中絶しようとするが、ナクムが止める。そのまま自分の家に連れて帰る。そのままユカはナクムの家族に見守られて暮らすようになった。ユカは変わらず沈んだままだったが、一人になる事はないのでタイガたちも安心して任す。
ある日、ユカはナクムに連れられて果物を採取しに行く。ナクムはユカの身体を気にするが「ユカは死ねばいい」と話す。しかし、ナクムから「子供は敵の子ではない。お前の子、俺たちの子供だ」と伝えられると泣き崩れる。
第68話 西の民との交渉
ネアンデルタール人との衝突は続き、帰還する戦士達の足取りは重かった。人数が多いネアン人と対抗するために、ナクムは西の民と協力し、迎え撃つしか生き残る術はないと提案する。
西の集落に行くも相手は戦闘態勢に入る。話し合いにきたとして東の部族を代表してナクム、タイガ、カシンの三名だけで交渉しに行く。事情を説明して協力を要請するが、西の民はナクムたちと何度も争ってきたため信用できないと答える。西の民の一人がナクムに決闘を申し込むが、ナクムは話し合いを理由に拒否。隣で聞いていたタイガが「勝ったら協力してもらう」と条件を提示して戦いを挑む。交渉のための決闘。武器を使い、殺さず傷つけず勝てるのか!?
第69話 圧倒
ついに決闘が始まる。相手はタイガが「まともに食らったら一撃で死ぬ」と感じるほどのパワーのある戦士だった。避けながら攻撃に転じたいタイガだが、殺すわけにはいかないので、殺さずに負けを認めさせなければならない。
タイガは手数で攻めて鉄剣で相手の石の斧を破壊して圧倒する! ついに決闘に勝つが、そのとき森の中から敵襲の連絡が入る!ふいに始まる戦闘。タイガたちは生き残ることができるのか!?
第70話 coming soon