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【キングダム】感想ネタバレ第3巻まとめ

2012年6月に発売された週刊ヤングジャンプで連載中『キングダム』3巻の感想ネタバレまとめ

キングダム 3 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

キングダム 3 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

  • 作者:原泰久
  • 発売日: 2012/06/22
  • メディア: Kindle版
 
王都奪還への狼煙。反乱で失った王座を取り戻そうとする秦国王・エイ政は、山の王とかつての同盟復活を掛け合う。そして、物語はいよいよ王都咸陽の奪還作戦へ!新・始皇帝ストーリー、国内統一編最高潮!! 

目次

第20話 楊端和
第21話 会談
第22話 盟
第23話 太子の座
第24話 騎兵の夢
第25話 3千対8万
第26話 王都咸陽
第27話 開門
第28話 先陣
第29話 電光石火
第30話 対面

本編あらすじ

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スカスカの田舎村を想像していた山民族の城は、予想を大きく上回り、外敵が近づくことができぬほど知恵と技術に優れたつくりの天然の要塞だった。政を助けに来たはずの3人だが、山民族にすぐ見つかり捕らえられてしまう。

 

一方、山の王・楊端和(ようたんわ)は、独自の情報網で政の王宮における立場や状況等を把握していた。その上で、政に何をしに自分に会いに来たのかを尋ねる。政は反乱鎮圧の協力を願い出るが、楊端和はかつて盟のあった穆公(ぼくこう)の時代以後の秦人の裏切りを理由に激怒し、現王の政を裁き殺すつもりだと言い放つ。

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楊端和の話では、かつての秦王・穆公と山界が初めて盟を結んだ時、山界の祖は友好のうちに新しい国の広がりに至る兆しに希望を見ていたが、穆公の死後、平地の秦人は山の民を追い出し、交わり住んでいた山民族は山へ戻ったあとも執拗な責め苦にあう、受けた惨劇は耳を疑うものばかりだった。祖霊の怨念を鎮めるためには現秦王である政の首をはねなければならないという楊端和。

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政は、過去の秦人の愚行を現秦王として詫びるが、「恨みや憎しみにかられて剣をとると怨嗟の渦に国は滅ぶ、王ならば人を生かす道を拓くために剣をとるべきだ」と説く。政は「一時の安定などではなく、今後数百年後のためにも全国境の廃除を成し遂げ、中華を統一するのが己の目指す路(みち)だ」と宣言する。

 

もともと外界に強い興味を示していた楊端和は、祖霊の積年の恨みにこだわる古参の者達の声を諌め、政の言葉を受け止め秦国と盟を結ぶことを誓ったのだった。協力な援軍を得て、王都・咸陽に戻る一行。咸陽では、敵対する王弟派・竭氏が対呂氏との決戦のために8万もの軍を率いて待機させていた。

 

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そこに、援軍として山民族が現れたという体裁で楊端和は竭氏に使者を送ると、対呂氏戦のために山民族の武力が欲しい竭氏はまんまと食いつき、開門を許可された。

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そして門の前で決戦は始まる!戦いの火蓋は政によって落とされ、斬り合いに。そして信ら別働隊は本殿へ向かい、王弟・成蟜を討つという作戦が実行されるが…。