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【ダイの大冒険】最強キャラを決める強さランキングトップ26

週刊少年ジャンプに連載していた監修:堀井雄二、原作:三条陸、作画:稲田浩司の大人気漫画『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』の最強ランキングをまとめてみました。なお強さは最終戦時点を基準としています。

第1位:竜魔人ダイ

本作の主人公。竜の騎士の最強戦闘形態である竜魔人化したら大魔王にも「化物め」と言われるほど完全無欠の戦闘力を誇る。獣のような殺気も備わり大魔王すらガクブルさせていた。素手で大魔王を圧倒するほど格の違いを見せつける。人間、魔族、龍族あらゆる種族の中で最強の存在。

第2位:真・大魔王バーン

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最終ボス。攻撃・防御・魔法の三つを同時に使用する無敵の必殺奥義『天地魔闘の構え』でダイ一行を圧倒する。やはり最後は自分の身体が最強の武器になるのか。原点回帰の発想こそ強者の証。魔界に太陽の光を降り注がせたいがために地上制服をもくろむ。むしろ太陽くらい作れそうな気がする。

第3位:勇者ダイ

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本作の主人公。竜魔人化する前のダイ。ドルオーラを放てることからバランの竜魔人と同等以上の戦闘力を誇る。キルバーンから進化する小さな魔人と評価されるほど成長速度が早い。なお装備しているダイの剣は自ら意思をもっており、自由に抜く事は出来ない仕様と、呪われた武器に見えなくもない。最終話で生きていることが明かされるが、どこにいるのか行方不明中。

第4位:ミストバーン

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バーンの側近。当初は魔王ハドラーの部下の一人として登場したが、その正体は凍れる時の秘法で肉体年齢を止めたバーンであることがラスト直前で明らかになる。魔王軍最強を自負し「体の強さにおいては今の私の方が上だ」と宣言。闇の衣を脱いた状態での必殺技フェニックスウイングはポップのメドローアをはじき返し、作中トップクラスのヒムとラーハルトの連携攻撃すらダメージを受けない無敵状態。

第5位:老バーン

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2回攻撃ができる魔力と叡智のみを残した姿。ドラクエでよくある第一形態。光魔の杖を使えば肉弾戦も可能。しかし、ダイ戦で魔法力を使いすぎる初歩的ミスを犯し、ザボエラが介入しなければハドラーにやられていたかも!?過去によく竜の騎士に狙われなかったことが不思議。

第6位:バラン

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魔王軍の超竜軍団長。通称『竜騎将バラン』と呼ばれ、純血の竜の騎士にして、竜の騎士の歴史の中で唯一できちゃった結婚をした漢。色々あって息子を容赦なく殴るDVパパに変化してしまった。竜魔人化した際は超魔生物となったハドラーすら圧倒したが、黒の核晶の爆破を阻止するために命を落とした。大魔王バーンにすら『底知れぬ殺気』と言われた。バーンにとっては宿敵ヴェルザーを倒してくれた功労者だから、もっと厚遇していてもよさそうな気が…。

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第7位:ヴェルザー

バーンと魔界を二分する勢力であった竜族の王。数百年前に雷竜ボリクスとの真竜の闘いと呼ばれる死闘を制し「冥竜王」の称号を得たが、バランとの死闘で敗れる。バーンと争えるレベルなのにバランに負けるとは何事か。本来ならば不死身の魂で時を経て蘇ることができたが、天界の精霊達に魂を封じ込められ、石と化して魔界の奥地に幽閉される。ただ結果的にバーンが死んでダイが姿を消している中で生き延びているから勝ち組。過去には魔界の超爆弾【黒の核晶】を使ったら自分の領地を消滅させてしまった可愛いミスがある。

第8位:ポップ

アバンの使徒で魔法使い。もう一人の主人公とも呼ばれ、名言も多く、ダイのためなら自身が死ぬことも厭わない勇気と覚悟を持っている。ダイのためにメガンテを唱え、死してなおダイを助けるシーンは作中最高の名シーンで、何度読んでも涙する。

当初はメラゾーマが使える以外は特に役に立たない弱虫キャラだったが、最終的に最強の一角を担う人物に育った。大魔王との最終決戦では単身でバーンのカイザーフェニックスを破るなど一対一で勝てる人物は少ない。魔法使いはヒョロイイメージがあるが、ガッシリした筋肉質な肉体も持っている。

