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【トリコ】感想ネタバレ第32巻まとめ

【トリコ】感想ネタバレ第32巻まとめ

トリコ 32 (ジャンプコミックス)

トリコ 32 (ジャンプコミックス)

 

食王“エア”捕獲のため、馬王ヘラクレスと対峙するトリコ! 馬王だけでなく、大陸存続にも大きく関わってきたエア。トリコ絶体絶命の中、のろま雨の丘に到着した小松は渾身の包丁さばきでエアの実に挑むが!?

目次

第283話 馬王のいけにえ!!
第284話 トリコの覚悟!!
第285話 VSヘラクレス!!
第286話 青の覚醒!!
第287話 のろま雨と食王!!
第288話 エアの調理法!!
第289話 続・エアの調理法!!
第290話 新たなる王!!
第291話 エア、実食!!

本編あらすじ

妖食界に立ち寄り、エアのあるのろま雨の丘を目指すトリコたち。その前に立ちはだかるのは、グルメ界を統べる八王の一角、馬王ヘラクレス!対峙したトリコは、その圧倒的すぎるオーラに気おされるのですが…?

グルメ界に住む、不死の幻獣ヘラク。かつてフェスの際に戦ったエルグがその体に取り込んでいたヘラクは、この丘に結構な数が生息している。「幻獣ヘラクは他にもいるけどねー。『ヘラクレス』と呼ばれる『八王』は彼だけ」。しかしいくらそのヘラクレスが目の前にいるとはいえ、この場所の空気の重さは何なのか。

「捕獲レベルを…計る気すらしねェ…!!」まるで粘土の中にいるかのような重苦しいこの空気は、ヘラクレスの醸し出す威圧感だけが原因ではない。よく見れば、周りに何本も生えている樹木は「エアツリー」。以前トリコが単身グルメ界に乗り込み、手痛い洗礼を受けた時に遭遇し、苦しめられたこの樹木は空気を生成する習性を持っています。なんでもこの丘に住む馬たちの食糧は空気そのものなのだそうで、このエアツリーは少しでもその空気を豊かにするためにマッピーたち妖食界の住人が植樹した樹。

マッピーはそんなエアツリーの中で特に大きなものを見つけ「これから死んで、エアツリーの栄養になる」。強い生命力を栄養にすれば、エアツリーはより一層上質な空気を作るようになる。それと引き換えに、ヘラクレスにエアを捕獲する許しを得ようと考えていた。

「マッピー!!やめろ!!」(どうする!?戦うしかないのか!?)。このままエアを捕獲しようとすれば激突は避けられない。この怪物と戦って勝つことができるのか。…いや、勝つどころか、相手にすらならないのかもしれない…。そんな状況で一人、小松はエアツリーを見て別のことを考えていました。この樹…もしかして?ヘラクレスはなぜエアを守るような行動をしているのか。それは、ヘラクレスの生態に深く関係しています。

妖食界ではダルマ仙人が療養している。《妖食界東部 村の外れにある「大気の庭園」―栄養豊富な「肥料雨」と局地的な「太陽光」により多くの植物が育つ肥沃な土地。植物の光合成により酸素が豊富で妖食界でも数少ない癒しの庭である》

「馬王の丘に棲む巨馬たちは『空気を食べる大気食』呼吸こそがあいつらにとっての食事なんじゃ」「馬王ヘラクレスに至っては”一呼吸”(一食)で約一ヶ月間の無酸素運動が可能」「つまり何も食べずとも”一呼吸”すれば地球を何百周も走り回ったり 全力で1ヶ月闘い続けることも可能ということじゃ。逆に何もしなければ一呼吸でかるく1年は生きる」

本来、ヘラクレスは一呼吸で空気をおよそ3600億トン吸い込む。体積にして実に3億立法キロメートルに及ぶ。そのためにこのエリア8は気圧が低く、その排泄物ともいえる呼気に交じる毒素が様々な悪天候を呼んでいます。とはいえその呼吸をおよそ年に一度くらい、グルメ界の環境ならば難なく空気が補充できる量なのです。

問題は、ヘラクレスが出産するとき。出産のために必要とする吸気は普段のなんと100倍!それを一気にまかなえるのが他でもない『エアの巨木』に実る空気の実「エア」。数百年に一度実るエアには、一つの星を覆い尽くすほどの空気が凝縮されています。エアが熟し、地面に落ちた時に吹き出す大量の空気はエリア8を覆う雲を吹き飛ばし、地上に太陽のシャワーを降らせて100色の虹を作ると言われている。

ヘラクレスはその時を狙って出産!生まれた子供は高らかに吠えながら他の大陸を目指す…その嘶きを、太古の人々は畏敬の念を呼んで馬王の応答(ヘラク・レス)と呼んでいる。

しかしここ何万年もヘラクの子が虹を渡ったという記録はない。それはすべて、エアが実り切る前に持ち去ってしまう「ブルーニトロ」のせい。妖食界の人々はニトロからエアの捌き方だけは盗むことができたが、ニトロを相手に収穫することは不可能。

ヘラクレス自身がブルーニトロの退治に向かったとしたら、ヘラクレスの圧倒的なオーラによるストレスでエアは鎖落ちてしまう…馬王が衰え、八王としての地位が維持できなくなることはそのままこの大陸が衰退することを意味します。妖食界の住民たちが今できることと言えば「エアツリーの栄養となってささやかながら場王の食糧の一部となることだけ」しかし、あくまで妖食界の住民にできることは、です。小松には聞こえています。食材の声が。…食王「エア」の呼び声が!

小松はマッピーとともにCARエルに乗り込み全速力でエアに向かうことにします。ですが当然ヘラクレスからすれば、それを見逃すことはできません。ヘラクレスはその形相を憤怒にゆがませ、小松たちを踏みつけようとしますが、CARエルの加速ならばある程度なら避けられます。その一撃を交わし、一目散にエアへと向かう小松たち。周りにいた馬獣たちもヘラクレスの怒りに充てられて襲い掛かろうとするが…そこでトリコは、地面に拡散型釘パンチを打ち込む!

釘パンチは地面を通って周囲を円状に破壊!馬獣たちの足止めに成功。ここからが本番!「どうしても生贄が必要なら俺がなってやる、ただし俺を殺すことができたらな!」最初から全開で王者に挑むトリコ!ですがトリコも到底勝てるなどとは思っていません。10分…いや、せめて5分間、時間を稼ぐ…!トリコVS八王・ヘラクレス。いきなり始まってしまったこの激戦、果たして…