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【トリコ】感想ネタバレ第26巻まとめ

【トリコ】感想ネタバレ第26巻まとめ

トリコ 26 (ジャンプコミックス)

トリコ 26 (ジャンプコミックス)

 

激化するIGOと美食會の闘い!サニーはトミーロッドと、ブランチはエルグと対峙! だが、全ての闘いの裏には“第三の勢力”の存在が!!一方、スタージュンと死闘を繰り広げるトリコに最大のピンチが…!?

目次

第226話 VSトミーロッド!!
第227話 決闘の行方!!
第228話 稲妻!!
第229話 VS不死身!!
第230話 裏切り!!
第231話 逆襲のゼブラ!!
第232話 蠢く影!!
第233話 呼び声!!
第234話 限界のその先!!

本編あらすじ

世界中が注目するクッキングフェスに出場した小松。調理王ザウスや天狗のブランチと言った実力派に交じり、必死に激戦を勝ち抜いていくのですが、そこに美食會が襲撃!IGO、美食會に加え、数多くの料理人や美食屋、そしてまた別の勢力も入り乱れる大乱戦が始まる!

激突しているサニーとトミーロッド。「魔王の髪(サタンヘア)」という新たな技を披露し、トミーロッドの虫たちをあっさりと消し去ったサニー。そのあまりの威力に制御すら困難なようですが、トミーロッドは流石にその力を認めざるをえないようです。トミーロッドは体に嵌められていた拘束具を脱ぎ去りました。押さえられていた力が湧き出し、体はパンパンに膨張!

かつてアイスヘルで激突したとき、トリコに死を覚悟させたあの姿へと変わったのです!そしてトミーロッドは自らが生んだ虫を、自らの手で全滅させてしまいました!役に立たない虫はただのゴミ、邪魔だからいらないと吐き捨て、本気の僕とやれるのはレアだよと殺意をむき出しにするのです。が、その直後トミーロッドの左腕は千切れ飛んでいます!サタンヘアが目にも止まらぬスピードで襲い掛かり、強靭極まりないトミーロッドの腕をたやすくもぎ取ってしまった!

四獣を撃退した、四天王の合体必殺技、「王食晩餐」。体内から飛び出して四獣を食い尽くした「食欲」は、グルメ細胞のエネルギーが具現化したもの。そのエネルギーを呼び起こしたことがきっかけになり、また別のものも目を覚ましたのです。それはグルメ細胞の中に潜む悪魔。その悪魔の力の片鱗が顔をのぞかせたのが、このサタンヘアなのです!まだその力の実態はサニーにすら把握しきれず、制御し切れません。今にも意識が奪われそうな苦痛に耐え、とにかく早いうちに勝負を決めなければいけない!サニーはサタンヘアを操り、決着を狙うのです!

しかし、トミーロッドもそう簡単にはやられません。凄まじいスピードで、難なくサタンヘアをかわしていくばかりではなく、虫のような複眼を駆使してサニーの髪の微弱なエネルギーをも見通し、サニーがまだこの技を自在に操ることができないと言うことまで看破してしまったのです!若葉マークの攻撃を避けるのなんてわけないことだ!

やむなくサニーはサタンヘアを解除し、通常のヘアロックで攻撃を敢行。ですがそれすら口から発射される高圧の卵爆弾であっさり防御されてしまったのです!しかもさらにサニーは背後から攻撃を仕掛けられてしまいました。なんと、吹き飛ばされたトミーロッドの左腕が独立して動き、サニーのクビを背後から締め上げてくる!腕を落としたが、単純に強力な敵を1匹増やしただけ。その腕だけで捕獲レベル200は簡単に超えるだろうとトミーロッドは笑うのです!窒息どころか、首が千切れんばかりの勢いで締め上げられ、意識が朦朧とするサニー。トミーロッドはその隙を見逃すわけがありません!猛烈な勢いで攻撃を仕掛けてきて…!

そのころ、ブランチは今まで謎に包まれていた美食會第1支部支部長、エルグと闘っていました。ブランチはエルグに自己紹介すら許さずに攻撃を仕掛けたのですが、凄まじい威力の電撃が直撃してもエルグは表情ひとつ変えない。1億ボルト、10万アンペアを超える、落雷にも匹敵する電撃だと言うのに!再び攻撃を仕掛け、またも攻撃はヒット。今度はその効果をしっかりと確認してみました。細胞はすべて焼け焦げて死滅。心配も停止し、死亡していると言う以外にはありえない状態です。が、すぐさまエルグは目を見開き、驚くほどのスピードで反撃をしてきたのでした!

「不老のエルグ」。彼はそう名乗りました。彼の体の下半身は馬のようになっていまして、その下半身はもともとグルメ界に生息する「馬王 ヘラク」の子供のものだったそうです。うまく細胞が適合し、融合を果たしたエルグとヘラクの体。その融合によって、ヘラクの持つ不死の力まで手に入ったと言う!

何が不老不死だ。ブランチは更なる強烈な電撃をみなぎらせ、更なる強烈な一撃を炸裂させます。稲妻包丁、渦雷微塵切り。今度は黒コゲにしただけではなく、エルグの体を散り散りのバラバラにしてしまいました!不老不死なんかではない、単なる万能細胞の再生機能だ。ブランチは不死を誇っていたエルグにそんな手向けの言葉を贈るブランチ。細胞が死滅する前に自らのコピーを作り出して新たな肉体を作るというだけのシステムで、決して不老不死なんかではない。そう言いながらゆっくりと振り向くと、そこには元通りのエルグが立っていた。

しかも、その数を無数に増やして!粉々にした破片の全てが、本体に再生した…!?まさかこの男、本当に不死身なのか!?200年生きていると言うエルグ、このブランチとの戦いも記憶に残らない程度の刺激の無い戦いになりそうだといいながら反撃にでます。エルグの攻撃も決して生易しいものではなく、ブランチは確実にダメージを受けていく。かといって攻撃しても本当に不老不死ならば、効果はないはず。一体ブランチはこのピンチをどうやって打破するのか!?