ヤングジャンプの看板マンガにして、アニメ化、実写映画化もされている火星で進化したゴキブリと戦う『テラフォーマーズ』。そのテラフォーマーズの中で、最強のキャラクターは誰なのかランキング形式でまとめました。
- 『テラフォーマーズ』最強なのは誰だ!?
- 第10位【最強の害虫】数と組織力で人類を脅かす虫「テラフォーマー」
- 第9位【殺戮力ナンバーワン】心優しき大量殺人兵器「紅」
- 第8位【生物界最強ボクサー】鬼塚慶次
- 第7位【モンゴルの狼】ボルジギーン・ドルヂバーキ
- 同6位【父親の仇を誓う女】ミッシェル・K・デイヴス
- 同6位【秘めたる力を持つ主人公】膝丸燈
- 第5位【頼れる日本の熱血漢】小町小吉
- 同4位【ドイツの雷神】アドルフ・ラインハルト
- 同4位【復活の雷女神】エヴァ・フロスト
- 第3位【将軍と呼ばれる影の実力者】劉翊武
- 第2位【ロシアの軍神】シルヴェスター・アシモフ
- 第1位【超人類】ジョセフ・G・ニュートン
- まとめ:最強の男は今後も登場する!?
『テラフォーマーズ』最強なのは誰だ!?
あえて、マーズランキングを無視してご紹介します!
火星で進化し、二足歩行になった最強のゴキブリ「テラフォーマー」と昆虫や動物の能力を手術によって獲得した人類との戦いを描く作品『テラフォーマーズ』には、それぞれ恐ろしいまでの戦闘力をもったキャラクターたちが登場します。
『テラフォーマーズ』では、そんなキャラクターたちに「火星環境下におけるゴキブリ制圧能力」を応じて、「マーズランキング」と呼ばれるランキングが設けられており、登場人物たちにはそれぞれに順位がつけられています。
しかし、今回はあえてマーズランキングを無視して、劇中の活躍や戦績から最強は誰なのかをランキング形式でご紹介したいと思います。
第10位【最強の害虫】数と組織力で人類を脅かす虫「テラフォーマー」
最強の害虫として恐れられている生物、進化した宇宙ゴキブリ『テラフォーマー』。単体としての強さは、一部のテラフォーマーを除けば、薬を用いて変身した人間には勝てませんが、昆虫ならではの組織力。統一された思考と自己犠牲を惜しまない捨て身の戦い方。そして、億を超える数。
それらを総合的に判断した時に「個」としての戦闘力ではなく、集団での戦闘力を考えた時に、人間よりも遥かに強い生物は、テラフォーマーと言えるかも知れません。
また、テラフォーマーの中でも、特に進化した一部のスキンヘッド型のテラフォーマーは、変身した人間すら安々と倒すことから、テラフォーマーによっては、個のポテンシャルも最強クラスのモノがいるということは間違いないようです。
第9位【殺戮力ナンバーワン】心優しき大量殺人兵器「紅」
中国出身の幼い少女、紅(ホン)は中国によって、地球では使用を制限されている細菌兵器をベースとして手術を施され、空気中に毒素を排出する、恐るべき大量破壊兵器としての能力を有することになりました。
彼女自身は心優しく穏やかな女性なのですが、家族を中国軍に人質に取られているため、強引に手術を受けさせられ、結果的に中国の思惑のために、大量殺人兵器へとなってしまいます。
彼女が撒き散らす毒素は人間だけでなく、テラフォーマーにも感染します。人間よりも遥かに強い身体であるはずのテラフォーマーですら、彼女の毒の前では数秒で絶命するほどの殺傷力があります。
第8位【生物界最強ボクサー】鬼塚慶次
第8位にランクインしたのは、生物界で弾丸並のパンチ力を持つ生物、モンハナシャコの能力を有する鬼塚慶次です。多数のテラフォーマーとの戦いはあまり向いていない能力ですが、一撃必殺のパンチ力と赤外線や紫外線、電磁場といった不可視光線すら識別できる目によって、攻守ともにスキがない彼は、対テラフォーマー用の確かな戦力と言えるでしょう。
ベースになった生物の強さだけでなく、手術を施される前の人間であった状態でも、スーパーフェザー級世界一位を達成し、常に鍛錬を怠らない彼の技術と精神力は、第10位にランクインされるに足るだけの要素になるハズ。
ただし、相手が女性の場合は命や仲間が懸かっていても絶対に攻撃しない頑固な性格から、命の危機に陥ってしまったことを考えると、8位というランキングは妥当かも知れません。また、高い戦闘力を有していますが、目の良さもあって偵察能力も高いようです。
第7位【モンゴルの狼】ボルジギーン・ドルヂバーキ