一撃必殺の究極魔法メドローアを覚えて以降はパーティの主役級になり、ポップ専用武器『ブラックロッド』のおかげで攻撃力も高く、回復も自分でできるユーティリティープレーヤー。キルバーンからも「成長度だけならダイ以上」「あのタイプはチームのムードメーカーになるから真っ先に消した方がいい」と評価され、ミストバーンにフェニックスウイングをはね返されて消えたときはパーティ全員が希望を失った。

第9位:ハドラー

魔王軍の魔軍司令。魔王らしくメラゾーマ、イオナズン、べギラゴンを使え、格闘家と魔法使いがミックスした戦闘スタイルが特徴。作中で一番わかりやすいレベルアップしている。大きな野望を抱き、日々努力を重ね、夢に向かって手を尽くし、何度やられても立ち向かう姿はむしろ勇者のそれである。

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同10位:ヒュンケル

魔王軍の不死騎団長にしてアバンの使徒。鎧の魔剣の元の持ち主で、デイン系以外の魔法が効かない。本来は剣士であり、剣の腕ならロンベルクにも劣らないと言われるほど剣技では人間最強クラス。槍においても瞬く間にアバン流槍殺法をマスターするなど非凡な才能を見せる。空裂斬を使えるのでアバンストラッシュも使えるはずだが、反抗期でグレていた時期があるためアバンストラッシュを封印している。

同10位:ラーハルト

竜騎衆最強の男。魔族の父と人間の母の混血児で槍術の達人。鎧の魔槍の元の持ち主。ベストタイミングで息を吹き返した。竜の血を飲んだあとは作中最速と目されるスピードの持ち主でミストバーンと渡り合った。

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同10位:ヒム

ハドラー親衛騎団。チェスの兵士(ポーン)の駒より生み出された格闘戦士。昇格(プロモーション)したことで闘気を扱えるようになった。武闘家にメタルスライム並の守備力と魔法防御力が備わった存在。無茶苦茶つえぇ。スピード型と相性が悪いらしいが、ミストバーンとは相性が良い。

第13位:アバン

人間の勇者。アバン流殺法を編み出した開祖で、アバンストラッシュの生みの親。学者の家系ながら剣・槍・斧・弓・鎖・牙(徒手)も極めており本人曰く武芸百般。賢者しか使用できない破邪魔法『マホカトール』や、魔法使い専門の『ドラゴラム』も扱え、ポップからも「あの人は特別製」と言われるほど突出した才能をもっている。

さらに魔弾銃やゴールドフェザーなどマジックアイテムの開発も得意と多芸多才。最終戦ではダイの半分以下の戦闘力だと低めに自己分析しながらも、魔王軍からの評価は最も高い。キルバーン「師匠の方のムカつき加減はそれ以上だ」、ミストバーン「あまりに秀ですぎる能力を抑えこむかのようなその立ち振る舞い」と最大級の賛辞?をもらい、バーンからも「もっとも厄介な男」と警戒されていた。能ある鷹は爪を隠す。

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第14位:キルバーン

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バーンの側近。通称『死神』と呼ばれ、大魔王バーンですら「さしもの余も残酷さではお前にはかなわん」と言わしめる。大魔宮バーンパレス内に数々の殺しの罠(トラップ)を仕掛けており、自分が戦うよりも罠にかけるほうが得意。トランプ枚数から推測して合計52の罠があったと推測されるが、登場したのは「ダイヤの9」のみ。本来の主は冥竜王ヴェルザー。その本性は最終話で明らかになる…。

第15位:ロン・ベルク

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魔界の名工と呼ばれる武器職人にして超一流の剣の達人。必殺技『星皇十字剣』で超魔ゾンビを倒した。しかし、反動が大きすぎるため一撃しか放てない弱点があり、回復に数十年かかる。常に酒浸りでアルコール依存症確実。

第16位:ザボエラ(超魔ゾンビ)

大量の死肉の集合体が集まってできた超魔生物。妖魔士団団長ザボエラの奥の手として地上戦では無敵のように思えたが、ロン・ベルクの星皇十字剣の前に破れた。メドローアもしくはドルオーラ級の技でないと倒せないと推測される。

第17位:ブロキーナ

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武神流拳法を編み出した拳聖。マァムからは老師と呼ばれ実力は老いてなお一級品。一本の羽毛の如き動きは、敵のリーチの内側にいたほうがむしろ安全であり、ヒムに「格闘の教科書の様な戦い方だ」と驚かれた。

しかも「枯木のようなボディ」は風に舞う木の葉の如く攻撃を吸収し受け流す極意も身に着けている。本気を出せば本当の力を解放したミストバーンすら手も足も出ないほど圧倒できるが、高齢のためスタミナ不足が欠点。1分だけでアバン時代のハドラーなら余裕で倒せそうな…。決着は若い世代のアバンに任せたのかは不明。チウを改心させたことから第2職業は魔物使い(テイマー)の可能性がある。

