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【新コータローまかりとおる柔道編】最強を決める強さランキングトップ15

週刊少年マガジンに連載していた蛭田達也による格闘技漫画『新・コータローまかりとおる!柔道編』の好きなキャラクターを名言や名場面と一緒に最強の称号を決める強さランキングをまとめてみました。

新・コータローまかりとおる!柔道編とは

痛快学園ドタバタアクションギャグ格闘技ロマン漫画。1995年から2001年まで週刊少年マガジンで連載。現在は作者の蛭田達也さんが病気療養のため休載中。全27巻完結。第10回講談社漫画賞・少年部門受賞。

様々な観点から強さ議論が出来ますが、今回は試合の活躍度も加味しながらランキングを決めました。最終回(最終話)までのネタバレが含まれていますのでご注意ください。

第1位:三船フネ/国内最高の柔道師範

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久三の祖母で、柔道の師範。国内最高の柔道九段の実力者で、柔道以外にも古流柔術や高専柔道など武道全般について深い造詣と豊富な知識を有する。功太郎がスキが無いと思うほど自然体の構えができ、竜巻背負いのスピードにも対応できる功太郎を為す術もなく投げ飛ばす。高専柔道にも長けており、出稽古ではアマチュアレスリング同好会エースの久亭鈴子を子供扱いした。指導者としても超一流で、素人ばかりだった極端流部員を自宅の道場で鍛え上げた。

第2位:新堂功太郎/極端流柔道部の主将

鶴ヶ峰学園3年で、本作の主人公。おそろしく柔軟な身体とゴキブリ並の反射神経が特徴の学園最強の空手家。極端流奥義『猫柳』でほとんどの投げ技を無効化でき、醍醐大悟をほぼ失伝とされている幻の技『裏当て』一撃で倒すほどの達人。柔道は素人だが寝技は得意。閃光のような足払いは柔道着を切り裂く威力を誇る。三船久三から「まるで猫と闘っているみたい」と言われるほど身のこなしが軽い。決勝の大将戦では伊賀稔彦の一本背負いのタイミングを覚えるためにわざと負け、続く代表戦では予備動作がないため攻撃予測不可能な無拍子からの一本背負いで勝利した。

第3位:伊賀稔彦/不世出の天才柔道家

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鶴ヶ峰学園3年で、第一柔道部主将。得意技は『竜巻背負い』。全国制覇確実と言われるほどの逸材ながら、校内予選は団体戦のみのため常に学内予選で敗退してしまい全国的には無名の存在。伝家の宝刀『竜巻背負い』は全中チャンピオンの醍醐大悟ですら初見では受け身すらとれずに失神した。

第4位:西郷三四郎/幻の神技・山嵐の使い手

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鶴ヶ峰学園1年生で、極端流柔道部所属。現代柔道では伝説と化した幻の神技『山嵐』が得意技。足指が十指とも人並はずれて長く柔道史上不世出の天才児と言われた西郷四郎と同じタコ足を持っている。軽量級の体格ながらパワーも強く、後の先を得意とする。足技を主体としており、強靭な足腰から繰り出す足技と左右どちらからも可能な幻の技・山嵐は脅威。鹿斗典善ですら驚嘆するほどの動体視力の持ち主で、格闘技全般に関する知識が豊富。

第5位:鮫島春樹/実践柔道の体現者

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鶴ヶ峰学園3年で、極端流柔道部所属。幼少の頃より父・鮫島敏樹の提唱する実戦柔道を叩き込まれ、中学1年の時には全国中学校柔道大会を制するが、後に反則がばれタイトル剥奪。その際に試合相手の右腕を壊したことを悔やみ、父に対する反発から退部し新宿のチーマーになる。紆余曲折をへて準々決勝から極端流柔道部に所属。ブランク期間が長いためスタミナ不足が欠点で百太郎との補欠決定戦において苦戦を強いられた。準決勝では宿敵の第十三柔道部と対決し、竜野真悟に対して残心を実行して完全勝利。父からも見事な残心だったと褒められ和解を果たした。その後、決勝戦前に極端流を退部し、第十三柔道部に復帰した。

第6位:竜野真悟/実践柔道を心酔している武道家

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鶴ヶ峰学園3年生で、第十三柔道部主将。中学1年のときの全中柔道大会初戦で春樹に腕を折られ、その柔道に感銘を受け北海道から鶴ヶ峰に転校。顧問教師兼コーチの鮫島敏樹を師範と呼び、その技と考え方を最も忠実に踏襲している。準決勝において判定で試合に負けた後の裏技によって勝負に勝とうとするも残心を実行した春樹に完敗。

第7位:帝真紅郎/超高速スピードの柔道家

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帝國柔道部主将。国内最大手のコンピューター関連会社の御曹司。鬱陶しいまでの長髪が特徴で、その髪を跳ね上げるのが癖。柔道の実力は本物で、伊賀をもってして「紙一重の勝利だった」と言わしめるほどの実力者。前年の校内予選で、団体戦は第一柔道部に勝ったが自身は伊賀に敗れたため、打倒・伊賀を目指して伊賀の情報収集に励む。準々決勝の大将戦で三四郎と対戦し、電光石火の体捌きからの連続技で防戦一方に追い込むが、一向に決まらない展開から試合の面白さを実感し思わず笑う。死力を尽くして戦うが、山嵐により破れる。

