週刊少年ジャンプに連載していた和月伸宏の大人気漫画『るろうに剣心』の史実を含めながら誰が一番最強なのか強さランキングをまとめてみました。
- 第1位:比古清十郎
- 第2位:緋村剣心
- 第3位:志々雄真実
- 第4位:雪代縁
- 第5位:瀬田宗次郎
- 第6位:斎藤一
- 第7位:相楽左之助
- 第8位:沖田総司
- 第9位:四乃森蒼紫
- 第10位:不二
- 第11位:悠久山安慈
- 第12位:永倉新八
- 第13位:桂小五郎
- 第14位:鵜堂刃衛
- 第15位:神谷薫
- 第16位:巻町操
- 第17位:明神弥彦
- 第18位:雷十太の子分
- 第19位:宇治木(警察官)
- まとめ
第1位:比古清十郎
十三代目飛天御剣流継承者で緋村剣心の師匠。恵まれた体躯と凄まじい筋肉量を誇り、43歳にして筋骨隆々の化物。重さ10貫(約37.5kg)の肩当と筋肉を逆さに反るバネが仕込まれている白外套を装着しているにも関わらず剣心を圧倒する実力があり、誰がランキングしても堂々の1位を獲得している名実ともに作中最強キャラ。
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第2位:緋村剣心
本作の主人公。幕末最強と謳われた伝説の人斬り抜刀斎。飛天御剣流の使い手だが、年齢のためか、あまり技はだしていない。29歳と肉体のピークは過ぎているから仕方ないよね。むしろ奥義こそ伝授されていないが、幕末時代の15歳前後が一番強かった全盛期と考えられる。しかも結婚も15歳と早い。モデルは佐久間象山を暗殺した河上彦斎とされている。
第3位:志々雄真実
元・長州派維新志士で、剣心が担当していた暗殺家業を引き継いだ。火属性キャラ。自然発火能力の体得者。全身に火傷を負っていなければ剣心よりも強かった。
第4位:雪代縁
上海マフィアのボスで剣心の義弟。狂経脈という全身の神経の反応速度が異常に良くなったおかげで天御剣流奥義「天翔龍閃」を打ち破った。完全に独学で作中トップクラスの実力を身に着けた天才。ただし、神経が太くなっても筋肉がないと反応速度って上がらないのでは…。
第5位:瀬田宗次郎
十本刀の一人。通称『天剣の宗次郎』。十本刀最年少にして最強の剣士。微妙に中二病が発症し、やられてしまうが、驚異的な脚力から繰り出される超神速の移動術『縮地』は本来は作中最強と言っていいほどの能力である。
第6位:斎藤一
元・新選組三番隊組長。幕末の京都時代から、剣心とは何度も戦いながらも決着がつかなかった宿敵。実戦においては天才・沖田総司より強かったとされており、戊辰戦争を生き抜いた数少ない新選組幹部。歴史小説『燃えよ剣』や『壬生義士伝』でも登場する。
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第7位:相楽左之助
元・赤報隊の準隊士。通称『喧嘩屋斬左』と呼ばれ、異常な打たれ強さを誇る。本作でも指折りの実力者だが、京都編終盤で三重の極みの影響で右手に大きな損傷を受けてしまったため人誅編からは本来の実力がだせなくなってしまった。二重の極みが当たれば一撃必殺のため、怪我さえなければ最強の一角に入る実力者。
第8位:沖田総司
元・新選組一番隊組長。原作では一瞬でしか登場していないにもかかわらず人気キャラランキングで上位に来るほど。かわいらしい顔立ちながら新選組最強と言われ、新選組助勤筆頭を務めた。得意技の三段突きはあまりにも有名。本作登場時ではすでに結核の症状が出ており、史実では25歳の若さで亡くなる。
(出典:『るろうに剣心』7巻)
第9位:四乃森蒼紫
御庭番衆最後の御頭。小太刀二刀流と格闘術格闘術「御庭番式拳法」の使い手だが、江戸城警護や諜報活動を得意とする組織の長だけにもっと忍術ぽい技があってもよかった。
