防御率から野球漫画史上最強のピッチャーランキングをまとめました。
- 第1位:上杉和也(タッチ)
- 第2位:立花投馬(MIX)
- 第3位:星飛雄馬(巨人の星)
- 第4位:広田勝利(H2)
- 第5位:成宮鳴(ダイヤのA)
- 第6位:上杉達也(タッチ)
- 第7位:国見比呂(H2)
- 第8位:相羽一八(エース!)
- 第9位:江崎直人(やったろうじゃん!!)
- 第10位:桑本聡(名門!第三野球部)
- 第11位:茂野吾郎(MAJOR)
- 第12位:三橋廉(おおきく振りかぶって)
- 第13位:蝦名富一(おれはキャプテン)
- 第14位:七嶋裕之(砂の栄冠)
- 第15位:神堂マリ(マウンドファーザー)
- まとめ
第1位:上杉和也(タッチ)
イニング数52、自責点1、防御率0.17
右投げの投手。明青学園高等部野球部の1年生エース。準決勝までの5試合で失点はわずか1。本ランキングの中ではイニング数が一番少ないとはいえ、圧倒的な数字である。高校野球の東東京大会だけの成績ながら堂々の第1位を獲得。
第2位:立花投馬(MIX)
イニング数81、自責点3、防御率0.33
右投げの投手。明青学園中等部の赤丘中戦から高校2年の飛竜北高戦までの11戦(紅白戦含め)で自責点3に抑えた怪物投手。
第3位:星飛雄馬(巨人の星)
イニング数242と1/3、自責点12、防御率0.45
左投げの投手。幼少期からのスパルタ教育が有名。高校では甲子園決勝で花形満に打たれるまで無失点。大リーグボール1号・2号・3号の魔球で打者から三振を奪いまくった。特筆すべきはプロを含めての自責点12は堂々たる成績と言える。
第4位:広田勝利(H2)
イニング数55、自責点3、防御率0.49
左投げの投手。名門・栄京学園高校で1年生からエースを務める天才選手。抜群の制球力を誇り、カーブ、シュート、スライダー、フォークの多彩な変化球を武器に選抜大会優勝を果たす。作中で故障してしまったためイニング数が少ないこともあり防御率は高い結果に。
第5位:成宮鳴(ダイヤのA)
イニング数91と1/3、自責点8、防御率0.79
左投げの投手。稲城実業2年生エースとして、春の選抜大会を優勝。世代ナンバーワンサウスポーの評価。
第6位:上杉達也(タッチ)
イニング数92、自責点9、防御率0.88
右投げの投手。明青学園高等部のエースで、豪速球が持ち味。MAX151km/h。当初は制球難に苦しんでいたが、少しずつ克服。地区予選が主な試合になる。当時、高校生で150キロを投げられる投手など日本におらず、140キロ以上投げたら超高校級だと騒がれた時代に150キロを投げた怪物中の怪物。
第7位:国見比呂(H2)
イニング数288と2/3、自責点29、防御率0.90
右投げの投手。千川高校のエースピッチャー。高校通算28勝1敗(高校通算防御率0.68)。150km/h超のストレート、140km/hのフォークや、スローカーブやチェンジアップなど切れのよい変化球を持ち球とする。ノーヒットノーラン1回、完全試合1回。3年夏の甲子園では無失点を記録し、本ランキングでは最多イニング数を記録している中、防御率は1を切っている。栄京学園戦の7失点がなければもっと上位にランクインしてもおかしくなかった。
第8位:相羽一八(エース!)
イニング数67、自責点7、防御率0.94
左投げの投手。『キャプテン翼』で有名な高橋先生が書いた野球漫画。本ランキングで唯一の小学生。地区大会では2日連続で延長14回を投げ、現在の甲子園なら投球制限にかかるだろうと予測できる。
第9位:江崎直人(やったろうじゃん!!)
イニング数182と1/3、自責点22、防御率1,09
右投げの投手。朝霧高校で1年生からエースを務め甲子園に出場。2年の夏の甲子園では全試合完封勝利。投手力だけでなく走攻守揃った万能型の選手。
第10位:桑本聡(名門!第三野球部)
イニング数140と2/3、自責点22、防御率1.41
銚子工業高校のエースピッチャー。左投右打。190センチ以上ある高身長から繰り出すカーブ『三階カーブ』と、大谷翔平もびっくりの160km/hを超える球速もある。高校時代だけなら防御率1.02。日本シリーズ4戦を一人で投げぬき4連勝。
第11位:茂野吾郎(MAJOR)
本塁打を浴びることも多いが、アウトのほとんどが奪三振という漫画界の奪三振王。ストレートだけでノーヒットノーランを達成するも弱小高校に転校したため、失点を含めた負け試合が多いのが特徴。メジャーリーグ編最終戦までの成績は14勝10敗1セーブ、防御率3.46と主人公ながら失点や敗退が多い。
第12位:三橋廉(おおきく振りかぶって)
西浦高校1年投手。球速が遅い(入学時がMAX101km、その後合宿時にコントロール無視で110km程度)が、全力投球でなければストライクゾーンを9分割して投げる事ができる驚異的な制球力を誇る。独学で変化球を4種類取得しており、カーブ、スライダー、シュート、ナックルカーブが投げられる。
第13位:蝦名富一(おれはキャプテン)
左投げ左打ち。長身から投げ降ろされる速球とキレのあるカーブでスカウトに注目を受けるほどの投手だが、立ち上がりが異常に悪く、失点も多い。
第14位:七嶋裕之(砂の栄冠)
最速150km/hのストレートやキレのいいスライダーを武器にしている。当初は右投げだったが、左右両方の腕でボールを投げる事ができる稀有なピッチャーに成長する。プロのスカウト達から「投手ならば15勝以上出来るエース」と評される。
第15位:神堂マリ(マウンドファーザー)
東都エンジェルスの女性プロ野球投手。投手の生命線である球の伸び、キレ、制球も抜群に優れている。女子特有の身体の柔軟さを生かした独特のフォームをしており、握りも見づらい。手首とヒジが異常に柔軟なため、ボールを離すギリギリまでためて、ボールに強いスピンを与えることができる。
多くの試合に登板させるためリリーフ限定の投手。しかも肩の消耗を防ぎ希少性をもたせるためホームゲームのみの限定登板。高野連の決まりで高校時代は公式戦に出場できなかった。練習試合では出場するも県内最弱高校だったためコールド負けの経験も。イニング数が不明なことも含めて最下位。
まとめ
2020年9月23日放送「水曜日のダウンタウン」が集計したランキング結果です。防御率とは1試合投げたときに何点取られたかの数値です。有名漫画50作品をピックアップし、50イニング以上投げた投手が対象となっています。
連載当時の時代背景も加味しながら考えると、ランキングの順位も変わってくるかもしれません。