第8位:多古清海/重量級の実力者

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鶴ヶ峰学園3年で、第一柔道部副将。元々は札付きの不良。重量級らしいパワーと技術を基にして校内でも屈指の実力者であり、決勝の中堅戦では超重量級の醍醐ですら投げ飛ばした三四郎の得意技『山嵐』を完全に封じ込めた。その後も一進一退の攻防を繰り広げて引き分けた。

第9位:醍醐大悟/天狗投げを会得した全中王者

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鶴ヶ峰学園1年で、第十三柔道部所属。全中の重量級チャンピオン。勝負への執念は人一倍強い。恵まれた体格を誇り、体重の割に反射神経は良く、腕力も人並み以上。全中を制して以降はサボり癖がついてしまうが、自らの信念「剛よく柔を断つ」を突き通すため練習を再開し、その気概を認めた鮫島から幻の技「天狗投げ」を伝授された。準決勝で三四郎と対戦し山嵐によって敗れた。

第10位:三船久三/空気投げを使う柔道少女

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鶴ヶ峰学園3年生で、極端流柔道部所属。得意技は『空気投げ(隅落とし)』。第一女子柔道部から極端流柔道部に移籍。美杉留美子と同じくスピードを信条としており、柔道を馬鹿にされると非常に怒る。三回戦は高熱を出していながらも浮落としで瞬殺。準々決勝はインハイチャンピオン相手に三船久蔵十段が創案した球車で秒殺。決勝戦では美杉留美子相手に内股すかしと空気投げで合わせ技一本を収めた。

第11位:美杉留美子/秒殺の女王

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鶴ヶ峰学園3年生で、第一女子柔道部主将。全国大会48kg級優勝。高校女子柔道では不敗を誇り、一滴の汗も流すことなく全ての試合時間が1分以内の一本勝ちをしていることから「秒殺の女王」の異名を持つ。実は凄まじい体臭の持ち主で、試合時間1分を過ぎると起こる発汗によって周囲の人間数百人を悶絶させるほどの凄まじい悪臭を放つ。実力で倒した相手から「臭いが凄くて負けた」と言い訳されないために秒殺の女王となった。体質のハンデがありながら柔道を辞めなかった。

第12位:後百太郎/応援団をまとめる副団長

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鶴ヶ峰学園3年生で、極端流柔道部所属。得意技は『大外刈』。応援団副団長で鹿斗典善の右腕。そこらの格闘系運動部が束になっても敵わぬ最強軍団・応援団の団長代行として新堂功太郎との死闘は学園内の語り草。空手の高段者だが柔道は素人で、極端流柔道部では補欠になることが多い。力任せの柔道でも十分に強く、空手家らしく豪快な足技を多用する。当初はルールも理解できていなかったが、最終的に大外刈り・足払い・大外車・払い腰・大外巻き込み等を覚えた。

第13位:渡瀬麻由美/高専柔道の業師

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鶴ヶ峰学園3年生で、極端流柔道部所属。功太郎の隣に住む幼馴染。運動神経と反射神経はかなり良く、数週間の練習で全中女子柔道48kg級準優勝者の井伊カガリを移り腰で一本を奪うまでに成長する。オーソドックスな柔道スタイルながら基本に忠実で、男子の全国トップクラスの選手を破るなど活躍を見せた。準々決勝では寝技のスペシャリスト相手に横三角絞めで一本。決勝戦の太刀根コユリ戦では寝技のレパートリーの多さを披露。寝技にマグレなし!

第14位:太刀根コユリ/寝技のスペシャリスト

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鶴ヶ峰学園3年生で、第一女子柔道部所属。元第三女子レスリング部。超人的な舌技など様々な変態的技巧を持ち、自分も女性なため女性の性感帯を知り尽くしている。女子レスリング部コーチからは十年に一人の逸材で、悪癖がなければ世界を狙えるレベルだと言われる。レスリング技術を主体とした柔道スタイルで、男子顔負けのパワーを誇り、寝技には絶対的な自信をもっている。決勝戦では渡瀬麻由美を圧倒的なパワーで追いつめるも最後は高専柔道史上幻の技と呼ばれる十字背負いで敗れる。

第15位:鹿斗典善/伝説の応援団団長

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学園史上最上級生。鶴ヶ峰学園50年生で団員数三百名をまとめる伝説の応援団長。身長数十センチの小柄な体格だが空手の達人で、功太郎や天光寺を簡単にあしらうほどの実力の持ち主。中国武術の発勁も身につけており、功太郎を『朽木倒し』でふっ飛ばした。しかし、初戦で元祖百人拳をだしたところギックリ腰になってしまい棄権負けをきしてからはネコ化してしまった。

まとめ

如月剣次は未登場のため、天光寺輝彦は自宅療養中のため選外としました。続編では新堂功太郎の母親が登場しましたが、未完のままとなっており、再開(復活)を期待して待ちたいと思います。