第10位:不二
十本刀の一人。通称『破軍(乙)の不二』。比古清十郎の九頭龍閃に敗れるも「今の一撃、申し分なし」と弟子(剣心)よりも高い評価を受ける。相手が比古清十郎のため弱いように思えるが、十本刀の中でもかなり強いと思われる。もしもアジトに残っていたらどうなっていたことか…。志々雄一派壊滅後は北海道の屯田兵になったことから、北海道編で登場する可能性があるかも。
第11位:悠久山安慈
十本刀の一人。通称『明王の安慈』。実力的には宗次郎や宇水に次ぐ十本刀の三番手の強者。相楽左之助に二重の極みを伝授した師匠。本作では相楽左之助に負けてしまったが、刀剣を使った二重の極みの応用技ができたり、肘打ち、足踏み、裏拳での二重の極みを両手両足で使用したりなど総合力では相楽左之助より上。もしも最初から全力を出していれば勝負は違った決着になっていたと推測される。
第12位:永倉新八
元・新選組二番隊組長。本作では名前(役職)だけ登場しており、抜刀斎時代の剣心と何度かやりあっている作中トップクラスの剣豪。ヤングジャンプ『ゴールデンカムイ』で土方歳三と共に登場しているので要チェック。戊辰戦争を生き抜いた数少ない新選組の幹部で北海道編での登場が期待されている。
(出典:『るろうに剣心』7巻)
第13位:桂小五郎
長州派維新志士で、維新三傑の一人。後の木戸孝允。本作では戦闘シーンは一切ありませんが、史実では神道無念流(練兵館)に入門し、免許皆伝を得ています。練兵館では塾頭を務めるほどの腕前で、北辰一刀流の坂本竜馬以外には負け知らずの剣の達人だと高杉晋作に言われるほどの実力があり、剣心レベルの実力が予想されます。しかし、剣心を人斬りにした引き換えに、自らは長州派志士の御輿として徹底して血に汚れまいと戒め、それ以来刀を抜くことはなかった。奇しくも敵対する永倉新八や伊東甲子太郎と同じ流派だった。
第14位:鵜堂刃衛
金で人斬りを請け負う浮浪(はぐれ)人斬り。元・新撰組隊士であったが、主義や思想などは持たず、人間を斬りたいという欲望から、不要な殺人も行っていた。そのため新撰組から粛清されそうになるも、逆に返り討ちにして脱退。明治に入ってからも、要人暗殺請負人「黒笠」として人斬りを続けていた。
第15位:神谷薫
神谷活心流道場師範代。剣術小町と呼ばれるほど可愛く強い。周りが強すぎるため弱いように見えるが、女性としては作中で一番強いと思われる。活人剣と言いながらも、相手の膝関節を破壊する結構エグイ技がたくさんある。
第16位:巻町操
隠密御庭番衆の一人。御庭番式苦無術と御庭番式拳法を使いこなすくノ一。隠密活動の組織のわりに潜伏活動や攪乱攻撃は不得意そうで、目立ちたがりで格闘術の能力が高い。
第17位:明神弥彦
神谷道場に入門して以降、作中で一番レベルアップしたキャラ。十歳ながら数々の敵を倒しており、登場人物の十歳時点で比較すると最強と思われる。最終巻では神谷活心流道場師範代にまで昇進。東日本でも五指に入る腕前になった。
第18位:雷十太の子分
石動雷十太の子分。剣術集団「真古流」の一人。数名で神谷道場にいる剣心を襲撃するも返り討ちにあう。しかし、のちに剣心から「双身刀の男はなかなかの手練れだった」と評価されていた。
第19位:宇治木(警察官)
警部補にして剣客警官隊の隊長であり、示現流の使い手。本作ではやられキャラだが、史実では薩摩藩の古流剣術『示現流』は新撰組局長・近藤勇をして「薩摩者と勝負する時には初太刀を外せ」と言わしめるほど強かった。
まとめ
独断と偏見でトップ15をまとめました。他とは違ったランキングになりましたが、皆さんは全て覚えているでしょうか。1990年代のジャンプ黄金期を支えた漫画ですが、2017年から続編になる北海道編が始まっています。今後の展開が楽しみですね!