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【アクノヒガン】感想ネタバレ第4巻(最終回・最終話・結末)まとめ

無料漫画アプリ【マンガボックス】で連載していた『アクノヒガン』の最終巻!4巻の最終回(最終話)を含めた感想ネタバレまとめ。結末(ラスト)はいかに!?

アクノヒガン BEYOND EVIL(4) (マンガボックスコミックス)

アクノヒガン BEYOND EVIL(4) (マンガボックスコミックス)

 

神とも悪魔ともつかぬ異能使い・ヴィクトールに導かれ、埒外の存在への道を進み始めた高校生・寺島(てらじま)。もう一人の自分の「覚醒」、自分自身を信じる覚悟、そして「統合」により寺島はさらに強くなっていく…。彼を育て上げるヴィクトールの真意は…?異能の闇…「悪の悲願」が語られる。

本編あらすじ

怪しい宗教団体に潜入している寺島豪太。覚醒者であることが分かると意外にも同じ覚醒者として友好的に接してくる最高幹部ヒロ。最高幹部には契約書作成の権限と人間から金や寿命を集める才能がある。そして寺島には高い戦闘力があるため一緒にやろうと勧誘される。

大谷優子は記憶を消され洗脳されているため脱会の意思はなくなり、教壇に忠誠を誓うと言ってしまう。不利な状況に陥るも、それまでの経緯を高画質カメラで撮影しており集会で集まっていた信者たちにその映像を流す。

怒る教祖は最高幹部に破門を言い渡すも、「お前の代わりなどいくらでもいる!」と逆に最高幹部に殺されてしまう。施設から脱出する寺島と大谷。最高幹部ヒロはトキサダ先生と呼ばれる人間を呼ぶ。逃げている途中に侍のような覚醒者と一騎打ちになる寺島。寺島の心の奥底にいる凶悪で強暴な本性(プリンス)に肉体の主導権を渡すと侍を瞬殺。

その後、寺島の過去が明かされる。幼い頃に父親から虐待を受けていた寺島。ある日、父親をバットで殴り重傷を負わせる。家庭裁判所に送致されるも虐待の行為が考慮され保護処分なく母親の元へ帰された。母親も死んでしまい、当時寺島が抱えきれずに心の奥へと追いやった記憶その全てを俺の代わりにプリンスが引き受けてくれていた。

後始末をするヴィクトール配下。ルキヤンの下にいたトキサダからヴィクトールが心の奥底へ閉じ込めたのは此岸と彼岸の全ての秩序を新しく創造し、君臨することができる力を持った者であることが明かされる。

トキサダ「あのガキは…自分のことを王子(プリンス)などと言っていたが…ヴィクトールのそれはまさに新世界の王といったところか…。解放されればその時は…お前たち反対勢力は真っ先に消されるだろう。仲間は皆…抹殺される運命だ…!」

その後、隠しカメラで撮影していた動画を公開した寺島。会場に流した映像にヒロが銃で教祖を殺害する場面を加えて再編集した完全版は、すぐに大きな反響を呼んだ。マスコミはこのことについて連日報道し、教団に対する世間の関心は高まっていった。そして警視庁公安部の捜査員が教団施設に強制捜査に入るニュースが流れた。

ヴィクトールは配下から「あれ以上彼が力をつけた場合、我々にとっても脅威になるのではないか」と進言されるも、それでは困ると言う。「いつか私を殺してくれると期待しているのだから」。新世界の王について質問されると、それは「ただの秩序の破壊者であり野蛮な化物である」と説明する。

数百年前、ヴィクトールたちはヨーロッパを拠点に活動していた。長い長い争いの末、勝ち残ったヴィクトールたちには既に此岸の世界に敵などいなかった。だが世界は法が支配している。所詮は法の定めたルールの中でのこと。

「我々には奴らに寿命を扱う権限を与えてもらう代わりに、法を順守し集めた寿命の一部を上納することになっている。時に奴らの手足となって働き、奴らの機嫌を損ねぬよう常に配慮する」。そんな現状に大いに不満を抱いていた。

覚醒者の選択肢は二つ。法に縛られ法の執行者に従って生き長らえるか、それとも彼岸の住人となり法の執行者として上をコツコツ目指すか。自分には相応しくないと、どちらもうんざりしていたヴィクトール。ヴィクトールの最終目標は此岸と彼岸を支配する法の執行者の頂点・法王になることだった。

ヴィクトールには考えがあった。心の奥底に一つだけ開けずに残された扉を開き、眠れる力を呼び起こすこと。しかし、それだけの力を果たして制御できるのか、自分が自分でいられるのか保証がなかった。

その後、仲間内の裏切りから法王勢力と正面から敵対。追いつめられたヴィクトールは扉を解放し、内なる化物が姿を現した。一瞬で法の執行者を倒す。ルキヤンと共に次々と法の執行者を倒していくヴィクトールだが、次第に精神が蝕まれていく。戦闘をくり返すたびに野獣性が増し、精神に比例して肉体も変化していった。

戦況は当初、数を頼む法の執行者側が圧倒的に優勢と思われていたが、法の執行者の幹部の一角を崩したことにより潮目が変わった。様子を見ていた埒外の者や勝ち馬に乗ろうとする法の執行者たちが次々とヴィクトール側につき始めた。

そしてさらに戦争は激化し、人間社会にも大きな影響を及ぼした。秩序は乱れ、社会は荒廃し、発生した飢饉や疫病は人間同士の争いを後押しした。その頃からヴィクトールに変化が起こり始める。もう一人の人格に支配され始めてきた。

戦いは大詰めを迎え、残った法の執行者の幹部達との激戦が繰り広げられた。勝利が目前の中、そこに登場したのは法王だった。法王との密約で化物を再び心の奥底へ封じ込めることに成功したヴィクトール。戦争で得た全てを放棄する代わりに、法王側はヴィクトール以下全ての者に対し、いかなる罪にも問わないことを約束し、和解が成立した。

その時にヴィクトールが飲んだ条件がもう一つあり、化物が存在する限りその扉を守り続ける事だった。そのためにヴィクトールは今も死ぬことさえままならない。法王にとってみればヴィクトールを永遠に此岸に縛り付けることができて好都合な条件だった。

化物を倒すことが出来ればその絶大な力を自分のものに出来るはず。そのためずっと自分と同じ強さを持つことのできる才能を探しており、それが寺島だった。寺島の手で肉体を滅ぼして彼岸へ渡り、法王との決着をつける。それがヴィクトールが長年抱いていた夢であり悲願。

数週間後、相変わらずヴィクトールの依頼にしぶしぶ了承する寺島。完結。

***感想コメント***

マンガボックスで好きな漫画でした。最後は打ち切りのせいか、無理やりな終わらせかたでした…。法王との決着もつかないまま終了となったことに不満は残るものの、設定・絵ともに高評価。全体的なストーリーはやや難しめ。