本来のマーズランキングでは49位という低い位置にランクインしていましたが、ある思惑からその実力を隠していたボルジギーン・ドルヂバーキが第7位にランクイン。
ハイイロオオカミの能力を有する彼の力は、イヌ科の能力を遺憾なく発揮し、優れた嗅覚で敵を索敵するだけでなく、微細な臭いを感知して敵の動きを先読みすることからは、敵に回すと厄介なキャラクターであることが伺えます。
モンゴル陸軍の兵士として高い戦闘力を有しているだけでなく、その戦闘力にハイイロオオカミの強靭な筋力が備わることで、力押しの戦いが出来るのも、ボルジギーン・ドルヂバーキの強さの秘密と言えるでしょう。
同6位【父親の仇を誓う女】ミッシェル・K・デイヴス
膝丸燈と同じく「バグズ手術後に生まれた子供」であり、父親の能力を受け継ぎテラフォーマーに殺された父親の仇をうつために、厳しい訓練をくぐり抜け22歳で火星探索チームの幹部に就任した、ミッシェル・K・デイヴスが第6位にランクインしました。
父親の能力であるパラポネラの能力に加え、自らを爆発させる希少なアリの能力という2つの能力を獲得した彼女のテラフォーマーへの破壊力はトップクラス。ただし、強力な力ゆえ手加減することが出来ず、駆除専門になってしまうため、マーズランキングでは第5位にランクインされていました。
同6位【秘めたる力を持つ主人公】膝丸燈
テラフォーマーズの主人公、膝丸燈が第6位にランクイン。先天的になぜかバグズ手術を受けたのと同じ能力を有している青年であり、そのせいか生身でもテラフォーマーとまともに渡り合えるだけの強さを誇ります。
そんな膝丸燈に与えられた能力は、絶滅危惧種となった『オオミノガ』です。断ち切ることが出来ないほどの強靭なミノムシの糸を駆使して戦います。オオミノガの能力だけを考えた場合、決して強力な能力なのではないのですが、膝丸燈が獲得した古流柔術の技術によって、その能力を確かな戦闘力へと昇華させているため、対テラフォーマーへの戦闘力と捕縛力は上位クラスに位置します。
そういった能力を加味して6位としてランクインしましたが、後に彼はこのランキングを覆すような、秘めた力を発揮させることになるのです……。
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第5位【頼れる日本の熱血漢】小町小吉
テラフォーマーズ第1部で主人公をつとめた、確かな戦闘経験を有する男が、小町小吉です。日本最強の昆虫オオスズメバチの能力を有する彼は、単純な戦闘力とオオスズメバチの特性である、鋭いハリと毒は、新型のテラフォーマーですら、恐れるほど。
火星から地球へと帰還した20年間という歴史から培ったカラテの技術とバグズ手術の能力を極めた小町小吉の強さは、他の上位キャラクターに比べれば地味ではあるものも、堅実な強さがあります。また、作中でも頼れるアニキ的な存在であり、部下からの信頼も厚いようです。
同4位【ドイツの雷神】アドルフ・ラインハルト
ドイツ・南米第五班班長であり、マーズランキングでも2位にランクインしている、アドルフ・ラインハルトは『テラフォーマーズ』の中でも最強クラスのキャラクターです。
デンキウナギの能力を有し、多数のテラフォーマーを電撃によって一撃で倒すだけの制圧力と戦闘力を持つ彼は、間違いなく上位にいるキャラクターとくらべても遜色ないだけの実力を有しています。
対テラフォーマー受電式スタン手裏剣「レイン・ハード」を使い電撃を誘導。さらにデンキウナギの能力の1つである、粘液を使って敵の攻撃をそらしたり、磁場を使って敵を探知したりする能力があり、能力の幅が広いのもこのキャラクターの特徴とも言えるでしょう。
同4位【復活の雷女神】エヴァ・フロスト
もともとはマーズランキング100位にランクインされていたエヴァですが、【ある出来事】によってアドルフ・ラインハルトの能力を有するようになった彼女は、作中でもトップクラスの能力を『後天的』に手に入れた最強のキャラクターです。
もともと携わっていたプラナリアの能力によって、不死性すら手に入れた彼女は最強のキャラクターと言えるでしょう。能力的にはアドルフ・ラインハルトの上位互換と言えますが、戦闘経験の無さから、アドルフ・ラインハルトと同じ4位にランクインさせて頂きました。果たして彼女がアドルフの能力を手に入れた『ある出来事』とは?
