【トリコ】感想ネタバレ第31巻まとめ
グルメ界へと船出したトリコたち一行！ 猛獣をも貫く棘波との格闘中、トリコは波間に謎のカエルの姿を目撃する。やがて濃霧に覆われたユトウ島へ上陸するが、そこにはトリコたちを拒絶する恐るべき罠が!?
目次
第273話 悪霊たちの港!!
第274話 五里霧中!!
第275話 霧の幻惑!!
第276話 一年半の真価!!
第277話 妖食界からの使者!!
第278話 死の迷宮!!
第279話 道標!!
第280話 妖食界!!
第281話 ダルマ仙人!!
第282話 四つの道!!
本編あらすじ
とうとうグルメ界へ向かった四天王＆小松。グルメ界突入序盤の足プラス拠点となるオクトパスイカにのり、海路でグルメ界を目指す！オクトパスイカに乗ってグルメ界へ向かう一同。彼らはだれのものかわからない謎のグルメIDカードのデータを基にした、新しい捕獲レベル測定器「リドルチャプター」をテストしていました。人間界にある約30万種の食材はもちろんのこと、グルメ界の食材数百万種のデータも登録されている優れもの。
ですがグルメ界の食材は数百万どころではとても数えきれないほど膨大。何がすでにデータにあって、何がデータにないのか？そんな議論も巻き起こりそうではありますが…とにかく試してみればいい。ゼブラがそういうと同時に、見たことのない奇怪なエイのような猛獣が襲い掛かってきました！もうここはグルメ界直前。グルメ界の猛獣が、気まぐれに顔をのぞかせても不思議はないのです！さっそくリドルチャプターのポインターを当ててみますと…データが表示されました。エイリアンコウ、捕獲レベルは…299！
さすがはグルメ界の猛獣、四獣と同等以上の力を持っているのがもはや普通！早速臨戦態勢に入る一同ですが、その瞬間エイリアンコウが何かに突き刺され、絶命しました。そのエイリアンコウを絶命させたものはなんと、「波」！これこそがグルメ界の最も恐ろしい脅威の一つ「環境」…いばらの海の棘波です！四天王のグルメ界最初の対戦相手は猛獣ではなく、自然環境！
四天王がそれぞれの得意技で、迫りくる棘波を打ち消していきます。ですがそんな激戦区の只中で、トリコはとんでもないものを目撃したのです！荒れ狂う棘波の真っただ中、ティータイムを楽しむカエルのような男…！とっさにリドルチャプターのポインターを当てようとするのですが、そのカエルは文字通り光速で走るポインターを苦も無く避けて見せたのです！
そのまま姿を消したカエル。あのカエルは何だったのか？気にはなるところですが、そうこうしているうちにグルメ界はすぐそこまで迫っていました。今回向かうのは、「エリア8」と呼ばれる地域。このエリアには、ブランチたちの故郷でもある妖食界があり…そして何よりも、アカシアのサラダ「エア」がある地域です。とうとう四天王そろってのグルメ界への第一歩。感動のその第一歩は…空振りに終わりました。
そこにあるはずの大地がなく、落下してしまうオクトパスイカwith四天王！すんでのところでクインが命綱となって落下を逃れましたが、ギリギリのところでぶら下がっている一同にも猛獣たちは襲い掛かってきて…キッスが猛獣たちを迎撃していたのですが、ピンチだというのにゼブラは退屈だと言って寝室に引っこもうとする始末。この程度ならばどうにかなるわけがない、という自信なのでしょう。ですが、そんな最中に人の声が聞こえてきたのです。
退屈、そうでもないぞ。越えのほうを振り向いてみると、そこにはなにやら巨大なおっさんの顔が浮かんでいます。なんだこいつは！？と警戒した瞬間、トリコとココは靄のようなものに包まれ…あっという間にどこかへ連れ去られてしまったのです！二人が連れていかれた先は霧しか見えない謎の空間。ですが食べ物の匂いに惹かれて進んでいった先に、突如として広がったのは、飲食店立ち並ぶ横丁！？事態が呑み込めないココですが、トリコは食べ物の匂いに惹かれてどんどん中に入っていきます。警戒しつつ追うココ、その感覚で注意深く探っても、この横丁にある食材は本物そのもの。つい今まではきりだったはずなのに、これはどういうことなのか…？
「リアルミスト」。グルメ界では嘘か真かではない、信じるか信じないか。信じたもののみが食べられる…いきなり聞こえてきたその声に振り向くと、そこにいたのは先ほどのカエル。信じているなら、一緒に食べるか？カエルはそう誘ってくるのですが…遠く離れたサニーは、まずいと冷や汗を流していました。トリコたちは今、ものすごい数の猛獣に囲まれている！あのカエルはやはり敵なのか？トリコたちを囲む猛獣とはいったい？そしてあの謎のおっさんの顔は！？