第18位:マァム

アバンの使徒で武闘家。当初は僧侶だったが、旅の途中で拳聖ブロキーナに師事し、武闘家に転職。武神流拳法を習得しているが、閃華裂光拳が中心。生物相手なら一発あてれば逆転できる強みがある。もしかすると一部の技しか使えない可能性も。修業期間が二十日だけなので閃華裂光拳を覚えただけでも立派。ガス生命体のミストバーン本体に乗り移られるとアバン、ヒム、ラーハルトの3人同時を相手にしながら圧倒する実力を見せる。ミスト曰く「相手を気遣って普段使っていない力がかなりある」と指摘されており、最初から全力で倒しにいけば、状況次第で最強と言われるだけの実力が備わっている。

第19位:アルビナス

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ハドラー親衛騎団。チェスの女王(クイーン)の駒より生み出された親衛騎団のリーダー格。シグマをも凌ぐ圧倒的なスピードが、それが仇となってマァムに敗れる。最後はオリハルコンで出来ている身体が自爆。

同20位:フェンブレン

ハドラー親衛騎団。僧正(ビショップ)の駒より生み出された狩人。バランへの奇襲に成功したが、ダイに横やりを入れられ敗北。

同20位:シグマ

ハドラー親衛騎団。騎士(ナイト)の駒より生み出された槍使い。跳躍と速度でこのシグマに勝つのは天馬とて無理と自称しているが、ラーハルトやアルビナスのほうが速く見える。一人だけ伝説の武具『シャハルの鏡』を持っている。ズルい。どのような経緯でシグマが所持することになったのかが興味深い。

第22位:マトリフ

ポップの師匠で、元アバンの仲間。オリジナル魔法を幾つも開発しており、弟子のポップに授けた。暗黒闘気でパワーアップしたハドラーを魔法で圧倒しており、三流魔王と完全に格下扱いする。アバンとハドラーの最終決戦時にはメドローアを習得していたが、マホカンタにビビッて使用回数は極わずか。最初からマトリフがハドラーと対決していたらマトリフ一人で勝利していたのでは…

第23位:クロコダイン

元魔王軍百獣魔団長で『獣王』の二つ名を持っている。終盤の真バーン戦では戦力外とされてしまうが、バランのギガブレイクさえ耐えきる強靭な肉体をもっており、体力だけならトップクラスの重量級パワーファイター。大魔王戦の前に編み出した新必殺技『獣王激烈掌』だが、実戦では数回しか使われず、正体を現したミストバーンには足止めにもならなかった。

第24位:ノヴァ

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リンガイア王国出身の勇者。通称『北の勇者』。勇者を名乗るだけあって、上級魔法マヒャドができたり、闘気剣(オーラブレード)ができたり万能型の魔法戦士。ただアバンの使徒が強すぎることや登場時期が遅かったためレベルが低いように思えるが、本来は闘気と魔法が使える希少な存在。不遇なところがドラクエ6のテリーに似ている。ダイにアバンストラッシュクロスの実験台にされ、殺されかけた。

第25位:フレイザード

魔王軍の氷炎魔団長。魔王軍の斬り込み隊長と呼ばれ、五本の指からメラゾーマ五発分を同時に放つ「フィンガー・フレア・ボムズ(五指爆炎弾)」を得意技としている。マトリフ曰く「生まれたてでレベルが低かった」らしく、成長していれば極大消滅呪文メドローアを使えるようになっていた可能性がある。

攻撃力の高い五指爆炎弾を連発していれば形勢逆転していた可能性は大いにありうる。ただし、ゲームに忠実に考えると呪法生命体とはいえ魔物でも魔法力は必要なため、連発はできなかったのかもしれない。メドローアも使えるだけの魔法力がそなわっているのやらどうやら。

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第26位:チウ

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格闘家のおおねずみ。モンスターだけで構成された獣王遊撃隊を結成。仲間のモンスターを増やして、二代目百獣魔団長を襲名しようと画策している野心家。ドラキー、ドロル、アルミラージ含め12名(+隊員候補2名)まで増やしていた。

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まとめ

最終回ではダイが消えた謎が残されたまま完結しており、続編となる魔界編や天界編を期待する声もあります。ジャンプ黄金期を支えた名作として男性女性問わず人気ですよね。不朽の名作として読み続けていきたい作品です。

追記:2020年秋に完全新作アニメ化される予定!