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第3位【将軍と呼ばれる影の実力者】劉翊武
マーズランキングでは44位にランクインしていましたが、この劉翊武(リュウイーウ)もまた【ある目的】からその能力を隠していました。当初は手術ベースを他国に「アナコンダ」と偽っていましたが、本来の能力は「ヒョウモンダコ」です。
軟体動物であるヒョウモンダコの能力を遺憾なく発揮し、背中から5本の触腕を生やし、全身の関節を軟化させ、タコのような変幻自在の戦い方をすることも可能。
さらにヒョウモンダコが持つ能力である、体色の偽装を行い風景に溶け込むことが出来るだけでなく、致死率の高いテトロドトキシンを攻撃や自分の痛覚を麻痺させるのに使ったり、甲殻類を麻痺させるハパロトキシンを霧状に散布することや、墨を履いて目隠しすることも可能。
しかも、軟体動物特有の再生能力も有しているため、腕が吹き飛んでも即座に再生が可能です。そもそも劉翊武自体が、中国拳法の達人であり、生身でも十分に強い!そういったことから100人いるキャラクターの中でも堂々の3位に、ランクインさせて頂きました。
第2位【ロシアの軍神】シルヴェスター・アシモフ
マーズランキングでも3位にランクインされているシルヴェスター・アシモフが堂々の3位にランクイン。ロシア・北欧第三班班長にして、頼れる男として、数多くのキャラクターから畏敬の念を持って接しられる強き信念を持つ男。そして、娘を助けるために、自ら火星行きに志願した人物でもあります。
軍人としての能力、柔道7段の段位。そして、高い洞察力を持つ彼は、タスマニアン・キング・クラブをベースとする手術を施され、恐るべき怪力と耐久力、さらに甲殻類の再生能力を付与されました。劉翊武のような変幻自在な戦闘こそ出来ないものも、単純な戦闘力と防御力は作中でもトップクラスです。
第1位【超人類】ジョセフ・G・ニュートン
ヨーロッパ・アフリカ第六班班長で作中きってのイケメンでもあるジョセフ・G・ニュートンは作中では、その能力の全貌を明かしていません。ベースとなっている能力すら謎に包まれている人物ですが、変身する前の状態でテラフォーマーを圧倒し。
自身に与えられた対テラフォーマーコーティング式西洋刀「ジョージ・スマイルズ」を使い、テラフォーマーの死体の山を築き上げるなど、その力は作中でもトップクラスであることは言うまでもないでしょう。
また、一瞬で睡眠を終えたり、人間という規格を超えた「人間という生物の調達点」を迎えた彼が、本気を出せば最強であることは疑いようもないでしょう。もちろん、本ランキングでも1位ですが、マーズランキングでも堂々の1位にランクインしています。
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まとめ:最強の男は今後も登場する!?
今回は『テラフォーマーズ』の初期から登場するキャラクターたちを中心にご紹介させて頂きましたが、現在ヤングジャンプにて連載中の『テラフォーマーズ』の中に登場するキャラクターの中には、今回ご紹介したランキングの中でも、上位にランクインするであろうキャラクターが多数登場しています。
アニメやマンガの初期でしか『テラフォーマーズ』を知らない方は、販売されているテラフォーマーズのマンガをチェックして、改めて自分なりに最強のキャラクターを考えてみてはいかがでしょうか?
また、今回ご紹介した『テラフォーマーズ』は2016年4月に実写映画の公開が決まっており、実写映画版の強さランキングも考えて見ると楽しいかも知れませんよ?
実写映画、そしてアニメ第2期の放映も開始された『テラフォーマーズ』のキャラクターの強さが気になるという方は、ぜひ今回ご紹介した情報をチェックしつつ自分なりのランキングを考えて見てくださいね!