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【ヒメノスピア】感想ネタバレ第8巻(最終回・最終話・結末)まとめ

月刊ヒーローズで連載中の原作:村田真哉、作画:柳井伸彦による『ヒメノスピア』の最終巻8巻の最終回(最終話)を含めた感想ネタバレまとめ。結末(ラスト)はいかに!?

ヒメノスピア(8) (ヒーローズコミックス)

ヒメノスピア(8) (ヒーローズコミックス)

 

拉致した姫乃を餌に、セレナを罠に陥れた「王」の正体は、渚だった!?真実を知った姫乃は動揺の中、セレナの襲撃を受けるが…!?生と性を問うインセクト・サスペンス、怒涛の展開の果てについに終幕!!

第36話 渚
第37話 理
第38話 惑
第39話 訣
第40話 始
最終話 蜂

本編あらすじ

日本の総理大臣・真鍋進造と安達瑞は車ごと吹っ飛ばされるも、かろうじて二人とも生きていた。空爆してきたのは米軍機によるもので、狙いはセレナの兵士だった。真鍋はアメリカの大統領ロナルドと共謀し、日本の首都を攻撃。そして真鍋が「あの方」に言われて安達を第一優先で助けようとする真意とは…。

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ヒメノスピア(8) (ヒーローズコミックス)

その頃、セレナは服部渚が王で「あの方」と呼ばれている存在だと見抜く。姫乃はこれまでを思い出すが、ヒメノスピアを作ろうと促したのも、逃亡する事で公安に母を殺させ国家権力と対立する立場にまで姫乃を追い詰め楽園都市を作らざるを得ない状況を生み出したののも服部だった。セレナは一方で「解せぬ」と言い、何故、兵士如きが女王を差し置き、王たりえるのかがわからない。

1945年8月6日、セレナの指示によって日本に原爆が投下された日に自分は生まれたと話し出す。そして自分は兵士ではなく女王だと話す。戦後の恐慌と貧困の最中、お世辞にも幸福とは言い難い生活を強いられ、精神的にも肉体的にも疲弊した両親は唯一自分の意のままになる実の娘に対し鬱積の捌け口を求めた。

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ヒメノスピア(8) (ヒーローズコミックス)

10歳になる頃、服部は突如として女王となる。この能力が大人に知れればただでは済まないと気付いていた。そして彼の地に棲まう強大な女王の存在を…。先ず母親を刺し兵士にすると父親を殺害させ自殺を命じた。20年後、天涯孤独の身となる頃には少女は国を手にしていた。

屋敷で話をしている相手はまだ23歳の藤本康臣だった。藤本は他の女王に対抗するためにはもう一人女王を造り、服部自身は兵士に擬態し、その存在を敵から隠蔽しつつ戦う事を進言する。ただし問題はいつ何処に現れるか分からない蜂を捕らえるのは至難な点だった。

しかるべき設備と人材に投資してもらえれば10年以内に捕らえると話す藤本に、服部は投資することを決断。生涯の全てを蜂の研究に捧げることを条件に生まれたのがフジモト生物化学研究所だった。服部の知と財の全てを注いだが、それでも服部の悲願が叶うには42年の歳月が必要だった。

まだ課題は残っており、確実に女王を造るためには蜂が持つ女王因子を何らかの方法で体内に取り込ませる必要があると語るが、服部はすでに女王候補を準備していた。その女王候補として選ばれていたのが姫乃だった。すべてが思惑通りだったが、誤算は姫乃の針の形状が服部と違う点だった。考えた末に辿り着いた答えは、むしろ服部の針がイレギュラーな存在であることだった。

セレナは服部が女王でありながら兵士の針をもっていることこそが、服部の女王の能力だと語る。服部の能力は「擬態」。兵士に紛れ身を潜め、敵の目を眩ませ狙いを狂わせる隠蔽型の能力。さすがのセレナもこれまで正体が見抜けないのも道理だと納得する。

セレナの能力は「命令」。二股の形状をした針は、一つは服従を促し、一つは意思を伝達する役割をもっている。兵士にすると同時に命令を与える事で即座に作戦行動に組み込む事ができる速攻型の能力。この能力が功を奏し、他の女王との戦いを有利に運ぶ結果に繋がったと真鍋は分析する。

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ヒメノスピア(8) (ヒーローズコミックス)

真の支配者がわかったことで、隠れ蓑の遠藤姫乃は用済みとしてセレナの兵士が襲いかかるが、特務捜査課の黒田二郎と大貫が立ち塞がる。姫乃と服部は地下通路を進もうとするが、黒田を倒したセレナ達が追いつく。

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ヒメノスピア(8) (ヒーローズコミックス)

服部も撃たれて絶体絶命の状況。黒田は死の間際、姫乃の拘束具を解除。瞬間、本能的に針をセレナに刺す。姫乃の能力は「支配」。その能力は兵士のみならず、女王すら隷属させることができる。敵の巣をまるごと奪い全て我が物とし巨大な楽園を創り出す支配型の能力だと藤本は分析する。

セレナは殺したいという気持ちだけ消え失せたと話し、「私が求めていたものはこれだったのかと思えるほどにな」と清々しい気持ちになった。そして服部の勝ちだと宣言し、その場を去るのだった。

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ヒメノスピア(8) (ヒーローズコミックス)

最初は遺伝子の導きによって選ばれた唯の道具だと思っていたが、姫乃の針に刺されてから本当に姫乃が好きになってしまった。本当に愛してると最後の言葉を伝え服部は亡くなる…。

最終話

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ヒメノスピア(8) (ヒーローズコミックス)

セレナはアメリカに帰国後、合衆国を中心に世界各国を統合し、単一国家として再編成することを明言。簡単に言えばそれは世界征服だった。裏の世界ではなく表の世界で成し遂げるのは性に合わないとして、神輿は姫乃にすると話す。地球全域を治める国の名はヒメノスピアだと語る。

騒動から一年後…。安達瑞は姫乃の部下たちの応援によって生徒会長に就任。ところが肝心の姫乃は行方知れず。ミツバチの世界では新女王が誕生すると母親の女王は働き蜂の約半数を連れ、新天地を求め巣から旅立つ分蜂と呼ばれる行動をとる。藤本は自分に何かあった時も、安達を次の後継者にすることを初めから考えていたのでは…と推測する。

そしてここにきて新事実が。生き物にあってはならないモノ、蜂の体内からたった一個の細胞の表面に製造番号と思しき未知の文字列があることが発見された。それは何者かが蜂を使って人類を観察しているという驚愕の事実でもあった。

人類同士で小競り合いをしている場合ではないとし、いつか襲い来る外敵に備え、地球を一つの巣とする。それこそが姫乃の新天地であると藤本は語る。

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ヒメノスピア(8) (ヒーローズコミックス)

そのとき突然、保健室のドアが開かれる。そこには鉢植えをもったジャージ姿の姫乃が立っており、笑顔で「ただいま」と返事をするのだった!同じ頃、宇宙空間では一匹の蜂が地球を向いていた。まるで地球を観察しているようだったが、どこか宇宙の彼方に飛び去って行った…。

***感想・評価・考察***

ヒメノスピア(1) (ヒーローズコミックス)

ヒメノスピア(1) (ヒーローズコミックス)

 

結局、蜂の存在とは一体なんだったのでしょうか?最後の最後で謎の問題が浮かび上がったまま完結してしまいました。若干の打ち切り要素もあるような…ヒメノスピアもアニメ化を期待していましたが、どうなるのでしょうか?漫画原作者の村田真哉は現在連載中のキリングバイツも原作者でもあるので、こちらの続編も期待したいです。