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【キングダム】感想ネタバレ第11巻まとめ

【キングダム】感想ネタバレ第11巻まとめ

キングダム 11 (ヤングジャンプコミックス)

キングダム 11 (ヤングジャンプコミックス)

 

長平四十万の恨み。かつてエイ政が人質として過ごした国・趙。長平の戦い以来、秦に憎悪と怨恨を抱く趙国が、今、秦に侵攻! 危急の時、眠れる“秦の怪鳥”王騎が、ついに動く―――!! 

目次

第108話 三大天
第109話 趙の蹂躙
第110話 将の力量
第111話 任命
第112話 戦友集結
第113話 馬陽
第114話 王騎出陣
第115話 龐煖
第116話 武の結晶
第117話 理由
第118話 両軍揃う

本編あらすじ

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始皇3年の2月、20万以上の軍勢が隣国の"韓"へ出陣した。前年の魏国戦よりも大きい規模の戦となり、総大将は、大将軍•蒙驁。

 

現秦国の筆頭将軍である蒙驁。"白老(はくろう)"という名で列国に名が通っている大将軍ではあるが、定石通りの手堅い戦い方をする凡庸な将軍なので、弱小国の韓を攻める今回の戦の将には最適だった。1ヶ月が過ぎ、順調に韓へ侵攻する秦軍だったが、秦軍が韓の奥深くまで侵攻した頃、秦と趙の国境付近にある北東の城•"馬央(ばおう)"が陥落したという急報が入る。

 

際立った武将が不在である現在の趙国からは、当分動きはないと踏んでいた秦国側は、意表をつかれる。しかも、趙国といえばあの"長平の戦い"。秦に対する怨念は計り知れない。実際、陥落した馬央城下の住人は、老人•女から赤子に至るまでが皆殺しにされるという惨状となる。

 

かつて自らも秦人として趙で虐待される日々を送り、身をもって趙人の長平の恨みを体感している政は、趙の蹂躙行為の拡大を危惧し、韓へ侵攻中で兵力が不足している中、緊急徴兵令をかけて10万の軍を召集するよう命じる。

 

戦える者全てを強制的に徴兵したため、民間兵は軍編成もないままに進軍。精鋭揃いと予想される趙軍との兵力差が懸念され、この差は"将となる者の力量差"で埋めるしかないという状況だった。大物武将が韓に出払っている中、呂不韋は唯一咸陽に残っていた蒙武将軍を大将に任命しようとするが、昌文君がそれを制止する。

 

この戦は、本土に軍力が手薄である以上は、"攻守" の "守" が求められる戦い。蒙武の強さは圧倒的に "攻" に特化しており、"守" のない蒙武が軍を率いると大敗する恐れがあるからだという。激昂する蒙武だったが、昌文君は他に唯一 "攻" と "守" を兼ね備えた武将がいると返す。その時、突然正殿に王騎将軍が現れた。

 

何と、軍総司令の昌平君自らが、王騎に秦の総大将を引き受けてもらうために軍議に呼んだのだという。昌平君が王騎を総大将に推す理由は、まさに昌文君と同じだった。納得できない蒙武をよそに、王騎は"任命式"と称して人払いをし、政と2人だけに。

 

王騎は政に、「王位について3年、王をつとめた感想を聞かせて欲しい」と発言。王らしいことは何もしていないと答える政に、王騎は"昭王から預かっていた政への伝言"を伝えるのだった。


そして政から正式に10万の軍の総大将に任命された王騎は、蒙武を副将に置き、陥落した馬央の姉妹都市であり、趙軍に攻め込まれている最中の"馬陽(ばよう)"へと向かうこととなる。王騎出陣の前日。昌文君が王騎のもとをたずね、あれ程秦軍を率いることを拒んでいたのに、なぜ今回は昌平君の召集に応じたのかと問う。

 

王騎はその質問には答えなかったが、昌文君は、"馬陽"が"六大将軍"であった王騎と摎(きょう)・そして昌文君の3人が主となり、かつて趙から奪った城だったことに気づく。そして摎(きょう)が、龐煖(ほうけん)という何者かも分からない男に討たれた地であったことも。昌文君は、此度の王騎総大将受諾は摎の弔いの地である馬陽を守るためであると理解し、「そろそろ六将としての自分とは決別したい」と再出発を望む王騎の出陣に納得するのだった。


一方、無国籍地帯の平定を成し遂げた信は、王騎将軍直属の"特殊百人部隊"の百将として出陣することが決定。尾平、田有、沛浪ら魏との戦で共に戦った仲間や、魏から趙に移っていた仇を追うために戻ってきた羌瘣が加わり、おなじみのメンバーが集結。無国籍地帯の平定を共に達成させた渕さんと、羌瘣の2人が副将となり、信の百人隊が完成した。


そのころ咸陽では、王騎の出陣後、趙軍の総大将の名前が判明したという知らせが入る。その名は何と "龐煖" だった。陣営の誰もが龐煖の名すら知らぬ中、昌文君だけがその名を聞き油汗をたらす。

 

当時、六将である摎が、"武将でもない得体の知れぬ男に討たれたという事実"は王騎と昌文君によって隠蔽されており、摎は"病死"したと報告、龐煖という男はそもそも"存在しなかった"ことになっていたのだ。

 

摎が討たれた後、駆けつけた王騎に殺されたはずの龐煖は生きており、9年後の現在、趙の新たな "三大天" の1人となっていた。2人の過去を知る昌文君は、龐煖の名を聞き、今回の戦で王騎が総大将を引き受けた本当の理由を理解したのだった。この戦は、王騎と龐煖の因縁の戦いなのだ。


数日後、信ら秦軍はついに馬陽へ到着。先鋒隊である蒙武軍が配置につき、いよいよ開戦の刻がやってきた。