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【キングダム】感想ネタバレ最新第62巻まとめ

2021年7月16日に発売予定のヤングジャンプで連載中『キングダム』62巻最新話を含めたネタバレあらすじまとめです。

趙王都・邯鄲包囲へ!紀元前234年、武城・平陽攻略戦「秦魏同盟」により、南方を盤石に固めた秦国は、趙国深部へと侵攻を開始。王翦、楊端和、桓騎が攻略を目指すは、王都・邯鄲の手前に位置する二つの城・武城と平陽。飛信隊は、王翦軍と桓騎軍の中間に位置し、両軍からの指示を待つが!?

目次

第669話 識
第670話 致命的なこと
第671話 任命の儀
第672話 黄金の翼
第673話 漂う空気
第674話 険地への誘い
第675話 前へ
第676話 渇きの理由
第677話 飛信隊の行方
第678話 影丘
第679話 攻略の糸口

本編あらすじ

第669話 識

礼は識を手にかけた時の瞬間をよく覚えていた。礼は識の心臓を貫き、識の苦悶の表情を目の当たりににした。その衝撃は礼を闇の帝王にするのに十分であった。礼は羌瘣を殺めることにより、その道を突き進む覚悟であった。

しかし、羌瘣はその道をすすんでも先はない、蚩尤の本当の強さはそこから戻った時にあると否定する。羌瘣は識の最期をよく思い出せと強く言い聞かせる。

礼は識の最期を思い出す。識は覚悟ができてなかったのは私の方、私の分まで精一杯生きて、大好きだよと残して逝ったのである。礼の目には涙が溢れて私も大好きだと言えなかったと号泣する。そして羌瘣は礼を抱きしめる。将来の夢も、誰かとの出会いも、美しい景色も、美味しい食事もー。礼は識の分まで頑張って生きることを誓う。

第670話 致命的なこと

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礼は飛信隊の隊員たちを前にこれまでの所業を詫びる。信は羌瘣の天幕を訪れると、そこで羌瘣は背中を出して、礼が手を当て気を繋いでいた。信は羌瘣に自分を助けるために寿命を減らしたことを詰問する。礼はそれは羌瘣が信のことを好いているからだと暴露する。羌瘣はその一言に焦るが、そうかもしれないと認める。

羌瘣は象姉からは寿命が半分になると言えども、元々が極端に長寿の蚩尤族の中でもさらに寿命が長いのが羌瘣。そのため普通の人と寿命は変わらない程度になったと言われたと信を安心させる。信は複雑に思いながらも羌瘣の気持ちを受け止めた。一方その頃、咸陽の本営ではかつて秦国の武威を中華全土に知らしめた『六大将軍』の復活を政が宣言した。

第671話 任命の儀

咸陽では政が六将制度復活を臣下達に宣言する。そして散会した後、政は昌文君にあるものを作ってもらうために腕の良い造形師を探すよう依頼する。

紀元前234年、再び戦にまみれる年が始まるのであった。数日後、咸陽では任命の儀が開始される。政は今回六国制覇のために昭王が作った六将制度復活の必要性を説き、六将を発表する。

第一将 蒙武
第二将 騰
第三将 王翦
第四将 楊端和
第五将 桓騎

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順当に選出された秦国が誇る歴戦の将達。最後の六番目の席に座るのは…!?

第672話 黄金の翼

政は最後の六将を発表するが、それは空席であった。理由はこの五将に比肩するほどの実力の持ち主が見当たらなかったからである。桓騎はそれなら六将ではなく、五将で良いのではないかと意見すると、政は六将が最善であると断言する。

かつての六将は個々で戦っているように見えて、実は互いに補っていたので、一気に版図を拡大できたのだと説明する。桓騎はそれなら七将でも八将でもよいのではないかと意見すると王翦は上のものが多すぎると下の取り合いになると言い、昌平君も六将が一番良いと話す。

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政は六将制度復活により、六国に対する宣戦布告になり、相手も死に物狂いで抵抗してくる。敵国も攻められたところに対して治癒をしてくるため、侵攻の速度が大切であり、そのための戦争の自由であると説明する。

第673話 漂う空気

六将制度復活の情報は列国を駆け巡る。秦の侵攻に抵抗するため、各国は防衛の準備に入る。魏は呉鳳明が什虎に二万の兵を率いて入る。韓は楚の後ろ盾をもらいに張印を派遣する。燕は幼少期に趙で政と一緒に育った太子を首都へ招聘する。

楚は媧燐と李園が語り合っていた。媧燐は秦が六将制度復活させ、本気で中華を潰しに来たと話す。李園はうまくいくものなのかと聞くと、媧燐は諸刃の剣だと返す。そして、最初に狙われるのは趙だと話す。青歌城ではカイネは趙は大丈夫なのかと心配すると李牧は現趙軍司令の扈輒大将軍を信じるしかないと話す。

 対趙最前線では王翦、楊端和、桓騎と顔ぶれは変わらないものの、明らかに空気が変わっていた。その漂う空気を羌瘣は感じ取り、これから嫌なことが起こることを懸念していた。秦は早くも扈輒大将軍に対して猛攻をかけ、前線を大いに押し上げる。六将復活により、さらに加速する前線の戦い。戦況は思わぬ方向へ舵を取り始める…!?

第674話 険地への誘い

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邯鄲の喉元に武城と平陽という二城があり、これが邯鄲を守る最後の砦。王翦、桓騎、楊端和の三軍はこれを攻略すべく、前線を押し上げていた。飛信隊は王翦、桓騎の両軍の間を進んでおり、どちらの軍に合流して戦うかは決まっていなかった。

信の元に蒙恬が訪れ、飛信隊の前方に玉鳳隊がいることや、楽華隊は王翦軍に参加して戦うことを会話する。また信は王賁に子供ができたことを知らされ驚愕する。その頃、桓騎軍はこれまでにない程の苛烈な攻めの戦いで大いに趙軍を葬ったが、秦軍の兵にも大きな被害が出ていた。ただ桓騎だけはそれをほくそ笑みながら見ていた。

桓騎軍は影丘という攻めに適さない険地を奪取しようとするが、桓騎の左軍はほぼ壊滅状態となっていた。その桓騎軍に玉鳳隊は呼ばれることとなる。死地とも言える最悪の戦場へ呼び出された王賁。そして後を追う飛信隊への指令は…。

第675話 前へ

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摩論は王賁の本営に訪れ、桓騎からの影丘攻略の命令を伝達する。関常は攻略には甚大な被害が出るとし、影丘を迂回し、桓騎中央軍と合流し、戦うべきだと反論する。摩論は常人では考えが及ばない作戦で桓騎はいつも大勝してきた、早く戦闘を開始しろと命令する。

王賁は影丘を抜けば桓騎中央軍、右軍と相対している敵の背後を突くことができるため、効果はあるとするものの、攻め込むには桓騎兵の援軍が条件だと話す。桓騎左軍は桓騎兵ではなく、あとから合流した兵であった。王賁は「大将なら自軍の兵に差別するな」と語る。しかし、摩論は「差別してるのは王賁であり、これが王翦の命令なら文句を言わずに戦闘を開始したのではないか」と反論する。そして、王賁は影丘攻略の戦闘を開始したのである。

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