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【キングダム】感想ネタバレ第2巻まとめ

2012年6月に発売された週刊ヤングジャンプで連載中『キングダム』2巻の感想ネタバレまとめ

キングダム 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

キングダム 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

  • 作者:原泰久
  • 発売日: 2012/06/22
  • メディア: Kindle版
 

異母弟・成キョウの反乱。王座を追われた秦国の若き王・エイ政は、王都奪還のため、山民族の王と同盟を結ぶべく奥深き山界へ…!紀元前、史上最大の戦国中華大活劇!! 

目次

第9話 山の民
第10話 油断
第11話 不退転
第12話 忠臣
第13話 熱き合戦
第14話 将軍への道
第15話 呂丞相
第16話 馬酒兵三百
第17話 遭遇
第18話 託す思い
第19話 驚愕の世界

本編あらすじ

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昌文君との合流地で、新たな刺客「ムタ」に襲われるも、信の活躍と昌文君の隊の到着で見事勝利をおさめた一行。政は、今回の反乱における脱出劇が何故失敗に終わったかを改めて昌文君に問いただす。何故漂が死ななければならなかったのかを知りたい信も聞き入る。

 

脱出は当初滞りなく進んでいたが、突然昌文君を狙って「秦の怪鳥・王騎将軍」が現れた。王宮内の権利争いや派閥には全く興味がなかったはずの王騎将軍から突然想定外の攻撃を受け、昌文君達は意表を突かれたのだという。

 

王騎将軍は「最近は退屈すぎる。昔のような熱き血潮うずまく戦いがしたい」という理由で、かつての戦友・昌文君にそれを求め合戦を仕掛けてきたらしい。そして王騎将軍と激しく打ち合った末に昌文君は崖下へ転落、兵達とはぐれてしまった。

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昌文君が崖下へ転落した後、残された兵達は絶望ムード。誰もが脱出失敗と諦めていた中副長・壁は、漂に「あきらめるな!」と激を飛ばされる。漂は勇ましく馬に乗り兵を指揮し、単騎で敵軍を突破。その姿はまさしく将そのものであったと壁は語る。

 

かくして脱出劇は失敗に終わったものの、ひとまず政の無事を確認した昌文君や配下達は、涙して喜ぶ。漂を殺された信は、初めは政の無事ばかり喜ぶ周囲を腹立たしく思うも、昌文君達にとっての政の価値をひしひしと感じざるを得なかった。

 

その後、直々に昌文君から漂の件の謝罪を受け、壁に聞いた話から漂の凄さを改めて感じ入ることにより、自らの感情に落としどころをつけるのだった。さて、政と昌文君が合流できたはいいが、王弟の反乱は当然継続中である。

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壁は、政の庇護者でもある「呂丞相」の軍が遠征先から戻り、援護してくれるのを待つのが賢明だと考えるが、政と昌文君は、呂丞相は表向きは政の庇護者でもあり一見味方の立場ではあるが、実際は政亡き後の王座を狙っていることに気づいていた。

 

もはや王宮内に味方はいないと判断している政は、一か八かの最後の手段を思いつく。昌文君との合流地に選んだ現場所は、400年も前の秦王「穆公(ぼくこう)」の時代に盟が築かれた山民族(秦国西方の山間に住む、平地に下りて来ない民族)との交流のために作られた場所だという。

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穆公亡き後、秦国は一方的に山民族との交流を絶ったが、なんと山民族は400年もの間、穆公との思い出の場所を綺麗に管理してくれていたのである。

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山民族から穆公(秦国)への変わらぬ想いに望みを賭け、山の王に協力を仰ごうと一行は山間に入るが、険しい山道の途中で脱落者が続出。さらに、山民族達に囲まれてしまう。

 

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山民族の王は、秦王である政のみに会うと言っており、他の者がついてきたら全員殺すと伝者に威嚇されたため、納得した政は1人連れていかれる。政を救出すべく、信、貂、壁の3人は後を追うが‥‥。